シティ乗りBMWがアウトドアに最適なワケ~BMW 218d グランツアラー~

投稿日:2021年2月28日 | 最終更新日:2021年8月18日

本記事は一部にプロモーションを含みます

アウトドアに向いた車といえば、TOYOTAのランドクルーザーやJEEPのラングラーなど。
見た目も大きくゴツゴツとしたイメージですよね。

しかし、今回はシティ乗りのイメージが強いBMW車の紹介です。
我が家の愛車グランツアラー218d。

この車はアウトドアを始める数か月前に購入したものです。
もちろんアウトドアを始める前なので、アウトドアのことは一切考えずに購入に至ったわけですが。

4人家族の乗用車として検討している際、かぶりがちな国産の箱型ミニバンは避けたいという思いがありました。
しかし、知人を乗せる機会もあるため三列シートは必須でした。
SUV等の車だと手狭です。
そこでたどり着いたのがこの車。

そしてアウトドアに出かけるようになった今、「この車にして良かった!」としみじみ思うのです。
今日はそんな理由をじっくりと紹介していこうと思います。

218dグランツアラーってどんな車?

218dグランツアラーは、最大7人乗車可能のミニバンです。
ミニバンといえばファミリーカーの定番。
荷物はたくさん積めますし、車高もそう高くはないため子どもでも乗り降り、また乗せ降ろしもしやすい特徴があります。
グランツアラーもまさしくそんな車です。

そして、BMWミニバンにして初の3列シート。
ミニバンといえば箱型タイプが主流になってきている為か、今はもう生産されてないESTIMAやWISHに似たフォルムです。

全長×全幅×全高: 4,585×1,800×1,640(mm)
ホイールベース: 2,780mm
車両重量:1,720kg
トランスミッション形式:8速AT
燃料タンク容量:61ℓ(軽油)
タイヤ・サイズ:205/55R17

積載量がウリ

一番推したいのが積載量です。
コンパクトなキャンプをされる方だとしても、あって困るものではないですよね。
アウトドアに関して言えば、大きければ大きいほうが良い。
積載量とシェラカップなんてなんぼあってもええですからね。

キャンプに出掛ける前の写真です。

スタイリッシュな見た目からは想像もつかないですが、
実はこんなにも荷物が乗っていました。

※ルームミラーで後方の確認が出来ないこと自体、法律上違反にはなりませんが、運転する際は細心の注意をはらって運転してください。

三列目が荷室とフラットになる設計

三列シートタイプの車でありがちなのが、三列目のシートを跳ね上げて収納スペースにする設計。
これだと上位部分にデッドスペースが生まれ、積み込みの際邪魔になることも。

しかし、この車は三列目を倒すことによって荷室と一体化し、フラットになるのです。

一体化していて斜線部が三列目だったなんてわからなくないですか?
赤枠部分は本来の荷室。三列目使用時も荷物スペースが確保できます。
もちろんデッドスペースもありません。
見た目もスッキリとしていますし、シンプルな構造だからこそどんどん積めて、積み込みも簡単です。

三列目シートを折りたたむと最大で560Lも積載可能!
我が家の荷物は560Lですね。
セカンドシートを倒して使う場合は、1,820Lも積載可能となります。
もうなにも怖くない!

ワイドな荷室

ワイドな荷室も積載量の秘密。
国産ミニバンよりも幅広なので、横幅のあるギアや長さのあるギアもそのまま積み込めます。

例えば、DODのグッドラックソファ。
そのまま車に積むと、棚としても使える2in1のアウトドアソファ。
しかし、横幅は100cm、荷室に乗らない車も少なくないそう…
218dだとどうでしょう。

ちゃんとソファを棚としてグッドラックに使えています。

二列目分割スペースの有効化

我が家にはチャイルドシート着用義務のある2歳と4歳の子どもがいます。
チャイルドシート2台はなかなか場所をとりますよね。
しかしこの車は、二列目の真ん中が倒せるようになっていて、チャイルドシートの間にも荷物を入れることが出来るんです。

普段は座席としてチャイルドシートの間に人が座ることもできます。

荷物量が多いときは真ん中のシートを倒してスペースを増やします。
こうすることによって荷室から荷物をいれることもできます。

このように無駄なく積載可能です!!
間にもギアがもりもりですが子どもたちは楽しそう(笑)

トノカバー収納スペースを小物入れとして

トノカバーとは本来荷物を目隠しする目的で使われる部品。
使わないときはしまえるようになっているのですが、ここの収納がめちゃくちゃ便利。

手前の部分をあけて…

細かいものや、すぐ出したいものはここにポンポンいれていきます。
我が家は車のボディーシート、雑巾、チェアを常時いれてあります。
すぐに出したいものはここにいれておくと荷物の山から探さなくてもすみますし、かゆいところに手が届く感じですね。

それでも積載量が足りない…なんて方もいらっしゃしますよね。
どうしても荷物が増えてしまう冬キャンプや連泊の際などに検討しているのがこちら。

うまく組み合わせて、妥協せずアウトドアに繰り出したいものです。

ランニングコスト

アウトドアを始めると、当然ですが移動距離が格段に増えます。
そこで何より気になるのは燃費。
そんな燃費も抜群に良いです。
なんといってもディーゼルエンジン。
国産ミニバンにおいてディーゼルエンジン搭載車はほんのわずか。

