投稿日:2021年7月9日 | 最終更新日:2021年8月17日
本記事は一部にプロモーションを含みます
株式会社スノーピークの新潟本社Snow Peak HEADQUARTERSで開催されている「Snow Peak LIFE EXPO 2021」の2日目です。
本日も株式会社スノーピークが描く「自然と人がつながる未来」を体感してまいりましたので、その模様をお届けさせていただきます。
1日目のSnow Peak LIFE EXPO 2021の様子をご覧頂いてない方はこちら
昨日に引き続き記者発表会やトークセッション、EXPO内覧など盛りだくさんでしたので早速ご紹介していきたいと思います。
今回も記事と合わせてSnow Peak LIFE EXPO 2021の様子を動画でも撮影してきましたので2日目の内容を動画で見たい方は下の動画から御覧ください。
朝は心地よい風と自然に囲まれながら朝食
各自宿泊したテント内の荷物を片付け朝食へ。
2日目の朝食はお魚中心のお弁当。朝からバッチリ栄養が取れてEXPOをしっかりと見て回れそうです!鮭は脂がのっていてとても美味しかったです。
未来構想発表及び新施設FIELD SUITE SPA発表会
まずは記者発表の未来構想プロジェクトの内容と来年春にオープン予定のFIELD SUITE SPAの発表です!
スノーピークは自然に認め合える世の中へ向け、「衣食住働遊」全てが詰まった体験フィールドを作っていくと熱く語っていただきました。
新施設FIELD SUITE SPA
建築家隈研吾氏の設計による新施設「FIELD SUITE SPA」の全容が明らかになりました!こちらの施設は来年2022年春にオープン予定となっております。
今回スノーピークが敷地を15万坪に拡張し、そのスペースを一部利用してFIELD SUITE SPAが建てられる事になっております。
名前の通り、SPA棟とVillaエリアが一体となった複合施設です。
正面入口側
高さを抑え風景に溶け込む隆起した屋根には特徴があり、薪を使った屋根になっているそうです。その数なんと「2万本!」薪を使った薪屋根は世界にもないのではないかと隈研吾さんは仰っていましたよ。
施設内も薪の天井になっているとのこと。
レストランForest Dining
4面ガラス張りのプライベートルームもあるそうです。4面ガラス張りなのでプライベートなのかはわかりませんが、粟ヶ岳が目の前に広がる絶景を楽しみながら最高の料理を楽しんではいかがでしょうか。
雪に溶け込むWhite villa。
焚き火台を囲んで居るかのような内装をイメージされたというサウナ。かなりこだわって作られておりました。また、水風呂や大浴場も広く、こちらも粟ヶ岳に面した大開口のビューバスとなっており絶景を眺めながらお風呂に入ることが出来ます。外気浴のエリアも広く取られているそうで、ここまで広い外気浴が取れるのもなかなかないそうです。
建築家隈研吾氏と山井太会長、山井梨沙社長のトークセッション
今回のプロジェクトで隈研吾氏とスノーピークのコラボは3回目。
初回のプロジェクトでは山井会長が隈氏にグランピング用のテントの設計をお願いしたそうですが、出てきたのは「住箱」だったそうで、とても驚かれたとお話されておりました。
今ではすっかりスノーピークの代名詞の一つにもなっている「住箱」はいろいろな使い方があり今後の進化も楽しみです。
EXPO内覧2日目
2日目のEXPO内覧は自由時間を頂き、各メディアで気になったブースを深堀りできました。
TAKIBIメンバーはやはりキャンプ関連のエリア「遊」と「食」「衣」を重点的に回ってお話を伺ってきましたよ。
「遊」エリア
アウトドアには学べることがたくさん有るということを再認識させられました。
キャンプに行くだけではなく、その地域で楽しめるアクティビティを体験するとさらに思い出も深まります。
フライフィッシングやSUP、カヌー、収穫体験なども人気です。愛犬を連れていけるキャンプ場も増えてきているのでワンちゃんと一緒にキャンプも素敵ですね。
隈研吾氏設計のFIELD SUITE SPAの模型
正面入口側の模型。
施設は1階と地下1階からなる2階建ての建物になっており、裏側(粟ヶ岳側)は全面ガラス張りでどこからでも絶景を楽しめます。
「食」エリア
フードロスや過食の問題について考えるエリアです。量産される野菜、食材のロスをなくすため、古来種野菜にフォーカスし地産地消で美味しい料理を提供できる場所をスノーピークは作っています。
Snow Peak Eatではお客様が食べたい食材を選び、調理法も選び食事をするという新しい体験を提供しています。
また実際に生産者のもとに訪れて一緒に食材を収穫し、食すということも行っています。
やはり実際に生産者の生の声や自分も一緒に食材を収穫すると、食べるときの感謝の気持は確実に変わりますよね。
家でも簡単にアウトドア用品に触れることができるよう、スノーピークではクッカーやテーブル、イスなどにもこだわっております。
家でも同じギアを使っておくとキャンプに始めていく時でも料理などの不安が減ってキャンプにでかけやすくなりますね!
「衣」エリア
着る文化は日本の伝統の一つでもあります。ただ現在は全国の職人さんの数が減る一方で、事業承継が出来ず無くなってしまう貴重な技術があります。
スノーピークは職人と技術を後世に残していくためにできることはないか考え「着ることでその土地の物語になる服づくり」を職人さんと協力して実現しております。
もう不要になった服やテントを回収し再利用。なんとポリエステルを取り出して縫製しニットに生まれ変わらせていました!コレは本当に驚きでした。
一台数千万円するという機械を使用し「ホールガーメント」という技術で材料を無駄なく使い一着を作って販売。
着なくなったら、また同じ工程を繰り返し新しい服へ蘇らせることが可能なんです。
Snow Peak MUSEUM (EXPO番外編)
今回のLIFE EXPOとは関係有りませんが、せっかくSnow Peakの新潟本社HEADQUQRTERSに来ているので、HEADQUQRTERS内にあるSnow Peak MUSEUMの内容も少しだけお届けさせていただきます。
実は初日にHEADQUQRTERSに到着してすぐ通されたのがSnow Peak MUSEUMでした。ここではSnow Peakの歴史を知ることができ、とても貴重なギアや製造工程なども見ることが出来ます。
壁一面を使って今回のLIFE EXPOのテーマでもある衣食住働遊の内容が映し出されていました。
Snow Peakの未来構想はすごい!
Snow Peak LIFE EXPO2021は3日間開催されており、今回TAKIBIは2日間参加をさせていただきました。小泉進次郎環境大臣や建築家の隈研吾氏とのトークセッションやSnow Peakが描いている未来構想など本当に勉強になることばかりでした。
とても印象に残っているのは、山井会長が仰っしゃった「人間も自然の一部」という言葉でした。
「一人で自然を変えることは出来ないが、一人ひとりが自然の一部と考え行動していくことで変えられることがある」という言葉を聞き改めて自分たちが伝えていくべきことは何かを考えさせられました。
TAKIBIはまだ小さなメディアですが、自分たちができることを一つからでも行っていき、それを伝染させていき、自然を守っていつまでもアウトドアを楽しんでいければと思います。