投稿日:2019年10月2日 | 最終更新日:2021年8月17日
焚き火が持っている効果を知ろう
本記事は一部にプロモーションを含みます
ここからは、焚き火が持っている効果について具体的に詳しく見ていきましょう。焚き火には、さまざまな効果がありますが、ここではそれらをひとつひとつ詳しく紹介していきます。
ここで紹介する効果には、既に知っているものはもちろん、なかには「こんな効果があったのか」と驚くような効果もあるかもしれません。ただ、楽しむだけではなく、その効果を知ることができればキャンプで行う焚き火もより意味があるものになっていくことでしょう。
ヒーリング効果
焚き火には、ヒーリング効果があるとされ、うつ病にも効くと言われています。
それも、揺れる火を見ているだけで効果があると言われています。元来、火には見ているだけで精神的安定が得られると言われているため、リラックスしたい人にもおすすめです。人間関係に悩む人が多い現代、特に都会で暮らしている人から見ると非日常空間である焚き火はリラックスを図るのに最適と言えるでしょう。
特に意識する必要はありません。むしろ余計なことは考えず、ただぼんやりと焚き火を眺めているだけでも心が落ち着いていくのを感じることができます。一昔前に癒やしブームというものがありましたが、癒やしを求めている人には焚き火が大変おすすめです。
コミュニケーションが取れる
焚き火は、コミュニケーションを取るのにもおすすめです。焚き火の周囲に集まると自然と会話も始まりやすいため、まだあまり話したことがない相手ともコミュニケーションを取りやすくなります。
普段の生活でなかなか話せない人とも、焚き火の前では話しやすいかもしれません。また、日常生活でよく話す機会がある相手とも、普段とは違う深い話をしたい時に焚き火はおすすめできます。より親交を深める効果を期待できます。余談ですが、暖炉の火にも同じような効果があることが指摘されています。総じて、火にはコミュニケーションを促進させる効果があると言えるでしょう。
脳の発達にも良い
ここ最近の研究で、焚き火は脳の発達にも良い影響を与えることがわかっています。現場対応能力や、注意力を養うのに焚き火は適しています。焚き火のような実体験に基づくものは、机上の勉強では得られないものがあります。このようなことから、子供の情操教育の一環として焚き火を有効活用していくのもおすすめです。
但し、子供は時として大人が想像もつかないような行動を取ることがあります。そのため、子供と一緒に焚き火をする際には、くれぐれも安全管理をしっかりした上で行うことが大切です。
暖を取れる
出典:PIXTA
今更言うまでもないことですが、焚き火をすることによって暖を取ることができます。これは、大昔から人間が焚き火をする目的の1つでもありました。寒い季節に行う焚き火は、夏に行う焚き火とはまた違った趣があります。
秋だったら、落ち葉を燃やして焚き火を行うことも可能です。肌寒い気温の中で行う焚き火には格別な味わいがあります。また、暖を取りたいということから人も集まりやすく、結果的にコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもあります。
浄化作用がある
火には悪いものを燃やして浄化してくれる作用があります。当然、火を燃やす焚き火にもそのような効果があります。例えば、タバコのニオイの元となる微粒子は火が燃やしてくれることによって消滅します。結果的に消臭効果を得ることが可能です。また、形あるものではありませんが、火は「悪い気」も燃やして浄化してくれると言われています。このようなことからアロマなどにも火は利用されています。ちょっと嫌なことが続いたり、なんとなく空気が淀んでいるなと感じたりした時にも焚き火の効果は期待できるものです。