投稿日:2019年6月3日 | 最終更新日:2021年8月18日
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※記事内容の一部を変更・追加しました。(2021年8月18日)
夏場のキャンプに保冷材は欠かせません。
バーベキューをしたり燻製をつくったりするには大量の生肉が必要ですが、キャンプ場に到着するまで、食材が痛まないようにしっかり冷やさなければなりません。
夜、焚き火を囲みながら仲間と語り合うときも、キンキンに冷えたビールがあると盛り上がります。
冷蔵庫付きのキャンピングカーで出掛けるのでなければ、「保冷剤+クーラーボックス」が「冷たくするグッズ」の主役で、保冷剤もキャンプのマストアイテムです。
ここでは持ち運びが便利で、効率的に冷やすことができる「これぞキャンプ用の保冷剤」といえる3種類を紹介しつつ、その他、保冷剤の使い方のコツや急に必要になったときの調達方法も解説します。
夏場のキャンプで大活躍する「保冷剤」
生肉、生魚、バター、ビール、ジュース…いずれもキャンプ場に持っていきたいものばかりです。
しかし、自宅を出発してからキャンプ場まで3〜4時間かかることは珍しくありません。もっと言えば、これらの食材や飲み物を口にするまでキャンプ場に着いてからさらに数時間かかるかもしれません。
夏場に野菜や肉などの生鮮食品といった食材を常温保存すれば、確実に腐ったり溶けたりぬるくなったりして、キャンプが台なしになりかねません。
このようなことを考えると、食材をしっかり冷やすために大量の保冷剤を持っていきたくなりますが、それでは荷物がかさばってしまいます。
保冷剤の量は必要最小限にとどめておきたいところです。どれくらい用意すればいいのでしょうか。
どのくらいの量の保冷剤を持っていけばいいの?
保冷剤の量は、クーラーボックスの4分の1を目安にしてみてください。3分の1だと食材がクーラーボックスに入りきらないですし、5分の1だと保冷効果が期待できません。
ただ、クーラーボックスの4分の1は「あくまで目安」と捉えておいてください。なぜなら、保冷剤の性能によっては、もっと少なくても効果が出ることもありますし、もっと多くしなければならないこともあるからです。また、外気温が高くなれば、より多くの保冷剤が必要になります。
キャンプに出掛けるたびに「保冷剤メモ」を取っておきましょう。保冷剤の製品名、保冷剤の量、食材の量、クーラーボックスの容量、外気温、使用時間などを記録しておくのです。保冷剤メモを5回ぐらい取れば、最適量を導き出すことができるようになります。
大きいサイズのメリット&デメリット
保冷剤は大きいサイズのほうが効果としては持続しやすいため、オススメです。ただ、小さいサイズの保冷剤も用意しておいてください。なぜなら、小さいサイズの保冷剤があると、クーラーボックスに食材や飲み物を入れたときに生まれる空間に挿入することができるからです。
大きい保冷剤のみ購入すると、「クーラーボックスからビールを出すか保冷剤を出すか」という究極の選択を迫られてしまうかもしれません。
キャンプのマストアイテム!保冷剤オススメ3選
それでは「これぞキャンプ用の保冷剤」を3つ紹介します。
寿命が圧倒的に長続き!ロゴス 氷点下パックGTマイナス16度ハード1200
アウトドア用品で人気のロゴスより販売されている保冷剤「氷点下パックGTマイナス16度ハード1200」は、重量1.2kg、サイズ25.5×19.5×3.5cmという「しっかりサイズ」です。
この製品の売りは、なんといってもその保冷力。表面温度はマイナス16度になります。つまり、冷蔵庫より食材を冷やします。
ロゴスでは「一般保冷剤の8倍の保冷能力」とPRしています。
「徹底的に冷やしたい」という方には、この製品をオススメします。ただ、値段が高いので、まずは1~2個ほど購入して、あとはコスパが高い保冷剤で補ってみてはいかがでしょうか。この保冷剤に限らず、キャンプ用品は単価が高いものが多いので、少しずつ増やしていったほうがいいでしょう。
コスパ最強!アイリスオーヤマ 保冷剤 ハードCKB-800
コスパを狙うならアイリスオーヤマの「保冷剤 ハード CKB-800」です。1個だと852円ですが、3個セットだと1,053円です。重量985g、サイズ28.8×19.5×2.2cmで、先ほどのロゴスの保冷剤よりはやや小ぶりですが、それでも1kg近くあるのでどっしりタイプです。
荷物にかさばらない小さいタイプ ロゴスの保冷剤 アイスポケット200g
やはりロゴス製なのですが、この保冷剤「アイスポケット200g」は、重量200g、サイズ15.2×10.2×1.8cmのコンパクトサイズです。そのうえソフトタイプなので、凍らせるときに形をつくっておけば、クーラーボックスの隙間に「スルッ」と入ります。表面温度は0度です。