投稿日:2021年2月19日 | 最終更新日:2023年5月12日
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※記事内容に情報を一部変更・追加しました。(2022年8月31日)
2020年は全国各地に、新しいグランピング施設が多数誕生しました。キャンプが題材となったアニメや実写版のドラマなども話題になり、キャンプを始める人が増えています。キャンプ道具を持っていない初心者でも、気軽に本格的なアウトドアが楽しめるのが魅力のグランピング。
この記事では、グランピングが気になるという方へ、グランピングとキャンプの違いや、グランピングのメリット・デメリットについて解説。記事後半には、おすすめのグランピング施設もご紹介します!
グランピングとは?
2020年三省堂の新語大賞にも選出された「グランピング」。
グランピングとは、英語で“魅力的な、華やかな”などを意味する「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を組み合わせた造語です。
グランピングは、おしゃれで豪華なテントやコテージに宿泊し、ホテル並みの快適なサービスを受けることができます。設備は整っていて自分たちで用意するものが少ないため、誰でも簡単に焚き火やバーベキューが体験でき、自然の中でアウトドア気分が満喫できると人気。海外で広がり、最近は日本でもニーズが増えていることもあり、全国で様々なグランピング施設が誕生しています。
「キャンプ」と「グランピング」の違いは?
「キャンプとグランピングについて何が違うのか分からない。」という方もまだまだいらっしゃるかと思います。アウトドアを楽しむのはどちらも一緒ですが、まずはどんな違いがあるかを知って自分に合う方からはじめてみることをオススメします。
道具と知識と経験が必要な「キャンプ」
キャンプは、自分でキャンプ道具を買い揃え、車に家から積み込み。キャンプ場へ着いたら、テント設営。その後も寝床をセッティングしたり、キャンプ料理の準備と続きます。
自分で選んで購入したお気に入りの道具を持ち込んでのキャンプは満足感もありますが、全て自分で設営や準備を行わなければいけません。
初心者で慣れていないと「テントやタープが綺麗に設営できない」「火熾しに時間がかかる」など、苦労することもたくさんあります。
初心者でも安心 簡単に誰でも楽しむことができる「グランピング」
すでにテントも寝床も設営済みなのが、グランピングの大きな特徴です。施設によっては、キャンプ料理の材料はカットされているので、バーベキューコンロで焼くだけというプランもあります。
グランピングはホテルや旅館に宿泊するように、到着後すぐにゆったりと自然を感じながら過ごしたり、オプションでアクティビティで遊んだりするなど、様々な過ごし方ができます。
グランピングは、どんなところに泊まるの?
ベッドとソファが配置された おしゃれで快適な空間です。
グランピングは、大型テントに宿泊するのが一般的ですが、コテージ、キャビン、トレーラーハウスなどに宿泊できる施設もあります。施設によってタイプは様々です。
デッキの上に設営されていることが多く、足元の汚れも気になりません。
ストーブやクーラーなど冷暖房が各棟に完備され、温度管理されたグランピング施設もあり、どの季節でも快適に過ごせるのも大きな魅力。
また、焚き火は通常屋外で行ないますが、暖炉付きのコテージでは室内でも焚き火をすることが可能です。
シャワー、バス、トイレが個別についているテントもあり、衛生面などで気になる方も滞在するときに不安を抱かずに済みます。さらに貸切露天風呂やサウナがついている施設もあり、芯からリラックスできますよ。
グランピングのメリット・デメリットは?
かなり快適な感じがするグランピングですが、キャンプと比較するためにメリットとデメリットもしっかりと覚えておきましょう。
ここがグランピングのメリット!おすすめポイント
- 1.キャンプ道具を買い揃えなくてもキャンプが楽しめる
- 2.本格的でおしゃれなキャンプサイトが体験できる
- 3.道具の管理や荷物の搬入などの煩わしさがない
- 4.設営・撤収の手間がかからない
- 5.料理の準備や片付けを任せることもできる
- 6.時間にゆとりがあり、ゆっくりと過ごすことができる
- 7.知識や経験が少ない初心者でも気軽に楽しめる
利用前に知っておいたいグランピングのデメリット
- 1.宿泊費が高い
- 2.持ち込みなどに制限がある施設もある
- 3.グランピング施設がまだ少ない
- 4.ペット同伴ができない場所が多い
- 5.人気施設は予約が取りづらい
大きな違いはキャンプ道具!
