投稿日:2019年7月21日 | 最終更新日:2021年8月18日
初代から改良された次代「TJ」
本記事は一部にプロモーションを含みます
出典:Jeep-japan
1996年に販売が開始されたのは、「YJ」から改良を加えられた「TJ」と呼ばれるモデルです。このTJというモデルでは、YJと比較してハンドリングの向上が行われたほか、1999年からは燃料タンクの容量増加や、ホイールデザインの変更、そしてダッシュボードの変更なども行われ、ボディカラーも追加されました。このTJモデルは2006年まで生産・販売が行われたモデルです。
SUV化が進んだ「JK」
出典:Jeep-japan
2007年から発売された次代モデル「JK」は、前代のTJと比べて大幅な大型化が施されました。また、4ドアモデルがラインナップに加わり、いわゆるSUV化が進みました。アウトドアという場面においては、何かと荷物が多くなり、また車載スペース・乗用人数も多くなりがちです。大型化したJKは、アウトドアの場面によりマッチするように作られた車種であると見る向きもあります。またメイン市場である北米市場では、ファミリーにとってのセカンドカーとして認知されていたジープ・ラングラーは、ファミリーにとってのメインカーとなりえる立ち位置となったのです。また、これまでのラングラーではオフロードの走行がメインであったのですが、JKでは大型化したにもかかわらず、むしろオンロードでの操作性が格段に向上しているほか、トレッド幅の拡大によって乗り心地についても大きく改善されました。これによって、ジープ・ラングラーはオンロード・オフロード双方で使える車となったのです。
さらに乗用車としての使い勝手も向上「JL」
出典:Jeep-japan
2018年から発売された、「JL」モデルは、2ドアの「スポーツ」と、4ドアの「アンリミテッド・スポーツ」、「アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション」の3モデルがあります。このJLモデルは、先代のJKよりもさらに乗用車としての使い勝手も向上したモデルとなりました。というのも、車体の揺れ・動揺が抑えられ、かつ静音性も高まりました。これによって、完全なる「アウトドアカー」という位置づけであったかつてのジープ、ジープ・ラングラーからさらに、日常でも気軽に乗れるモデルとなったのです。また、操作性も向上しています。従来は、一般道では「2H」をトランスファーレバーで選択しておき、4躯での稼働をしたいときには4H・4Lを選択するというものでしたが、このJLモデルでは「4H AUTO」へレバーを入れておけば、路面や走行状況に応じて駆動を配分してくれます。これによって、運転者の大幅な負担軽減につながったのです。
実際にジープに乗る人が感じる、ジープの魅力
ジープは、その設計思想やスペック・性能において読み取れる魅力というものが多くあります。とはいえ、「実際に乗ってみなければわからない」というジープの魅力もあるでしょう。では実際にジープに乗っている方々は、ジープにどのような魅力を見出しているのでしょうか。
質実剛健でありながら洗練されたデザイン
出典:Jeep-japan
ジープは、ひと目見ただけでそれとわかるデザインを採用し続けています。これまで幾度の仕様変更やデザインの微妙な変更はあったものの、大きな変更はないのです。このデザインを愛好する人は多く、特にその質実剛健さ、無骨さについては、明らかに「四輪駆動」を感じる、アウトドア向けの車、頑丈で信頼できる車、という頼もしさを持っています。このようなデザインを持つジープを所有するという満足感もまた、ジープの人気のひとつであるのです。
キャンプや海水浴など、「過酷な環境」にベストマッチ
出典:Jeep-japan
ジープという車は、質実剛健でいかにも「アウトドア向け」という印象を受けるデザインです。またデザインだけではなく、簡素化された構造、堅牢な車体と、実際にアウトドアアクティビティのためのアクセス、悪路の走破にぴったりの車の仕様・特性は、アウトドアアクティビティをする方にとって大きな魅力のひとつです。また、ジープはホイールベースが長く、長い直線の運転の際にすぐれた安定性を発揮します。これは、アウトドアスポットとなる遠方へ、高速道路を使いアクセスする場合に便利な性能なのです。