本記事は一部にプロモーションを含みます
投稿日:2019年10月20日 | 最終更新日:2021年8月18日
秋の味覚を使ったキャンプ飯
画像提供:PIXTA
秋が旬の食材というと何を思い浮かべますか?秋は「実りの秋」と言われるように、穀物や野菜や果物などの収穫が多くなる季節です。旬の食材を食べるのがなぜ良いかというと、「もっとも生育条件が揃っている環境で育ったため、より成熟している状態で提供されるから」。つまり、味はもちろんのこと、旬の食材は栄養分もひとしお高いのです。季節外れの食材に比べて、同じ量を食べても栄養価が倍もしくはそれ以上になるとも言われています。せっかく食べるのでしたら、美味しくて栄養価が高いものを食べたいですよね。
そんな秋が旬の食材を使ったキャンプ飯をご紹介します。
定番!外で食べる焼き芋
画像提供:PIXTA
秋の食材の定番、サツマイモ。秋が旬のサツマイモを余すところなく堪能できるのが「焼き芋」です。一口に焼き芋といっても、材料や焼き方で味わい方が違うのをご存知でしょうか?
サツマイモにはいろいろな種類があるのですが、大きく分けると“ホクホク”系と、“ねっとり”系に分かれます。
“ホクホク”系は、「紅あずま」「鳴門金時(なるときんとき)」「黄金千貫(こがねせんがん)」など。ホクホクと、どことなく懐かしさを感じる、ほっこりするような優しい味わいが美味しいと言われています。その中でも鳴門金時は外皮は全体にムラのない美しい紅色をしており、徳島県の特産品としても有名です。
“ねっとり”系は、最近耳にすることも多くなった「安納芋(あんのういも)」など。糖度が15%もあるという甘みが強い品種です。キメが細かく肉厚で、安時間をかけて加熱していくと糖分が生成されるという特徴があるのです。最近は、このねっとり・しっとりとした甘いサツマイモも人気です。
それでは早速必要なものと作り方を見ていきましょう。
【必要なもの】
サツマイモ
新聞紙
アルミホイル
バケツ
バーベキューコンロ
【作り方】
Step1. バケツに水をたっぷり入れ、その中に新聞紙で包んだサツマイモをつけます。
Step2.新聞紙を軽く絞って濡らしたサツマイモをアルミホイルで二重ほど巻きます。
Step3.バーベキューコンロの炭をまんべんなく広げ、網の上に先ほどのサツマイモをのせて、30〜40分ほど焼きます。
Step4. 軍手をはめた手でサツマイモをギュッと握って、柔らかくなっていたらと出来あがってる証拠。アルミホイルと新聞紙を剥けば…完成!
焼き芋用のサツマイモを選ぶポイントは「皮の色が均一でツヤがある」こと。また、めったにお目にかかりませんが、皮に蜜がにじみ出ているサツマイモがあればそれは確実に蜜がたっぷりで甘くいサツマイモですので、買う時に探してみてもいいかもしれません!
簡単!きのこのアヒージョ
画像提供:PIXTA
次に紹介するのは「きのこ」を使ったキャンプ飯です。きのこの中には、しいたけ、しめじ、マッシュルーム、まいたけ、エリンギ、えのきなど様々な種類がありますよね。そんな複数の種類のきのこをまとめて堪能して欲しいのが、「きのこのアヒージョ」です。
アヒージョはスペイン語で「小さなニンニク」という意味で、オリーブオイルとニンニクで煮込むタパスのことです。たっぷりのニンニクとオリーブオイルに浸かったきのこは絶品です。
作り方もとても簡単!早速必要なものと作り方を見ていきましょう。
【必要なもの】
エリンギ
しめじ
マッシュルーム
ウインナーや鶏肉など(お好みで)
薄切りニンニク
塩胡椒少々
オリーブオイル
スキレット・缶詰など直火にかけてもOKな容器
【作り方】
Step1.キノコを食べやすい大きさにカット。しめじならさっと洗い小房に分けます。
Step2.スキレットにオリーブオイルを入れて、薄切りニンニク・赤唐辛子1本・塩胡椒少々を入れます。
Step3.ゆっくり煮て、オリーブオイルに香りがついたら、キノコや他の具材を入れます。
Step4.全体に火が入るまでゆっくり待ったら…完成!
