投稿日:2019年11月29日 | 最終更新日:2024年1月29日
本記事は一部にプロモーションを含みます
こんにちは、ガジェット大好きおにいさんことTAKIBI編集部のむっしゅです。
今まで隠していましたが実はガジェット大好きなので、キャンプにはパソコンもっていってみたり、スマホにタブレット、Goproなんかのカメラも持っていきたいです。まあ、それが仕事なんですけど…
でもプライベートのグルキャンの時にも必ず誰かがこう言うのです。「充電器貸して~」と…
つまり何が言いたいかというと、圧倒的に「電源」が足りていないんですよね。
そんなことを考えている時に、ちょうど運よく人気のポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」がTAKIBI編集部に届きましたので今回はこちらをご紹介したいと思います。
※Jackery(ジャクリ)ポータブル電源700は販売終了しており、現在はJackery Solar Generator 708として新しくなって販売されております。(2023年2月情報更新)
ポータブル電源のメリット・デメリット
出典:Jackery
と、その前に…そもそもポータブル電源に対するメリットとデメリットをご紹介しましょう。
メリット
・一つあればまず電源に困ることはない。
・製品にもよるが家電もつかえる。
・有事の際はめっちゃ助かる。
ご想像通りかもしれませんが、ポータブル電源は言わばモバイルバッテリーのオバケのような存在です。
普段皆さんがカバンに忍ばせているモバイルバッテリーは大きくてもせいぜい10,000mAh、スマホの充電だけであれば5,000mAhもあれば十分でしょう。対して今回紹介するモデルは194,400mAhと、普段聞いたこともない大容量なんです。
そのため、種類は限られてきますが家電が使えたり、PCやスマホ、Nintendo Swichなどと言ったゲーム機器の充電などなんでもござれなんです。
あと、常日頃から充電しっぱなしにしておく習慣をつけておけば、万一の停電の時にも復旧までの場つなぎとしては十分に機能します。
デメリット
・でかいし重い。
・実は使える家電が少ない?
・初期投資が高い…
instagram:@in.out.sho1235
これだけの大容量なので当然サイズもそれなりに大きく、前述した通り使える家電にもかなり限りがあるのが問題です。
バックパッキングやバイクでのキャンプでは非現実的ですし、コレ一台でキャンプが自宅のような快適さになるわけではありません。そんなこともあってかまだまだ普及しない製品のため、どうしても高額になりがちです。
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 700
ディティールチェック
なにしろ製品を見てみないことには始まりません。
ということで届きました。
え、でかっ!?
箱が超デカい。とっさにたまたま近くにあった卓球のラケットと比較してみました。つまり今僕は卓球台の上でレビューしているということですね。特に意味はありませんが。
しかしさすがは最高クラスのグレードですね。では本体はどうでしょうか…?
あれ?意外とコンパクトですよ。ラケットの主張が激しいですが卓球台の上なので仕方ありませんね。
イメージとしては500mlのビール6缶セットより一回り大きいかなと言った程度です。
重さはどうでしょうか…?
残念ながらこれほどの大きさのものを測れるものがないのであくまで個人の感想ですが、重さは感じませんでした。
安心してください。メーカーさんから送られてきた製品だからとヒイキしているわけではなく、ほんとにカタログスペックの6.3kgという重量を感じないんです。
それもそのはず、ハンドルは剛性感のある作りでグリップ部分には柔らかいゴム素材になっています。
なおかつ折り畳みが可能なので、クルマで持ち運ぶ際にスタッキングしやすいのもGoodポイントですね。
さらに底面にはこれまた触り心地の良い柔らかいゴム足がついていました。この足のおかげで机の上に置いても微動だにしません。
本体がそこそこの重量なのでテーブルや棚から落下して足にでも直撃すればひとたまりもないでしょうからこれは安心です。
付属品
因みに付属品はこんな感じです。
ネオプレーン素材のケースに充電用のACアダプタとクルマのシガーソケットなどで使うDCアダプタの2種類が入っています。
連泊やキャンプ場をはしごする間に充電できるのはうれしいですね。
液晶ディスプレイ
こちらにディスプレイがついていますので見てみましょう。
スイッチオン!
おお!ブルーのバックライト液晶です。
INPUTは充電時の電力、OUTPUTは想像通り消費電力です。視覚的に数字がわかるのはいいですね。
ラインナップ
今回紹介する製品は最大容量の700というモデルですが、よりコンパクトで容量も小さいモデルとして240と400があります。
使用用途や環境に合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
充電してみた
充電できることは当然なのですが、なんというかこう…
新しいスマホ買ったときとか無駄に新機能使ってみたくなるじゃないですか。今そんな気持ちです。
ということで、いろんな端子がついているので一つ一つ充電してみましょう。
まずはUSB
3口あって、5V 2.4Aまで対応しています。
つまり高速充電に対応しているってことですね。これはうれしいです。
充電するときはアウトプットの種類を選んでボタンを押します。
ポチっとな。
緑色のランプがつきました。
では早速…
はい、こんなに持ち主からの愛を感じられない程バキバキになったiPhoneでも充電できました。
因みに、ロック画面を「おめでとう」にした意味は特にありません。
コンセント
なんか変な感じですよね。家でもないのにコンセントの口があるんですよ?わくわくします。
500Wまで使えるということなので、Macbookの充電をしてみました。充電器であるMagsafe2の消費電力は60Wなのでなんの問題もありませんね。
でも、実際はここがネックなんですね。
そもそも500Wまでしか使えないACアダプタに対して500Wの製品を使うと、次に問題になってくるのが連続使用可能時間です。
Jackery(ジャクリ)のホームページに、消費電力に対応して使える連続使用時間の計算ができるページがありますが、その結果だと実に1時間11分です。
例えば消費電力300Wのプロジェクターを持って行くと約2時間弱と、作品によってはラストシーンで強制シャットダウンという悲劇が起こります。
映画はノートPCで我慢して、冬場は電気毛布、夏場はサーキュレーターなどで使うと良いですね。
こたつやホットカーペットは使えはしますが連続使用するとあっという間に力尽きてしまうため、バッテリー切れになってしまった場合の絶望感がすごいと思います。
DC
使わないよ!と思いがちなDCソケットです。
よくクルマについているのを見ると思いますが、実はその電源で結構いろんなものが動いちゃいます。
例えば小型の冷蔵庫やカップウォーマー、クルマ用の掃除機なんかも使えますね。撤収の時のテント内清掃に重宝しそうです。
手元にDCソケットがなかったので使用感はまた後日ということで…
因みに本体を充電している間と出力している間はモニターの表示は常時ついています。
特に充電中の時にはブルーのLEDが点灯しているのですがこれが結構明るいです。わかりやすくていいのですが、正面からのぞいたら少し目がやられました。油断してましたね完全に。
最後に
お恥ずかしながらポータブル電源をまともに触ったことがない僕からすると、もっとデカくて重くて扱いにくいイメージでしたがそんなことはなかったですね。
このサイズなら車に積んでもさほど邪魔にならないですし、キャンプも含めて災害時の非常電源として持っておくのもいいですよ。
保証は?
メーカー保証が2年ついているので、2年以内の故障であれば無料で修理してくれます。
アウトドアで使えることを提言しているとはいえ、ずぶぬれになったり長い時間直射日光にさらされていれば当然故障の原因になりますので注意しましょう。
え、終わり?
instagram:@aa8ya
今皆さんが思っていることはわかりますよ。キャンプで使ってるシーンが見たいのに!と思っていることでしょう。
ということで、次回は実際にキャンプシーンで使ってみたいと思いますのでお楽しみに!