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投稿日:2019年4月10日 | 最終更新日:2021年8月17日
使用する際は、OD缶が、逆さまに設置されます。ガスバーナーから遠く、プレートの外に飛び出すように設置できるため、安全です。また、Snow Peakのオリジナルの液出しシステム採用しているので、気温の変化に影響されず、着火時から安定した燃焼を持続します。
火力連続継続時間は、Snow Peakのギガパワーガス 250 イソで、だいたい、1時間くらいです。
卓上として、使用する際にOD缶を取り付ける部分は、プレートの下にペタッとくっついて収納できます。IGTでの使用の際は、火力調節ツマミを外に向け、ホース先端部を本体から外します。ガス缶を取り付け、倒立装着して使用します。※0.5ユニット分の間隔をあけてお使いいただくか、リッドトレーハーフユニットをご利用ください。
ガスの種類
なぜ、逆さまにして使うのか?
Snow Peakの銀缶シリーズは、イソブタン+ノルマルブタンの混合ガスです。これによって、液体のままガスを取り出す逆さまの形態に対応できるようになってます。簡単に言うと、逆さまにしたときの内部のガスの圧力の安全性のためにノルマルブタンを配合して、イソブタンは、沸点がマイナス11.7度の着火が可能なので、配合することで、安定した出力で、ガスを供給できます。逆さまにしてOD缶を設置するシングルバーナーは、銀缶シリーズのみ対応になりますので、購入の際は、気をつけてください。ちなみに、金缶シリーズは、倒立装着はできません。
金缶シリーズは、プロパン+イソブタンの混合ガスです。沸点がマイナス42.1度と着火点は、一番低く、蒸気圧が、一番高いため、高出力で燃焼します。内圧が、非常に高くなるので、配合率に限界があります。
正常な形態での使用であれば、気温に応じて使えるOD缶です。僕は、スノーピークギアでしたら、明るさを必要とするランタンなどに使います。
着火・消火
火力調整つまみをプラス方向に回すと、ガスが出ます。
イグナイタをカチっと押して、火花を飛ばして着火を促します。
微妙な火力調節も可能な回しやすい円形つまみです。
イグナイタ付
消火のときは、つまみをマイナス方向に回し切ったら、消火できます。
まとめ
スタイリッシュで軽く掃除も楽なシングルバーナー。
卓上バーナーとしても利用しやすいので、ソロなどに持っていきやすいです。
一番の特徴は、液出しシステムですね。これにより、同じように3000kcal/hの出力であっても、寒冷地や冬季に利用する際、缶内部の圧力が安定してるので、着火しやすいという特徴があります。
難点は、この特徴ゆえに、ガスの種類を選択する必要があるので、要注意ですね。
ただ、アウトドア好きの方は、ガスの種類によって、缶内部の圧力の違いや出力の違いがあると理解することも楽しさのひとつにされてしまうとは思うのですが(笑)
高地や寒い時期にも、キャンプを楽しまれる方にはオススメのバーナーです。
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