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投稿日:2019年6月25日 | 最終更新日:2021年8月18日
基本はテトリス?!収納テクニックについて知ろう
Instagram:@marumo19
様々な便利グッズを使っても、車内や屋根に積める荷物というのはどうしても限られてきます。そこで、空間を有効活用し綺麗にものを積むために参考にしたいのが、「テトリス」です。テトリスの目的は、隙間なく様々な形のブロックを積み重ねて消していくということ。それと同様、様々な形の荷物を、フィットする部分を見つけながら隙間なく積んでいきましょう。
全て積み終わりドアを閉める際には、荷物のぐらつきがなく、多少触れても動かずぴっちりとしているのが理想です。パズルのピースを埋める感覚で作業を行うのがコツ。
この感覚に慣れると、隙間が埋まっていくのが気持ちよくなり、荷物の積載作業が一番好き、という人もいるほどです。そのために、様々な収納テクニックを知っておきましょう。テクニックを知り回数を重ねれば、必ず積載が上手になってきます。
荷物を仕分けして、到着時をイメージする
まずは、積む荷物を全て出して並べます。そして重いもの、軽いもの、すぐ使うものなどに分け、重いものを最初に、軽いものを最後に、という順番で積みましょう。荷物を全部出しておかないと、後から重い荷物を積みたい、となったとき、もう一度全て荷物を出さなくてはならなくなってしまいます。
そしてこの順番で積むことにより、下にある荷物が壊れてしまうことを防ぎます。
また、到着時に荷下ろしするイメージも湧かせておきましょう。荷下ろしとキャンプの準備はほぼ同時に行われますので、準備を出来るだけスムーズに進めるためにも、どこから荷下ろしするか考えて積んでいくことも大切です。
しかし、重たい荷物の中でも一つだけ例外があり、それはクーラーボックスです。クーラーボックスは、手前に置いておくのがコツです。道中に飲み物や食材を購入することもあるので、取り出しやすい手前に置いてあると便利だからです。
折り畳みタイプのものは縦に
コンテナや椅子、テーブルなど折り畳んでスリムになるものは、基本的に縦に収納しましょう。横にして積み重ねると、かなり幅を取ってしまいますし、その上に荷物は置けないので、せっかくの空間が無駄になってしまいます。また、椅子などは折り畳んだ時にぐらついて不安定になりやすいので、横向きで重ねると走行時に崩れてしまう危険性があります。
このようなことからも、縦置きはおすすめです。
また縦に置くことで、取り出しがスムーズになるというメリットもあります。横向きだと持ちにくいテーブルも、縦向きだと出しやすいので子供でも複数人居れば持てます。
また、もう物が積めない、という時も、助手席と運転席の間の隙間や、足元の隙間、荷物と荷物の隙間など、縦にしたら隙間部分に入る、というものは意外とたくさんあります。デッドスペースをなくす感覚で、縦置きのコツを覚えましょう。
ビニールシートやクッションを引いて車を守る
意外と忘れがちなのが、この処理です。車は重たいもの、傷ついたもの、汚れているものなど様々なものを積み込んで走行するので、トランク内や車内が傷つきやすい状態になっています。特にむき出しになっている椅子の金具やランタンなどは、ぶつけたり落ちたりするとそれだけで大きな傷になりますし、キャンプの途中雨が降ってしまった場合、使用したキャンプ用品は土と雨が混ざってドロドロになり、帰りの車内が悲惨なことになるという可能性もあります。特にレンタカーの場合、傷がつくと弁償しなくてはならないこともあるので十分な対策が必要です。
そのためには、ビニールシートやクッションを使い、車を傷から守りましょう。ワインやグラスなど割れ物を積む際には、新聞紙や柔らかいタオルなどを一緒に入れる、というのも、ものを壊さないコツです。綺麗に積載することも重要ですが、ものを壊さず、車内を綺麗に保つということも同時に大切なことです。
ラベルや種類の違うボックスでどこに何が入っているかを明確に
キャンプ場に付いたときしてしまいがちな失敗が、どこに何をしまったのか忘れてしまう、ということ。同じような収納ボックスがたくさんあると、どれが目的のものか分からず必要なものを見つけるのに時間がかかってしまいます。
特に車内の荷物はかなり密集して積まれているので、ものの場所を把握しておかないと、全ての荷物を降ろして探さなくてはならない、ということも考えられます。
そこでおすすめなのが、ラベルを作って何が入ってあるかを明確にしておくこと。セロハンテープを貼ってその上からマジックで物の名前を書き、またその上にセロテープを貼るだけで、あっという間に即席ラベルが出来ます。ガムテープやマスキングテープなどでも代用可能。また、あらかじめ数種類の収納ボックスを用意しておくことなども効果的です。食材はこのボックス、衣類はこのボックス、と決めておくだけで、取り出しがスムーズになります。
まとめ
Instagram:@takkahirooo
このように、楽しくキャンプを行うためには、そのための準備は非常に重要です。
「テトリス」を参考にしながら、パズルのピースを埋めるように荷物の種類や出す順番を考え、ぴったりと綺麗に収納をしましょう。また、同時に車を傷や汚れから守ることも大切。
ものを壊さず、汚れも極力少なくするためにビニールシートやクッション材も必需品です。そして収納ボックスやルーフキャリア、カーゴキャリアなども欠かせない便利グッズの一つです。車内だけでは入りきらないものや、大きくて車に入らないものなども軽々運ぶことが出来るので、準備しておくと良いでしょう。
このような便利なアイテムや収納テクニックを駆使して、スムーズで楽しいキャンプを満喫しましょう。
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