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投稿日:2019年3月18日 | 最終更新日:2021年8月17日
コスパが良いかも!?焚き火台を自作してみよう
実は、焚き火台を自作で作った、という方も少なくありません。焚き火台は欲しいが100円均一などの安い材料を使って低予算で抑えたい、市販の焚き火台に自分の好みや用途に合ったものを見つけられなかった、などの理由で焚き火台を自作してしまう人が増えてきています。では実際にどのような作り方があるのか代表的な自作焚き火台を見てみましょう。
ペール缶で焚き火台を自作
まず最初にご紹介するのが、ペール缶を使った自作の焚き火台です。ペール缶とは主に工業系の溶剤などを貯蔵、運搬するために使用される鋼鉄製の缶のことを言います。知り合いの工場から無料でもらえるという方はそれで構いませんし、ホームセンターなどでも1,000〜2,000円程度で購入することもできます。ペール缶を焚き火台にするための基本的な加工としては、「金属に穴を開ける」のみです。上蓋が外れるタイプのペール缶はそのまま上蓋を外して使えます。あとは、薪や炭を入れる火入れ口を一箇所、空気を入れる口を2〜3箇所開けるだけで完成です。ホームセンターなどではグラインダーという道具を貸してくれるところも多く、グラインダーの刃だけ購入するだけで済んでしまいますのでおすすめです。ペール缶で焚き火をする際の注意点としては、薄い鋼鉄を挟んですぐのところに地面がありそこで薪が燃えるため、地面が焼けてしまう恐れがあります。そのため、レンガなどを足場にし、ペール缶を地面より高くすることをおすすめします。
一斗缶で焚き火台を自作
ペール缶で作る自作の焚き火台に似ているものに、一斗缶で作る焚き火台があります。よく飲食店などでサラダ油などが一斗缶で利用されているところをご覧にならることも多いかと思います。一斗缶で作る簡単な焚き火台の作り方は、4面全てに釘とハンマーで5〜6個の空気穴を開ける、天井部分を缶切りで切り取る、だけです。グラインダーなど金属を切り取る道具をお持ちの方は、薪を投入する火入れ口を側面に開けるとより便利になりますが、道具がない方には、釘、ハンマー、缶切りだけでできる焚き火台がおすすめです。この簡易版の焚き火台の場合、缶切りで開けた上部の口から薪や炭を入れ、火をつける必要があります。また、ペール缶で作る焚き火台同様に、火が地面のすぐ近くにありますので、レンガなどで足場を作って一斗缶が地面に触れないようにすると良いでしょう。
バケツでも自作できるの?
最後にご紹介するのが、バケツを使った自作の焚き火台です。100円均一などでも、ブリキなどの金属製のバケツが販売されていますが、そんな格安のバケツを使っても焚き火台を作ることができます。面倒なことはしたくないという方は、そのままバケツに薪や炭を入れて火をつけるだけで焚き火台になってしまいます。ただ、それだけでは空気が入りにくく、燃焼効率が悪くなってしまうので、側面に釘とハンマーを使って穴を開けると良いでしょう。同じく100円均一で販売されている焼網をバケツの上に乗せれば、バーベキューもできてしまう焚き火台の完成です。その他にも100円均一には魚焼グリル、金属製の蒸し器など、焚き火台に応用できるものが多数ありますので、ご自身の用途にあわせて探してみてはいかがでしょうか。
焚き火台とあわせてダッチオーブンも用意しよう
これから焚き火台の購入を検討されているのでしたら、ぜひダッチオーブンも合わせて検討してみることをおすすめします。ダッチオーブンは、煮る、焼く、蒸すといった調理ができてしまう万能鍋です。鋳鉄製のものが多く販売されていますが、それ以外にもステンレス製やカーボン製のものもあります。ダッチオーブンは蓋の上にも炭や薪を置いて上下左右から加熱ができるような設計になっており、中の食材をムラなくじっくりと火を通すことができます。焚き火台では多くの炭や薪を使用しますので、それを利用し、焚き火鑑賞をしながら、炎の中でダッチオーブン調理をしてしまう、という一石二鳥の使い方をすることができます。これまでダッチオーブンは数千円から1万円を超えるような高額なアイテムでしたが、最近ではニトリなど低価格で販売しているところもあり、焚き火台・キャンプ初心者の方でも気軽に楽しみやすくなってきています。ダッチオーブン料理の定番であるローストチキンはもちろん、パンを焼くことやお米を炊くこともできてしまう、まさに万能鍋と言うことができます。
まとめ
今回は、「キャンプ場をほんのり照らす焚き火台おすすめ16選」として、様々なメーカーから発売されている焚き火台をご紹介してきました。ファミリーなど大人数で利用できる焚き火台から、ソロキャンプ愛好家向けの超軽量・コンパクト設計な焚き火台まで、使用する目的やシーンに合わせたアイテムを見つけ出すことができましたでしょうか。市販の焚き火台よりももっと安くしたい、もっと自分好みの機能やデザインにしたい、という方には自作の焚き火台もご紹介しています。100円均一で販売されているブリキのバケツや、焼き魚用の網、金属製の蒸し器などを組み合わせることで、数百円という予算で十分な機能を持つ焚き火台を自作することも可能です。
また、焚き火台を使ってみたいとお考えの方は、ぜひダッチオーブンも合わせてご検討いただくと、より一層焚き火・キャンプを楽しめるようになるかと思います。通常、バーベキューなどでは炭から炎があがっている状態よりも、しばらく時間をかけて炎が落ち着いた状態にならないと食材が焦げてしまいがちですが、ダッチオーブンであれば厚みのある鋳鉄のおかげで、燃え盛る炎の中に投入しても一瞬で食材が丸焦げになってしまうということはありません。ぜひ焚き火台とダッチオーブンで最高のキャンプをお楽しみください。