本記事は一部にプロモーションを含みます
投稿日:2019年3月26日 | 最終更新日:2021年8月23日
Q:山本先生にとっての魚拓とはなんですか?
山本先生:いろいろなきっかけで50歳の時に地元だった東松山に戻ることになり、中学時代のメンバーと再会しました。
お互いのことを話しているうちに私がやっていたカラー魚拓に興味を持ってくれて、その時にインターナショナル魚拓香房を作りました。まずは楽しくやってほしい、今でも私は趣味として魚拓をやっています。なぜインターナショナルだったのかははっきりとは覚えていませんが、今ではたくさんの外国の方たちと魚拓を通して交流をすることができました。これからももっと多くの外国人旅行者に日本の文化としてのカラー魚拓を習いに来てほしいと思っています。
(現在は体力的なこともあり見学はOKだが、教えるのはあまりやっていないそうです、外国の方へもっと魚拓を広めたいという思いもあり、少人数であれば外国の方へ魚拓を教えることはされているそうです。)
Q:カラー魚拓をしていて一番こだわっているところはどこですか?
山本先生:目です!目だけは筆を使って描いてます。それ以外は筆で修正を入れたりすることはしません。最後に命を吹き込むように、その魚がどんな生き方をして今ここにいるのかなどを感じて、どんな目をしていたのかを想像し筆を入れています。
Q:通常の魚拓とカラー魚拓の違いを教えてください
山本先生:皆さんが魚拓と聞いてイメージする通常の魚拓は『直接法』といって、直接魚に墨を塗って布(又は紙)で覆い魚拓を取ります。それとは違いカラー魚拓は『間接法』というやり方で、魚に直接インクをつけず、布(又は紙)の上から色を付けていきます。私はどちらの魚拓もやっています。
ただ、私は直接法で墨一色の必要ない!と思っております。好きな色を使ってその人の感性で魚拓をやってほしいと思っています。