投稿日:2019年3月12日 | 最終更新日:2023年2月27日
本記事は一部にプロモーションを含みます
今回は車ではなく、徒歩でしか訪れることのできない大分県竹田市のキャンプ場をご紹介いたします。
徒歩で訪れることができないということは、キャンプをするための道具や装備は、ザック(リュックサック)1つでしか行けない登山スタイルになります。
登山を始めたばかりの頃、いつかはテント泊をしてみたいな~と思ったときに、周りからまず最初に勧められるのが「坊ガツル」でした。
真ん中の薄い緑の土地が「坊ガツルキャンプ場」で、その東側には九州本土最高峰の中岳があり、北側には三俣山、南側には大船山と、1700m越えの山に囲まれた場所にキャンプ場があります。
上の写真は、白口岳の登山道から撮影したもので、写真右側が平治岳、左側が三俣山になります。
写真では分かりにくいですが、明るい色のテントだと自分のテントが見えますよ。
基本情報
【住所】 〒878-0202
大分県竹田市久住町大字有氏(阿蘇くじゅう国立公園内)
【主な登山口】 牧ノ戸峠登山口、長者原ビジターセンター
(無料駐車場300台)
【料金】 無料
【営業期間】 通年 定休日なし
【標高】 約1,200m
【テントサイト】100~300ほど(予約不要)
電源なし、宿泊設備なし、直火不可、花火不可、
下の写真には登山口から山々の位置まで分かり、全体の様子が良くわかります。
出典:法華院山荘温泉
ピンク色の花は「ミヤマキリシマ」です。見頃はだいたい毎年5月下旬~6月上旬です。
その年の寒暖差などでも多少のズレはありますが、ミヤマキリシマの人気はすごいので、この時期の坊ガツルキャンプ場は、ものすごい数のテントが張られています。
そもそも「坊ガツル」って?
初めて聞いたときは、変な名前だな?と思ったのですが、調べてみると「坊」とは寺院(久住山信仰の中核である法華院、今は法華院温泉のこと)「つる」は「水流」で水の流れや川のある土地という意味であり「坊ガツル」とは湿地帯である意味の地名になるのです。
「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」として、ラムサール条約の登録地になっています。
坊ガツルキャンプ場は、九重連山の中心に位置しているため、どの登山口からでも泊まれます!でも2~3時間以上は歩かないといけないです。汗
テントと寝袋も担いでなので、それなりの重さです。でも…生きるのに最低限必要な装備を自分で担いで行くなんて、なんだかカッコイイな~!と思ったり…笑