アヒージョが出来上がったら、火傷に気をつけながら熱々のうちにいただきましょう。そのまま食べても美味しいですし、バケットを添えてもいいでしょう。また、物足りないなと思う方はパスタにも絡めて、ペペロンチーノ風にしても美味しいんです!さらに、きのこに加えて、ウインナーや鶏肉、タマネギやジャガイモなど他の様々な食材を一緒に入れても味に深みが出ておすすめです。
炭火でシンプルに!秋刀魚の塩焼き
画像提供:PIXTA
キャンプでの食事といえば、お肉がメインという方も多いと思いますが、ちょっとお肉ばかりは飽きたかも…脂っこくて…という女性の方にもおすすめなのが、秋が旬の「秋刀魚(サンマ)」 今年の秋のキャンプはお肉ばかりのバーベキューを卒業して、秋刀魚を楽しみましょう。
そんな秋刀魚の食べ方でおすすめなのが、炭火で焼いたシンプルな塩焼き!早速必要なものと作り方を見ていきましょう。
【必要なもの】
秋刀魚
塩
カボスや大根おろし(お好みで)
網(2枚)
【作り方】
Step1. まずは秋刀魚を洗って、塩をふります。そのあと10分ほどおき塩をなじませ、キッチンペーパーで水気をふき取ります。この時旨味が凝縮され、魚の臭みが取れます。
Step2. 焼き網をしっかり熱します。この時網に刷毛などで酢を塗ると、皮の焦げ付きが防止されます。
Step3. 秋刀魚の真下に炭が来ないよう端に寄せ、焼き網に秋刀魚を載せる。きれいな焼き目がつくまでじっくりと焼くのがポイント。焼き網を2枚用意して網ごとひっくり返すとうまくできます。
Step4.焼き目がついたらそっとひっくり返し半面もじっくり焼けば…完成!
バーベキューで焼くと、焦げ付いてしまった、ボロボロになってしまった、うまくひっくり返せない、という人も多い秋刀魚の塩焼きですが、ポイントは「遠火の強火」。直接火に当てるのではなく、秋刀魚と炎に距離をとって焼くことを心がけましょう。
デザートも忘れずに!丸ごと焼きリンゴ
画像提供:PIXTA
肉や魚や野菜をバーベキューで楽しんだ後の、甘いスイーツも忘れずに!屋外で食べるスイーツは格別ですよね。そんなスイーツに食べて欲しいのが「リンゴ」。リンゴの旬は秋〜冬にかけて。一年中スーパーでも目に入るリンゴですが、秋に収穫される果物で、蜜もたっぷり。
早速必要なものと作り方を見ていきましょう。
【必要なもの】
リンゴ
砂糖
シナモン
バター
アルミホイル
くり抜く時に使うスプーンなど
【作り方】
Step1.リンゴを洗い、芯をくり抜く。
Step2.くり抜いた部分に、砂糖・シナモン・バターを詰め込み、アルミホイルで3~5重ほど包む。
Step3.火の中に入れて20~30分ほど焼く
焼きリンゴは、生で食べるリンゴとは違った深い甘みが特徴です。秋の少し肌寒くなった中で食べる焼きリンゴはきっと特別な味になることでしょう。さらに、熱々のリンゴに冷たいバニラアイスを添えたり、ヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめ。熱い&冷たい甘さのハーモニーを楽しんでくださいね。
まとめ
画像提供:PIXTA
オールシーズン楽しめるキャンプですが、適温・豊かな自然が溢れる秋のキャンプに、秋が旬の食材のキャンプ飯が加われば、さらに楽しめそうですよね。
キャンプ飯を食べ慣れた方でも「あ、こっちも美味しい」「あっちも食べてみような!」「おかわりがしたい!」と舌鼓を打つこと間違いなし。
秋のキャンプでは、秋の味覚使ったキャンプ飯をみんなで作ってみてはいかがでしょうか?
- 1
- 2