投稿日:2019年3月12日 | 最終更新日:2023年2月27日
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九州でも山登りできる場所はたくさんありますが、法華院温泉山荘のような立派な施設はそうないと思います。今回は法華院温泉山荘が管理する、山にも登れて温泉にも浸かれる登山もキャンプも好きな人には、とっても最高なキャンプ場をレポートしてきました。
法華院温泉山荘は、九州以外からも訪れる方もたくさんいらっしゃる人気の場所になります。
法華院温泉山荘がすぐ目の前にあり、九州本土最高峰の(九重連山)中岳を初め、1700m級の山々に囲まれたキャンプ場です。前回「坊ガツルキャンプ場」を紹介させて頂いたのですが、その場所から山荘の方へ歩いて10分ほどの距離にあって、割りと近いのですがこちらのキャンプ場は山荘から近いためなのか、有料なのですがすぐにテントで埋まってしまう人気の場所です。
テントが張れるスペースはそれほど多くなく、張れる数が限られていますが、写真は第1キャンプ場で、もう1つ同じくらいの広さの第2キャンプ場も近くにあります。
基本情報
住所 大分県竹田市久住町有氏1783
料金 1人500円(1張りではないので注意)
営業時間 通年 定休日なし
予約 なし ※予約はないので基本的に早く来た方からとなります。
法華院温泉キャンプ場のメリット
歩いて10分ほどの距離に無料の「坊ガツルキャンプ場」があるのに、法華院温泉キャンプ場に空きがあれば、あっという間にテントでいっぱいになります。
やはり、その1番の魅力は法華院温泉山荘に近いという点だと思います。
1人500円払えば温泉に入れるのですが、せっかく温泉で温まっても坊ガツルキャンプ場まで片道10分程かけて戻っていたら、湯冷めしてしまうのでは?と、そんな理由でより近い法華院温泉キャンプ場を選んだ方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですが、大人10人程が入れるくらいの広さの浴場でしたが、お湯はかなり熱めでしたので、しばらくは湯冷めの心配もないほど体がポカポカでした。
少し明るい時間に温泉に入ったら、誰もおらず貸切です。
温泉はフタがかぶせてあり、冷めないように配慮してありました。熱々の湯に浸かると下からフワッと湯の花が舞上がって、冷たかった手足の先からジンジンして、ほわ~と全身のチカラが抜けてしまいそうな脱力感を感じるほど、とても気持ち良かったです!
他に、お酒などの飲み物を山荘で買ってテントまで運ぶのも、距離が短い方が大変さが少しで済むというのもあるかもしれません。
山荘の飲み物や食べ物って、担ぎ手がとっても苦労して…イメージですが、法華院温泉山荘は専用の車が通れる道を使って物資を運んでいるので、お値段も思ったより高くないのです。お酒やお菓子もついつい多めに買っちゃうので、荷物は多くなりますね。汗
こちらは山荘の入口、売店を覗くと…こんなものまで売ってるの!と驚きますよ。パンやお菓子やカップ麺はもちろん、フルボトルのワインや900mlの焼酎や日本酒も置いてあるのを見つけた時には驚きました!笑
それから、トイレも山荘の水洗トイレが利用できるので女性の私は助かります。とくに寒い時期はトイレも近くなるので法華院温泉キャンプ場に張ることが多いです。苦笑
正面が山荘、左の建物はバンガローです。
山荘までの距離は歩いて1分程なのでかなり近いのが分かります。
法華院温泉山荘の談話室を利用することもできます。寒い時期はテントの扉を開けて食事を作るのはちょっと寒くなるので、屋内で食事をしたり暖をとって過ごせるのは嬉しいです。
談話室には廃油を再利用したストーブがゴウゴウと音を立てて稼働していました。
この日はとっても寒かったので、かじかんだ指先がじんわり温まって生き返りました。
他にも法華院温泉キャンプ場の良いところは、眺めです!景色と言えば…高い場所から遠くの山海や街並みが見える景色と思いそうですが、ここは標高が高い場所にあるのに、周りの景色は目の前の高くそびえる山ばかり。その山だけなのですが、普段見ている近さじゃないのでとても圧巻な景色に感じるんだと思います。
キャンプ場からは坊ガツルや、近くの山々の景色がとても綺麗に見えます。
ザック(リュックサック)でテントや寝袋を担いで2~3時間ほど歩いてこないといけない場所なのですが、山なので明るいうちに到着しテント設営が終わると、この景色を眺めながらゴロンとくつろいでいる方や昼寝をされてる方をよく見かけます。
オレンジが私のテントです。地面は砂利のような粒の小さな石が多いため、写真のような板張りの高床はとても嬉しい配慮です。
上の写真のようにプラスチック製の高床もありました。寝心地は板張りよりも背中とか痛いのかな?と思ったのですが、板張りとほとんど変わりませんでした。
周辺設備も整っています
山荘の談話室のすぐ外に屋外でも過ごせるテーブルセットがあります。
山なのでチェアーやテーブルを担いで来るのはとても大変なので、こんな設備は嬉しいです。
昼間の明るい時間は、ここで昼食を作って食べる方がとても多く、やっぱり外で食べる食事は美味しいし気持ち良いですよね。
目の前には水場があり、水を汲んだり顔を洗ったりできます。
もちろん洗剤等は使えないので、お気を付けてくださいね。
法華院温泉山荘では宿泊者以外でもランチの提供をしてくださり(ランチは10時~14時)牛丼とカレーを注文しました。14時を過ぎても生ビールや軽食やパンは注文ができます。
まとめ
九州最高所の源泉かけ流しの温泉があり、歩いてしか辿り着けない場所で、山荘泊ではなくテントを担いでキャンプを楽しむ!自然と隣り合わせなので、それなりの準備も必要だし、油断は大きなケガや事故に繋がります。でも頑張った恩恵は絶大です!
山荘の看板の向こう側にキャンプ場が見えます。
温泉のあとは、ポカポカのままテントに潜り込めるのでとっても快適でした。
1日目は綺麗な青空の快晴だったのに夜風が強くなり、ペグが1本抜けてしまい、まさかの夜中3時に強風の中でペグの取付とテンションの再補強をやり直して、おお寒い~と思いながらシュラフに逃げ込んで再び寝たのですが、夜は暗くてよくわからなかったのですが…朝にはこの景色!
こんなに積もってたなんて!雪景色も堪能できてテンション上がってました。
普段のキャンプと違って山でのキャンプなので、まだ私1人で訪れたことはないのですが、いつかは1人でゆっくり自然を感じながら、温泉で温まった後はテントで山飯作って、1人酒とか…渋すぎて憧れちゃいます!笑
私の憧れは置いといて…笑
ぜひ皆さんも来てみてください!絶対に来て良かったと感じる場所ですよ。
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