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投稿日:2019年1月31日 | 最終更新日:2021年8月23日
埼玉県のちょうど中心部に位置する東松山市。武蔵野の自然を色濃く残す比企丘陵の豊かな自然に囲まれながらも、池袋まで電車で44分と都心へのアクセスも良好です。まちの活性化に力を入れ、地方創生に取り組む森田光一市長に話を伺いました。
東松山市の特徴を教えてください
東松山市は都心から50kmの場所に位置し、埼玉県のちょうど真ん中にあります。田園地帯から丘陵地帯と自然の豊かさもバラエティに富みつつ、お店や病院などの施設もコンパクトにまとまった生活利便性の非常に高いまちです。全国的に人口減少が進む中、東松山市の人口は約9万300人と増加傾向にあり、大変魅力的なまちだといえるでしょう。その背景には、推進しているインフラ整備によって住宅が増えて住みやすくなり、子育て支援が充実していることから若い世帯が増えてきたことが要因だと考えられます。また、市長就任以来18社の企業を誘致したので、そこで働く人々が東松山市に住むようになったということも理由として考えられます。
鉄道や自動車の交通網も整っています。電車のアクセスでは東武東上線池袋駅より、東松山駅まで最短で44分。市内には東松山駅のほか高坂駅もあります。東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線に直通運転しており、銀座・有楽町方面に加えて、新宿・渋谷方面、自由が丘、横浜、元町・中華街方面までつながって便利になっています。高速道路では、関越自動車道の東松山ICがあり、圏央道も利用でき、関東全域へのアクセスもしやすくなりました。さいたま市へ約1時間、秩父市へも約1時間と、県内の移動でも大変恵まれた立地にあります。交通アクセスの利便性は企業誘致のセールスポイントにもなっています。
特に力を入れている取り組みはありますか
市として2015年度から「東松山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、超高齢社会や少子化への対応、定住促進、交流人口増加・まちの活性化への施策を展開しています。特にまちのにぎわいのために必要な取り組みとして、市内に点在する観光資源を連携させ、さまざまな観光プランを提案することで観光客の増加を図っています。
例えば「くらかけ清流の郷」は2016年5月に整備してきれいになりました。大自然の中で川遊びや手ぶらでバーベキューが楽しめるスポットとして、市外から訪れる大勢の人たちで人気があります。次に、東松山市の花であるぼたんを楽しめる「東松山ぼたん園」は約2年かけて再整備しました。子どもたちが楽しく遊べるように大きな遊具を設置したり、株数ではなく花の質を上げる方針に変更したりと園内を大きくリニューアルしました。指定管理者制度により2019年4月からは民間の会社が運営するので、今後は、多彩なイベントが繰り広げられるテーマパークになるだろうと期待しています。
そして、東松山市はウォーキングのまちとしても有名で、毎年11月には国内最大のウォーキング大会「日本スリーデーマーチ」を開催しています。ウォーキングのメッカとしてさらに発信しようと、高坂駅西口を起点に全長13kmのウォーキングコース「まなびのみち」も整備しました。駅周辺に点在する観光拠点をウォーキングで結ぶ周遊ルートで、東松山市の産業遺産ともいえる廃線敷を舗装して利活用しています。観光ルートには、東松山市にゆかりのある彫刻家の高田博厚さんの彫刻作品32体を鑑賞できる約1kmの野外彫刻ギャラリーや、1500万年前のサメの歯の化石などを発掘できる「東松山市化石と自然の体験館」をはじめ、平和を学ぶ「ピースミュージアム」、コアラやキリンなど200種類の動物を楽しめる「こども動物自然公園」など、楽しく学びながら歩くことができるコースとなっています。多くの人に歩きながら五感を刺激し楽しく学んでもらいたいと思っています。
2019年度の目標は
総合戦略策定から約3年が経過していますが、インフラ整備をはじめ企業誘致などの産業振興と子育て支援で人口は着実に増えています。新規農業従事者も支援しており、池袋で就農相談会を開くなどして商業・農業・工業と3産業の活性化にも力を入れていきます。
観光施設では、農林公園の改修工事を進めており、2019年に新しくオープンします。改修後は、イチゴやブルーベリーの摘み取りや時期に応じた季節の野菜や果物の収穫体験を提供するなどし、家族で楽しめるような体験型の公園となる予定です。今後も残りの2年間で、子育て関係の施設や観光施設の整備、産業振興をさらに充実させたいと考えています。
TAKIBIを通して皆さんへ伝えたいこと
豊かな自然に囲まれつつも子育て環境やマーケットも充実し、首都圏への交通アクセスも良好です。自然をより満喫できるよう整備されたくらかけ清流の郷バーベキュー場や化石の発掘を楽しめる体験館、新しく遊具を設置してリニューアルしたぼたん園、さらにウォーキングも楽しめる観光ルート「まなびのみち」など、世代を超えてみんなで楽しめる観光資源、地域資源が東松山市にはたくさんあります。これまで点在していた地域資源を磨き上げ、点を線でつないでいきたいと考えています。新しい年も引き続き、観光客の獲得や移住者を増やす政策を実施していきます。まさしく上昇気流に乗って、発展を続けている東松山市。ぜひ遊びに来てみませんか?
東松山市(http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/)
東松山市観光協会(http://www.higashimatsuyama-kanko.com/)