投稿日:2022年2月24日 | 最終更新日:2024年1月17日
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こんにちは、TAKIBI編集部のナンちゃんです。
今回は、「キャンプギアと防災」についてアンケートを取ってみました。
近年進化を続けているキャンプ用品。ギア収集癖がある人にはある意味大変な状況です。
各メーカーから発売される沢山のギアには、ただの「レジャーのお供」で置いておくには勿体ない製品が沢山あります。
普段使いしても普通の家具と遜色ないくらい使えるものもありますし、いざというときは防災グッズとしても活躍してくれます。
キャンパーたちは、キャンプギアと防災についてどう考えているのでしょうか?
早速結果を見ていきましょう!
調査概要
対象者:19歳~66歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年2月1日
質問
・あなたはキャンプギアを家でも利用していますか?
・実際に家で利用しているギアはなんですか?(複数回答可)
・キャンプギアは防災にも役立つと思いますか?
・防災用に持っておいたほうが良いと思うキャンプギアを教えてください。(複数回答可)
・キャンプや防災用としてポータブル電源を購入していますか?
・あなたはキャンプでポータブル電源をどんなことに使用していますか?(または使用したいと思っていますか?)(複数回答可)
キャンプギアは家でも使える
家でもキャンプギアを利用すると回答した人は全体の30%という結果となりました。
「キャンプ用品」として販売されているギアですが、日常で使うことも可能です。
家でも兼用すれば、収納スペースに苦労することもありませんし、「キャンプの時以外は埃をかぶったまま」なんてことにはなりません!
そして何より、買ったギアが活躍する場面も増え、いつでもキャンプ気分が味わえるのもいいですよね!
兼用は、金銭面でも収納面でもメリットがあります。
テーブルとイスは特に活躍
「家でもキャンプギアを利用する」と答えた人に、実際に家で使っているギアを伺いました。
最も多かったのがテーブル(50.3%)、2番目に多かったのがイス(49%)でした。
テーブルは折り畳んだとしても結構スペースを取るので、家で使ってしまうのも一手です。
持ち運びしやすいテーブルであれば、部屋を移動しても使いやすいので何かと便利ですよね。
イスはテーブルよりも更に家の中で動かす場面も多いので、キャンプ用のイスは家で使うにも都合がいいです。
また、良いものを選べば、家庭用のイスと遜色ないアウトドアチェアも沢山あります。
3番目に票が集まったのは「マグカップ・タンブラー」。アウトドア用のマグカップやタンブラーは、保温保冷性能に優れたものも多く、シンプルに食器として優秀なので兼用にはうってつけです。
他に兼用しているギアとして名前が挙がったのは、ランタン、クッカー、寝袋、マットなどがありました。
キャンプギアは防災にも役立つ
「キャンプギアは防災にも役立つと思いますか?」という問いに対し、「防災に役立つ」と回答した人は全体の65.6%に上りました。
キャンプギアは「野外において一時的な生活をすること」を想定して作られています。
災害時に普段の環境で過ごせなくなった際、野外ないしは野外に等しい環境で暮らすとなれば、キャンプギアは大活躍間違いなしです。
最近では、携帯性に優れたギアも多く「被災時に持ち歩けるか」という点もギア選びのポイントとなります。
防災用に備えておきたい寝袋
先の質問で「キャンプギアは防災の役に立たない」と答えた人以外に、防災用に持っておいたほうが良いと思うキャンプギア(複数回答可)を聞きました。
最も票が集まったのは寝袋(72%)。
災害によって、普段の布団で眠れない状態になることは往々にして考えられます。
仮に避難所に行けたとしても、毛布が行きわたらない場合もゼロとは言えません。
保温力が高く軽いダウン素材の寝袋があれば、寒さを感じずにしっかりと眠れるので安心です。
次いで多かったのはLEDライト(67.7%)。
防災リュックにマストで入っているアイテムと言えば懐中電灯ですから、同じように使えるキャンプ用のLEDライトだって災害時に便利なアイテムです。
物によっては携帯電話を充電できるUSBポートがついていたり、光源を分散させて使えるLEDライトもありますから、用途別に複数持っておくとより安心です。
ポータブル電源の良さが広まりつつある
キャンプや防災用としてポータブル電源を購入していますか?
ポータブル電源を既に持っている人は20.6%、購入したいと思っている人は29.8%で「ポータブル電源を持っている・購入したい」が過半数を越える結果となりました。
キャンプギアとして考えるとなかなか値が張る商品ではありますが、屋外でも気軽に電源を使えるようになるのは大きなメリットです。ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせればもう敵なし!火を使わずとも屋外で過ごせます。
普段から充電しておけば、キャンプのみならず有事の際にも頼れます。
ポータブル電源入門記事はこちら
キャンプ快適宣言!ポータブル電源活用でできる「5つのこと」
ポータブル電源キャンプをしてみた体験記はこちら
【Jackery】大容量ポータブル電源「Jackery」で火を使わないデジタルキャンプをしてみた!
ポータブル電源で充電してピンチを凌ぐ
「ポータブル電源を持っている・購入したい」と答えた人に、その用途(複数回答可)を聞きました。
ぶっちぎりで票が集まった使い道は「スマホの充電(79.8%)」、次いで「LEDライトの充電(59.1%)」でした。
もはやスマホは手放せない時代です。キャンプをしていても写真を撮ったり、SNS投稿をしたり、アプリゲームをしたりなどスマホを触っている人も多いはず。
そんな時に充電が無くなりそう…!というピンチもポータブル電源があれば大丈夫。
緊急時にも連絡手段となるスマホの充電があると安心ですよね。
被災状況の把握、避難や支援物資の情報などもインターネットを介して集める必要があるため、スマートフォンを使える状態にしておくに越したことはありません。
屋外で電子機器の充電ができるのは、やはり心強いです。
他に挙げられた用途としては、「クーラーボックス」「冷蔵庫」「扇風機」「IH調理器」の電源、パソコンの充電などでした。ピンチを凌ぐだけでなく、キャンプを快適にすることもできます。
ギア選びにおける大事な検討材料
不自由を楽しむという点がキャンプの魅力のひとつです。
キャンプでは自分で自然の中に飛び込んで「不自由」を求めに行きますが、災害時は「不自由」が向こうから勝手にやってきます。
そんな有事の際でも、キャンプ慣れしていてギアも揃っていれば、ある程度対応することができるのです!有事の際に活躍してくれるギアは沢山あります。
また、キャンプギアは災害時のみならず、日常生活でも使うことができます。
キャンプギアを家で使ってキャンプ気分を味わうのもいいですし、しっかりしたものなら本格的な家具としても使用できます。
キャンプの時以外は、ただただ収納スペースを埋めるだけになってしまっているギアはありませんか?別に悪いことではありませんが、それでは勿体ありません。
・日常でも使える
・有事の際に役立つ
という観点も加えてギア選びをすると、災害に備えながら無駄も無くすことが出来ますよ。
次回のアンケートもお楽しみに!
(前回)【グランピング調査】グランピングはファミリーに人気!アウトドアを楽しむ導入としてもおすすめ
(前々回)キャンプ一回あたりで使うお金はいくら?スタイル別で見えたキャンパーの懐事情
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