キャンプで1泊2日過ごすには、テント、シュラフ、椅子、テーブルと様々なキャンプ道具が必要です。それも家族の人数分となると、予算も収納スペースもかなりのもの。揃えても、年に数回しか利用しないこともあるかもしれません。
しかしグランピングなら、豪華でおしゃれなキャンプ道具を全てレンタルして使うことができます。
初心者でも簡単に手軽に楽しめます!
準備、片付けもサービスに含まれるプランなら、知識や技術に自信がない方でも安心してキャンプ体験ができます。
グランピングは自分でやることが少ないぶん、ホテルで泊まるような気分になりがちではありますが、体力に自信がない高齢者の方でも安心して楽しむことができます。
キャンプとしては料金は高めですが、コスパは◎
グランピングと一言で言っても、朝夕の食事付きでシェフが食事を提供してくれるプランや、自分たちで焼いて調理するバーベキュープラン、食事提供はなく食材は各自持ち込みというプランなど、様々です。
サービスの内容によって、グランピング利用料金も異なります。
ホテルと変わらない宿泊費であったり、食材の持ち込み料金がかかる施設もあります。
キャンプ場のフリーサイトやオートサイトに宿泊するよりも利用料金は高くなりますが、キャンプ道具の購入や管理・維持を考えると、むしろお得に感じるかもしれません。
しかも、設営撤収の時間がないので、より時間にゆとりを持ってリゾート気分でアウトドアを楽しむことができますよ!
北海道おすすめのグランピング施設
キャンプ場の中に手ぶらで楽しめるグランピングプランがあるところもありますが、最近は、グランピング専門の施設も多くなりました。ここでは、特におすすめの北海道のグランピング施設、3箇所をご紹介します!
ビレッジ大滝キャンプ場
北海道伊達市にある、2020年に新設したばかりの大自然に囲まれたキャンプ場。グランピングエリアは宿泊者専用ゾーンになっているので、別荘気分が味わえますよ!
住所:北海道伊達市大滝区三階滝町40-9
営業時間:チェックイン/14時 チェックアウト/10時
営業期間:通年営業 ※冬季は週末のみの営業
アクセス:札幌から車で約2時間 新千歳空港から約1時間半
料金:1泊2食 一人19,800円(税込み)※冬季割引あり
公式HP:https://village-ootaki.com
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真狩 焚き火キャンプ場
羊蹄山が見えるニセコエリアにある、グランピング専門の施設。
ベルテントだけではなく、コンテナハウスやキャンピングカーに宿泊するプランもあります。通年営業なので、冬のグランピングも楽しめますよ!冬は星空が綺麗!
住所:北海道虻田郡真狩村社86-1
営業時間:チェックイン/13時 チェックアウト/10時
営業期間:通年営業
アクセス:札幌から車で約1時間45分 新千歳空港から約1時間45分
料金:1泊2食 一人12,500円(税別)〜
公式HP:https://takibi-camp.jp
しのつ公園たっぷの湯
札幌近郊にある人気のキャンプ場に誕生したグランピング。新篠津温泉たっぷの湯の宿泊プランの一つです。朝食はホテルバイキング、夕食はバーベキューの食事や温泉入浴券付きで、アメニティ類も全て揃っていますよ!
住所:北海道石狩郡新篠津村第45線北2番地
営業時間:チェックイン/14時 チェックアウト/10時
営業期間:4月末〜10月末
アクセス:札幌から車で約50分 新千歳空港から約1時間10分
料金:4/25~5/5:大人18,000円、5/6~10/25:大人20,000円
公式HP:たっぷの湯公式HP>グランピング
※最新情報は公式HPでご確認ください。
グランピングを楽しんでみませんか?
