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投稿日:2020年1月5日 | 最終更新日:2021年8月17日
通気性
前述した通り、Tatraで前室側にあったベンチレーションはhiby3の場合後ろ側に来ています。
そのため、インナーテントからは…?
中からでも開け閉めできる専用の口がついているんです。これにはめちゃくちゃ感動しました。
両サイドにはTatraと同じようなベンチレーションが2か所です。
なので両方ともベンチレーションの数は変わりませんが、Tatraとhibyでは3つ目のベンチレーションの位置が前後で異なるようです。
後でインナーの解説もしますが、通気性についてはHiby3の方が高そうです。
インナーテント
ココにもちょっとした違いがありました。
Tatra3がD型のドアなのに対してHiby3は下側に開く珍しいタイプです。
突然の雨で前室が水浸しだった場合、気づかずに中からドアを開けて前室側に倒れてびちょびちょに…なんて事故以外はあまり悪い影響はなさそうです。
因みにTatra3は横方向に開きます。
写真ではわかりやすく束ねていない状態ですが、お互いにしっかりまとめて固定することができますよ。
こちらhiby3の室内なんですけど…
ちょっと赤すぎて何が何だかわかりませんね…実際僕もしばらく中に入っていましたが、慣れていないせいか目がチカチカしてきました。
所有者である友人はそこまで気にしない様子でしたので、個人差はあると思いますが…
写真下の方に横方向に延びている線を境に下側は膜状になっており、上側は前面メッシュになっています。
夏場でも通気性が高いのは圧倒的にhiby3に軍配が上がりそうです。
さらにインナーの真ん中にランタンフック
サンドイッチがジャストフィットしそうなポケットが入口付近の両サイドと、天井部分にもポケットがありました。
天井が高い分、倒れているデッドスペースが大きいので空間として広くは感じませんが、大人二人が寝るにはちょうど良すぎる室内空間でした。
全長
最後に、お互いのテントをほぼピッタリ並べてみました。
うーん…全然変わらない。
Tatra3は335cm、Hibyが315cmと言うことで20cmの差があるようですが、実際どっちを使っても大した違いはなさそうです。
まとめ
耐水圧こそお互いかなり高い数値を叩き出しているものの、やはり値段の差は幕にあったようです。
こればっかりは写真では伝わりませんが、Tatraの方がファスナーを開け閉めするときの引っかかりの少なさとか、一つ一つのパーツの作りとか…そういう細かい部分の質感が高い印象でした。
まあ、Tatraが22,000円(Alpen outdoors柏店での購入当時)hiby3は17,000円(友人が購入した当時の履歴参照)と、5千円近い差があるので価格で比較するべきではありませんが、Tatraの全体的な質感が高いのはこれで納得できます。
重量の差はやっぱり幕
この二つのテントを実際に触ってみて明らかに違うのはやはり幕の質感でした。
Hiby3も決して安っぽいわけではなく、より登山用のテントに近い薄くて丈夫な質感、Tatra3の方がキャンプっぽい厚めで頑丈な生地という印象でした。
ポールもペグも大して重量は変わらないので、約1.2kgという差は幕にありましたね。
キャンプツーリングにはどっちもおすすめ!
キャンツーでかさばるギアの一つとしてあげられるのがテントですが、正直寝袋とテントが同じくらいの大きさで収納できてしまうのでめちゃくちゃ便利です。
時期が時期なのでまだこのテントたちでキャンプツーリングは試していませんが、長期的なレビューも含めていつかレポートとして記事にしたいと思います。
Nature hike Hiby3
友人が買った当時は17,000円程度でしたので、少し12月23日現在では値段が上がっていますね…
欲しいものリストに追加して値下げのタイミングを待ちましょう!
Coleman Tatra3
この前回の記事でもご紹介した通り、転売やヤフオク、メルカリでない限り現状通販で購入することは至難の業のようです。
お求めの際はAlpen Outdoorsに行ってみましょう。
僕も購入前は3週間連続で通ってひたすら設営体験をしてようやっと購入に至ったという経緯があるので…
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