そして、なんとなく軽油ってあんまり走らないイメージがありませんか?
しかし、218dグランツアラーはなんと22.2㎞/ℓ(JC08水準)走るとされています。
レギュラーガソリンと軽油では20円前後の価格差があり、仮に50ℓ給油したとしたら、軽油の方が1,000円も安いんです。

また、走行モードが3つあり「ECO PRO」モードを選べば、無駄なアクセル操作をなくし排気ガスや燃料消費を抑えられるので、環境にもお財布にも優しい。
まさに一石二鳥ではありませんか。

またクリーンディーゼルの為、エコカー減税対象でもあります。
燃費だけでなく維持費も抑えられて、とことんお財布に優しいです。

※エコカー減税制度は2021年4月30日まで延長されていて、5月1日以降も延長される予定になっています。(2021年2月上旬時点)
 詳しくは、国土交通省のHPをご確認ください。

走行性能と乗り心地

さすがBMW。走行性には定評があります。

先ほど少し紹介した「ECO PRO」モードのほかに
 Sports(スポーツ):アクセルがかかりやすくより加速感が増す
 Comfort(通常) :快適な乗り心地でバランスの良い走行
を加えた、3つのモードで走行可能です。

さらにすべてワンタッチで操作可能なので、運転中でも安全に操作できます。

スポーツモードは加速をかけやすいので急こう配のある山道にも適しています。アウトドアの味方ですね。

グランツアラー特有の形状で重心が低くなり、走行性は非常に安定しています。
ハンドル操作もなめらかで運転しやすく感じています。

シートはレザーで高級感がありしっかりとしています。
黒なので日焼けによる劣化はのちのちあるかもしれませんが、今のところ新車のころと変わりなく、張りもあります。

長時間の運転でも疲れにくく、リクライニングや高さ調整も細かく行えます。
更にシートポジションを記憶してくれるんです!
もうこれは初めて乗ったときに「頭良すぎ!」と尊敬すらしましたね。
またシートヒーターが利用できるので寒い日でも超温かい!
もう座る椅子全部これでいいんちゃうかってなりますよ。

クルーズコントロール機能

クルーズコントロールとは前の車を追跡し、車間距離を保ちながら追跡することによってアシストしてくれる機能。
もちろん横から入ってきた車にも反応して減速したり、とてもスマート。

ハンドル左側「RESCNCL」のボタンですぐに開始。
アクセル操作が不要になり運転がかなり楽になります。
長距離運転や渋滞時の心強い味方ですね。
ハンドルにあるボタンでコントロールできるのもスムーズでGOOD。

もちろん安全性も確立されているので、安心して家族をのせられます。
アウトドア以外にも何かと移動の多いファミリーさんには嬉しい機能ですよね。

安全性

上記で記載したクルーズコントロールに加え、自動ブレーキ、前車接近警告など、ファミリーを乗せるのにも安心な機能が盛りだくさん。

セーフティアシストセンサーは死角の多い山道でも、見えない枝木に反応し、小傷を予防することもできます。
狭い駐車場なんかでもこれがあると安心です。
誤作動もなく今のところ助かっています。

前の車(コンパクトカー)で半年に1回はこすっていた私ですら無事故!無違反!無傷!
セーフティーアシストの恩恵です。

FF車(前輪駆動)

実はBMWの車のほとんどがFR車。
兄弟車のアクティブツアラーとともに初のFF車なんです。
最近はBMWも少しずつFF車が増えてきました。

FF車は比較的安定した走行性があり、横風からの影響も受けにくいという特徴があります。
また重たいエンジンが前輪の上に配置されることにより、車内の空間も広く使用できます。
最近はFF車が主流になるほど安全性、安定性に長けています。
また雪道などにも比較的強いことから冬のアウトドアも楽しめます。
(雪道を運転する場合は、きちんと冬用のスタッドレスタイヤに交換してからにしましょう。)

FFでは物足りない!という方にはXDRIVEという四駆モデルもありますよ。

デザイン性

なんといっても胸が高揚するデザインが魅力的。
納車してもうすぐ1年になりますが、まだまだ飽きることなくいつも胸をときめかせてくれます。

内装の細やかな部分まで高級感があり、乗るたびに高まります。

キャンプ場でもあまりBMW車は見かけませんし、グランツアラーに関しては見たことないかも…
周りと被らないのは特別感が出て良いものです。
ほかのファミリーと差をつけちゃいましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
車は人生の中においても大きな買い物の一つ。
長く使うものですし、妥協はしたくないですよね。
日常的に使うものだからこそ安全面や金銭面も気になるところ…となると、グランツアラとても凄くバランスのとれた車なんですよね!

この記事で少しでもグランツアラーに興味を持っていただけたら幸いです。
そしてキャンプ場などでもお見掛けできる日を心待ちにしております!

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この記事を書いた人 camimap

隔週でキャンプへ繰り出すストイック家族です笑 皆様に役立つ情報をお届けできるよう努めて参ります。よろしくお願い致します!

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