投稿日:2021年6月17日 | 最終更新日:2021年8月17日
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日本のみならず、世界中で愛される「最強の4WD」として人気のランドクルーザー200が2007年に登場して以来、およそ14年ぶりとなる待望の新型ランドクルーザー300系がいよいよお披露目!
今回の新型ランドクルーザー300系は「どんな道を運転しても疲れにくいクルマ」を念頭に開発されたとのことで、その内容が気になりますよね。
早速、紹介していきましょう!
約70年もの歴史がある「ランドクルーザー」とは?
車にそれほど詳しくなくても「ランドクルーザーって名前は聞いたことある」って方は多いと思います。
それもそのはず、ランドクルーザーがデビューしたのは今からおよそ70年前の1951年8月。
その時は「トヨタ BJ型ジープ」として登場し、それがトヨタ四輪駆動車の始まりでした。
ランドクルーザーの特徴は、悪路走破性を実現する圧倒的なパワーと安定性、そして屈強なボディです。
その性能の高さから、日本の人気はもちろん、世界170の国と地域で累計1,040万台、年間30万台以上を販売※してきたトヨタを象徴するブランドとなっています。※2020年末時点。レクサス「GX」「LX」を含む
新型ランドクルーザー300系の特徴
今回、満を持して発表されたランドクルーザー300系は一体どのようなスペックとなっているのでしょうか?
今分かっている情報を基に、外側・内側両方を徹底解説してきます!
①デザイン面
ランドクルーザー20系・30系から始まり、今日まで発表されたランドクルーザーのデザインは変化し続けています。
今回の300系のデザインも大幅に変わるかとおもいきや、ランドクルーザー200系とかなり似ているのが意外な点です。
リアのピラー形状が変わっていたり、バックライトがシャープになっていたりマイナーチェンジをしているものの、サイドの見た目はランクルの魅力である「屈強さ」はしっかり表現されている印象です。
アウトドアなど野外のシーンでも存在感を発揮することは間違いないでしょう。
②フレーム
従来型同様、伝統のフレームを引き継いだ300系ですが、大きな違いは「新GA-F」と呼ばれる新型プラットフォームへと進化したこと。
これにより、より軽やかでタフな走行が可能になりました。
③エンジン
先代ランドクルーザー200系のエンジンは5.7LのV8ガソリンだったのに対し、新型ランドクルーザー300系は3.5LのV6ツインターボガソリンを搭載。415馬力に650Nmのトルクを発揮!
先代のV8ガソリンは381馬力・543Nmだったのと比べると圧巻のパワーですね。
また、新型ランドクルーザーで復活するディーゼルは3.3Lディーゼルエンジンを搭載。309馬力とガソリンに比べると低いですが、トルクは絶大な700Nmです。
④サスペンション
ランドクルーザー200系でもサスペンションに力を入れてきましたが、今回のランドクルーザー300系でもそれは同じです。
サスペンション構造の改善を実施することで、オフロード、オンロードどちらでも運転しやすく、疲れにくいクルマになりました。
また、ランドクルーザー300系では、サスペンションシステムが油圧式からトヨタのクロカンとしては初の電動式に変わることにより、より機敏な対応が可能に。
走行中の「道」に対する順応性は、最高クラスと言って過言ではないでしょう。
⑤オフロード
ランドクルーザー300系では、山の斜面や柔らかい地面、凹凸のある道でもがんがん進めるように4WDとデフロックを標準装備。
新たに、路面に応じて自動で設定を切り変えてくれるマルチテレインセレクト機能を搭載することにより、操作の手間がかかりません。
また、運転席と助手席中央には前方の映像が表示されるマルチテレインモニターがついているため、悪路走行に役立つほか、縦列駐車にも便利。あなたの走行をサポートしてくれます。
⑥ギアボックス
ランドクルーザー300系は先代200系の8速を上回る10速オートマとなっています!急な斜面走行でもスムーズ。街中の走行であれば燃費の向上に貢献してくれるでしょう。
⑦走破性
ランドクルーザーといえば「道なき道を走れる」、どんな地形にも対応してくれるオールラウンダーですが、実は舗装路はそこまで得意ではありませんでした。
ランドクルーザー300系では、舗装された路での走破性を高めるために重心を低くし、段差での挙動や耐ロール性を向上させました。
それだけでなく、ルーフの素材を鉄からアルミに変えたことで、先代200系の車重2.6トンから200kgの軽量化に成功!
燃費や運動性の向上に加え、軽量化に伴いタイヤへの負担減につながり、劣化の軽減にも貢献。
日常的にクルマを乗る方には嬉しいポイントとなりました。
また、最新の先進運転支援機能「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を採用。歩行者や自転車運転者を検知し、衝突の危険性がある場合は自動でブレーキをかけてくれるプリクラッシュセーフティもついています。
そのほかにも、交差点での対向車や右左折時に安心の横断歩行者検知機能や、急な歩行者飛び出しによる緊急でハンドルを切った場合に二次的な事故を発生させないよう、車線逸脱抑制をサポートしてくれる緊急時操舵回避支援機能も追加。
さらに、駐車時における前後の障害物や、バック走行中に他の車両が接近していないか?、歩行者を認識し事故防止に寄与するパーキングサポートブレーキも新たに採用。
歩行者や自転車にも対応した安全装備がつき、街中でも安心して運転できます。
⑧内装
新型の内装はシンプルでハイテクな印象を感じさせるデザインとなっています。
特に、運転席と助手席中央にある画面が印象的。
この画面はタッチパネル式となっており、エアコン操作を始め、様々なことができます。
とはいえ、まだまだタッチパネルの操作に慣れない…なんて方にも安心の物理ボタンが健在!運転中に便利です。
ランドクルーザー300系にも5人乗りと7人乗りの2タイプが用意されており、車内は先代200系に比べると少し広くなっています。
また、ランドクルーザー300系で初デビューとなる「GR」モデルでは、新デザインのホイールや悪路走行でも安心なバンパーが付きます。
GRファンにはたまらないですね。
運転しても疲れにくいクロカン。それがランドクルーザー300!
いかがでしたか?
今回の新型ランドクルーザーは「どんな道を運転しても疲れにくいクルマ」を目指して開発されました。
街中はもちろん、斜面のきつい山道や凸凹のあるオフロードを進むには体力や集中力が少なからず必要です。
そんなドライバーへの負担を軽減し、運転する楽しさや喜びをより感じさせてくれるのが、今回のランドクルーザー300なのだと思います。
悪路走行性に優れ、ドライバーに負荷のかかりにくい安定性、セーフティ機能も充実しているので、初めてのクロカンという方にも安心です。
本格的な情報展開は2021年夏を予定しており、いよいよ目が離せません!