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投稿日:2019年3月26日 | 最終更新日:2021年8月23日
Q:一番お気に入りの魚拓はどれですか?
山本先生:鮭児(けいじ)のカラー魚拓です。鮭の1万匹に1匹くらいしかいないといわれる大変貴重な魚です!
知り合いがたまたまロバート・デニーロさんとお仕事をされていて、紹介してもらう機会があり、その際に同い年(1943年生まれ)という事もあり意気投合し、この鮭児の魚拓をプレゼントしました。この魚拓はロバート・デニーロさんが大変気に入ってくれてとても印象に残っている一枚です。鮭児はとても貴重は魚なので、私も一番お気に入りの魚拓です。
Q:今までで一番難しかった魚拓はどれですか?
山本先生:6.7mのダイオウイカです。こちらは島根県の沖に浮いていたのを漁師さんが見つけて国立科学博物館に寄贈されていました。このホルマリン漬けになっていたダイオウイカを特別に魚拓にさせていただいたのですが、ダイオウイカのホルマリンのニオイがすごくて目がショボショボして、鼻は痛いし、長時間作業をすると頭がいたくなるので本当に大変でした。完成までに2カ月かかりました。
ダイオウイカの上下を正しく表すと下記の写真となります。
上から
腕が8本、触腕が2本(足ではないですよー)
口
頭
胴体
尻尾
となります。