キャンプやアウトドアが気になっているけれど、キャンプ道具がないからと諦めている方に、グランピング体験がおすすめ!アウトドアならではの大自然を、ホテルに宿泊するような手軽さで満喫することができます。
自分の希望に合ったグランピング探しを!
グランピングは施設によってプラン内容が大きく変わりますので、希望にあったグランピングプランを探してみて下さいね。人気のグランピング施設は予約が取りづらい場合もありますので、利用希望の方は、お早めのご予約をおすすめします!
ぜひあなたも、グランピングでキャンプ体験を味わってみませんか?
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ソロキャンからソログランピングブーム到来⁉【グランピングに関するアンケート】
<<TAKIBI編集部 追記>>
TAKIBI編集部でグランピングにまつわるアンケートも実施しました。
その結果によると、グランピングを楽しむ層はグループだけではないようです。
ソロキャンのみならずソログランピングブームも到来するかもしれませんね…!
【調査概要】
対象者:19歳~66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女
サンプル数:375人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年8月19日(金)~2022年8月24日(水)
【質問:あなたは誰とグランピングに行きたいですか?】
質問に対しての回答選択肢は以下(※複数回答可)
1.家族
2.友人・同僚(男性のみ)
3.友人・同僚(女性のみ)
4.友人・同僚(男女)
5.恋人
6.一人がいい
7.その他
10代~60代の男女を対象とした「あなたは誰とグランピングに行きたいですか?」というアンケートで最も多かった回答は「家族と行きたい」で全体の半数以上の59.2%という結果になりました。
次いで多かった回答が「友人・同僚(男女)と行きたい」で20.53%、「同性の友人・同僚と行きたい」、「恋人と行きたい」と続きました。
一方で、「一人がいい」と回答した方が13.87%いることが分かりました。
また、「その他」として「犬と行きたい」という回答が得られています。
「恋人と行きたい」と思うのは女性より男性のほうが多く、男性の回答者の20.95%
男女別で見てみると、「家族で行きたい」と思う割合は男性では54.76%、女性では64.85%、どちらも半数を超える結果になりました。
1番回答が多い項目から少ない項目までの推移は男女で同じ結果になりましたが、「恋人と行きたい」と思う方は、女性よりも男性の方が多く、20.95%ということが分かりました。
記念日など特別な時間を恋人と過ごしたいと思う男性が多い傾向があるようですね。
一方、女性は「家族」に次いで「同性の友人・同僚と行きたい」が多いことから、気心の知れたメンバーと自然の中でリフレッシュしたいと思う方が多いのではないかと推測しました。
対象的なデータとして、「一人で行きたい」と思う方もおり、こちらは女性よりも男性が圧倒的に多く、18.57%という結果になっております。
詳細については後ほど記述いたします。
「非日常」や「豪華さ」という共通認識がある一方、グランピングに行く目的や求めるものが男女で異なりそうです。
既婚者は「家族と」、未婚者は「恋人と」行きたいという回答が最も多い
【既婚】
【未婚】
既婚者では「家族と行きたい」という回答が圧倒的に多く、80.98%という結果になりました。
未婚者は僅差で「恋人と行きたい」という回答が一番多いという結果になり37.06%、次いで「家族と行きたい」方が32.94%という結果になりました。
グランピングに「一人で行きたい」人が全体の13.87% 特に40代に多い
数人で行くイメージがあるグランピングですが、意外にも「一人がいい」という方が全体の13.87%という結果に。
年代別で見たところ、20代~60代でそれぞれ10~15%程度いるということが判明しました。特に40代では17.14%と高い割合になっていることが分かります。
自然の中、誰にも邪魔されずに贅沢な時間を過ごすというのもとても魅力的ですね。
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