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投稿日:2019年7月14日 | 最終更新日:2021年8月18日
キャンプにおすすめの大型バイク【ヤマハ編】
トレーサー900
出典:YAMAHA
おすすめポイント
その1.国産唯一の3気筒エンジン
その2.視認性抜群のフルカラー液晶メーター
その3.シガーソケット電源標準装備
YAMAHAにおいて普通2輪のクロスオーバータイプはラインナップしていなかったので前回の記事ではほかのメーカーとは違うタイプを紹介しましたが、大型ではこのトレーサー900が唯一無二の存在となっています。
国産では非常に珍しい3気筒エンジンを採用しており、2気筒のようなトルク感と4気筒のような高回転の伸びを楽しめます。
スマホの充電切れにも即時に対応できるシガーソケットのDC電源を標準装備、高さ調節が可能なフロントスクリーンなど盛りだくさんな装備で快適走行を可能にしています。
GTモデル限定ではありますが、グリップヒーター、クイックシフター(解説あり)、クルーズコントロールを標準装備しているのでかなり快適な走行が可能です。
僕も休日はもっぱらツーリングに行くのでわかりますが、どこに行っても1日1台は必ず見るといっても過言ではないほどたくさん走ってますね。
NIKEN
出典:YAMAHA
おすすめポイント
その1.個性派3輪バイク
その2.安定と刺激を手に入れろby YAMAHA
その3.見た目以上にスポーティな走り
ちょっと変化球なので紹介するかどうか迷いましたが、出し惜しみしてもしょうがないので紹介しますね。
現状マニュアルトランスミッションの3輪モデルはこのNIKENだけではないでしょうか。
エンジンはトレーサー900と同じ3気筒エンジンを採用し、軽快な走りを実現しつつYAMAHA独自のLMWテクノロジーによるスムーズなハンドリングは旋回時でもフロント2輪を感じさせないスムーズさを実現しています。
では、フロント2輪の恩恵はどこにあるのでしょうか?
通常、バイクは濡れた路面や砂利道などでフロントのグリップを失ってしまうと、ほとんど自力ではリカバリーができずそのまま転倒してしまうケースが大半ですが、NIKENを始めとするフロント2輪のモデルは片方のグリップが失われてももう片方のグリップは生きているので、転倒のリスクを抑えられるというメリットがあります。
さらに、大きな車体を利用してメーター横とシート下の2ヵ所にDCソケットを装備しています。豪華ですね…
もちろん、バイクなので手を離せば倒れてしまいますが2輪にはない独特な乗り味でバイク乗りの注目を集めています。
より大きなスクリーンとパニアケースを標準装備したNIKEN GTも発売されていますので、気になる方はぜひショップまで足を運んでみましょう。
僕も一度またがりましたが、すごいですよ、LMW。
試乗することができたら少しだけインプレも追記しようかなあ…
キャンプにおすすめの大型バイク【BMW編】
さあ、輸入車の登場です。BMWmotorradは大きく分けて2種類のバイクに部類されます。
S1000RRの4気筒エンジンをベースに作られる頭文字にSとつくモデルとイケメンハリウッド俳優が大ヒット映画の劇中で派手にクルーズしていたRnineTなどの水平対向2気筒を搭載した頭文字がRのモデルです。
S1000XR
出典:BMW motorrad
おすすめポイント
その1.S1000RR譲りのパワフルエンジン
その2.BMWのクイックシフターはイイぞ
その3.S1000RRはきついけどこのポジションなら!って人におすすめ
S1000XRはレーシングモデルのS1000RRにそっくりな見た目ですが、ポジションや乗り味などは似て非なるものです。
リアに大きなサイドパニアケースを装備ししているので、積載性も十分ながらS1000RRのレーシーな走りも可能とする、本当の意味でのマルチパーパスと言えるでしょう。
ギアシフトアシスタントPro(クイックシフター)を標準装備しているので、アクティブに峠を走る場合も、荷物を載せてゆっくり走るときにもスムーズな加速感が得られます。
クイックシフターとは
通常、バイクのシフト操作はクラッチを握って動力を切り、アクセルを戻して、シフトアップ(またはダウン)してからクラッチとアクセルを戻すという工程で変速していますが、クイックシフターは瞬間的にエンジンの回転を止めることでクラッチによる動力の切り離しを省略し、スムーズな変速を可能にしたシステムです。
各社様々な呼称がされていますが、一般的にはクイックシフター、シフトダウンに限定してオートブリッパーなどと呼ばれています。
始まりはレースシーンで採用されていましたが、一般公道を走る際にも快適な操作ができるとして、近年様々なバイクに搭載されてきました。
R1250GS
出典:BMW motorrad
おすすめポイント
その1.個性派水平対向エンジン
その2.シャフトドライブで長距離もおまかせ
その3.一目でR1200GSと分かるフロントマスク
こちらは水平対向2気筒エンジンのR1250GSです。
水平対向エンジンの特徴として、左右の重量バランスが均一になりやすく、直進での安定性能が高いことがメリットとしてあげれます。
特性としてはVツインエンジンに似ているものの、シリンダーの方向が真横に向いているので最初のうちは違和感を感じるかもしれませんが
ひとたびこのエンジンのバイクに跨ると虜になってしまうライダーも少なくありません。
僕も一度RnineTに乗らせていただきましたが、ライダーならぜひ乗っていただきたいエンジンです。
さらに、Rシリーズの大きな特徴として、シャフトドライブが採用されているという点があります。
これにより、メンテナンスフリー(厳密には必要)になり経済的ですし、なにより走行中の駆動系のトラブルを大きく軽減する効果も期待できます。
シャフトドライブとは
一般的にバイクが動く仕組みとして、エンジンの動力をタイヤに伝える時の懸け橋となっているのがチェーンです。
このチェーンを利用してタイヤを動かしている仕組みをチェーンドライブと言います。
チェーンは駆動系のパーツの中でも特に外傷を受けやすく、しっかりメンテナンスがされていないとバイク本来のパフォーマンスを発揮できない原因にもなりますし、最悪の場合走行中に切れてしまうこともゼロとは言い切れません。
対してシャフトドライブとは、チェーンではなく一本の軸(シャフト)でタイヤを動かしています。このシャフトは外に露出しないため外傷を受けにくく注油などのメンテナンスもいらない(厳密には必要)ため、長距離巡行を想定したバイクに採用されています。
しかし、シャフトドライブのデメリットとして、バネ下の重量が重くなってしまうのと、明らかにチェーンよりもパーツ点数が多いためコストがかかる等の点から、ライダーによって好みがわかれる駆動方式ともいえるでしょう。