本記事は一部にプロモーションを含みます
投稿日:2019年11月12日 | 最終更新日:2021年8月17日
ペグダウン
そのあとはスカート部分を片側につき3箇所ペグダウンします。最初に真ん中を決めて、後からサイドを決めた方が綺麗に張れますよ。
この時に、先ほどポールに引っ掛けたフックから、反対側のフックまでのガイドテープがピンっと伸びていることを確認してペグダウンしましょう。
お気づきの方もいると思いますが、この4辺のガイドテープがピン張りされている状態を意識すると、割と簡単に設営できますよ。
インナーテントも行っちゃおう!
さあ、インナーテントですがインナー側のてっぺんにフックがあります。
これをフライシート内側のAフレームの頂点に当たる位置にもリングがありますのでそこに引っ掛けます。
さあ、ここからの説明は分かりにくいと思うので、こちらをご覧ください。
インナーテントを上から見た図です。余計わかりにくいですかね?僕もそう思います。
この後はこの図面の色ごとに解説していきますので覚えてくださいね。
赤、黄色の〇部分は引っ掛けるだけで緑色の〇部分はペグダウンです。
線が緑色になっているのは、シェルター内に露出する面です。わかりますかね?
というわけで、インナーを設営していくわけですが、上の図で言うところの赤い〇の部分を先に決めてしまいましょう。
インナー側も1つだけ赤くなっているので、先ほどフライシートのペグダウンした箇所のうち、真ん中の赤い箇所のペグに引っ掛けてます。
色で直感的にわかるのがいいですね。
外側からみるとこんな感じ。
ペグのフックの部分に引っ掛けました。正直引っかかればどこでもいいと思いますが、気になる方は一度ペグを抜いて一緒にペグダウンしなおす方が確実です。
さてお次は、先ほどの図面の黄色い箇所をさっきポールに入れたリングに引っ掛けます。
というか。赤い部分を引っ掛けた段階でだいたいの形が見えてくるので、設営しているうちに想像は付くと思いますよ。
最後は前面2ヵ所をペグダウンすれば…?
インナーの出来上がりです。身長164cmのちょい小さめのたこさんに中で寝てもらいました。ちょっと背の高い女性くらいのサイズ感です。
4人用ということですが、3人が余裕をもって寝れる広さです。狭すぎず広すぎず、二人なら超快適な大きさですよ。4人家族か仲良し4人組なら寝れるかな?
同室の人に気を使って寝転がるならこんな感じです。
もちろんテント内部にはランタンフックを装備していて…
さすがに斬新だなと思いましたが、メッシュポケットには保証書が縫い付けられていました。
いろんな形にできる
前室に当たる部分はタープポールで立ち上げるだけなので設営の細かい説明は省略しますが、レイアウトはかなり自由にできます。
張り方下手くそでごめんなさい…しわっしわのテロンテロンですね…
今回のキャンプでは、この隣にsnowpeakのヴォールトというこれまた大きなツールームが後から合流する予定でして、このテントはリビングルームにしたいのでスペースを大きく取れる両面跳ね上げを採用しました。
ちなみにフライシートの片側はメッシュ窓になっているので、跳ね上げるとこんな感じになります。
なので、雨が降りそうなときはこの下には何も置かない方がよさそうですね。
逆側はサイドフラップと呼ばれる壁がついていますが、邪魔であればファスナーを外してクルクル巻いて収納できます。
もはや設営した状態からテントをいじっていないので参考までにアマゾンさんから画像を拝借してきました。
さらにここから天井のループまで巻き上げると…?
さらに開放的になりました。
さらにさらに逆側も跳ね上げて…!?
ここまでくるとワンポールテントとタープ状態です。
日差しが強くなくてタープがいらない秋や春先は、このスタイルにすると空が見えて気持ちよさそうです。
今後いろんなシーズンやロケーションで使うのが楽しみになってきました。(僕のじゃないけど)
あとは全部設営して…
はい!完成!
ハロウィン直前だったのでデコってみました♪…男二人で。
テントの形や色合いがインスタ映え必至のデザインなので、こういうデコレーションもアリですよね。
ガーランドがよく似合います。
まとめ
今回の設営方法は、実際にメーカーが推奨している手順とは異なります。
要するにあれです。僕って新しい家電買っても説明書とかほとんど読まないタイプの人間なんです。
では、このテントの総評と行きましょう!
GOODなポイント
アレンジの幅が広くていろんなシチュエーションで使えそうです。
ティピーが二つ繋がったような形、いわゆる「ツーポールテント」ですが、中にポールが入らない設計のため広々使えて快適です。
さらに形といいこの色といい、休日のふもとっぱらでさえ被ることがなかったので、近所の子供たちが寄ってきて珍しそうに眺めていました。
最近徐々に普及し始めているツーポールテントに早速新たな風!といったところでしょうか。
イマイチなポイント
結局のところタープとティピーが連結しているので、タープがいらない場合や狭い区画サイトでは4人用のツールームテントにしては大きすぎるのかもしれません。
それと、こういう形状なので仕方ないですが、締め切ったときに立って動けるスペースが意外と少なく、壁面が思ったより寝ているため張る面積の割にデッドスペースが多い印象です。
あと、欲を言えばフライシート自体に人が出入りするような専用の扉が設けられていないのが玉にキズですかね。
うーん…まあ、締め切って使用する前提ではないと思うので、自分のキャンプスタイルや持っているギアに合わせて検討してみましょう!
考え方を変えれば、人間が立って動き回れるスペースが少ないなら、デッドスペースは棚やボックスなどの収納を置いて、グランドシート等でお座敷スタイルにするなど、いろいろ工夫はできそうです。
実は入手困難!?
これだけ散々紹介しておいてこんなこと言うのもなんですが、去年の冬モデルなので在庫がかなりなくなってきてます。
Amazonでは品切れ状態、ほかの大手ECサイトでも在庫切れが続出しております…
実際このテントの持ち主もオークションで販売価格とほぼ同じ未使用品を落札したそうです。なので、根気よく探してみて下さい。きっと見つかります。
- 1
- 2