投稿日:2022年3月9日 | 最終更新日:2023年1月23日
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壮大な富士山を目の前にフリーオートでのびのびキャンプが楽しめる『ハートランド・朝霧』をご紹介します!
牧場に作ったキャンプ場なのでテントのすぐそばを牛さんが通ったり、「名物監督」と言われる愉快なオーナーさんがいたりと個性豊かなキャンプ場です。
『ハートランド・朝霧』概要
詳細 | |
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営業期間 | 年中無休 |
利用時間 | チェックイン 6:00~20:00 チェックアウト 12:00 ※レイトチェックアウト ~18:00まで(1人500円) デイキャンプ 9:00~18:00 |
料金 | デイキャンプ 1,000円 テント1張1泊 3,500円~(大きさに応じて) タープ1張1泊 500円 車1台1泊 500円 キャンピングカー1台 4,500円 車でソロテント1泊 1,500円 バイクソロテント1泊 1,500円 |
車横付け | 可能 |
お問合せ | 公式サイトからメールにて可能 |
公式HP | http://asagiri-kantoku.net/ |
住所 | 〒418-0101 静岡県富士宮市根原228 |
受付
受付はキャンプ場入口にあります。
料金はこちらで支払いました。
受付では、ここの牧場でとれた牛乳で作ったソフトクリームやチーズなどを販売していました!
牧場のソフトクリームは格別ですね!
なめらかな舌触りに濃いミルクの味、訪れた際はぜひキャンプ飯後のデザートにお試しあれ!
また、受付にはちょっと変わった物販もありました。
「適当Tシャツ」に「適当パーカー」「ハンドタオル」「ステッカー」などです。
シャツやパーカーは「監督印」というロゴが。
そう、実はここのキャンプ場には「名物監督」と言われるオーナーさんがおり、名物なあまりグッズまで出しているんです。
監督については後ほど詳しく紹介しますね。
サイト紹介
『ハートランド・朝霧』は全面フリーオートサイトで、牧場ということもありサイトの規模感はかなり広いです。
上段サイトと下段サイトがあり、設営場所によって富士山の見え方が変わります。
オーナーに絶景設営ポイントを聞いてきましたので紹介します!
おすすめの絶景設営ポイント
『ハートランド・朝霧』の魅力はなんといっても「ド迫力の富士山」!
オーナーにお聞きしたところ、最もキレイに富士山を一望できるポイントは下記写真の2箇所とのことでした。
まず、絶景ポイント①はサイトに入ってすぐの下段ゾーンです。
目の前に富士山のパノラマを拝むことができ、一番人気のエリアです。
ただ、サイトの入り口になるので車の出入りは多いです。
音が気になる方や家族連れの方は、入り口付近はやめたほうがいいかもしれません。
入口から奥に入りすぎると富士山が林で隠れてしまうので、自分好みの富士山ビューポイントを探してみましょう。
絶景ポイント②は上段ゾーンの手前側です。
ここからも富士山がキレイに見えるので、当日もほとんど埋まっていましたね。
絶景ポイント①よりも少し後ろに下がるので、より富士山が大きく感じられました。
今回私もこちらに設営したので、詳しい内容は『今回宿泊したサイト』で記載します。
林間サイト
確認したところ、富士山手前にある林も設営OKみたいです。
林間の雰囲気を楽しみたい方やハンモックをしたい方はこちらがおすすめです。
また、常連になるとこの林間サイト手前の牧草地帯に設営する方もいるらしく、富士山の反対方向の山並みを楽しむそうです。
基本的にあまり設営する人はいないエリアなので、ソロキャンで静かにキャンプをしたい方にはオススメですね。
直火エリア
『ハートランド・朝霧』にはなんと直火可能エリアがあります。
上記写真の黒土部分で直火が楽しめるそうで、場所は絶景ポイント①の手前あたりになります。
もちろんテントの設営も可能!見晴らしもいいので、直火をしながら景色を楽しみたい方はこちらがおすすめです。
ロッジ(休憩のみ可)
休憩利用のみでロッジもありました。
洋風なロッジやトレーラーハウスのようなものなど、どれも個性的なビジュアルでした。
BBQエリア
施設内にはBBQエリアもあり、夏は非常に賑わうそうです。
食材の発注も可能とのことなので、手ぶらBBQもできますね!
大人数で利用できるほどスペースが広いので、富士山を眺めながら家族や仲間と肉を焼くのもアリですね。
地面の状態
牧場なので地面は全面芝生です。
ただこの日は前日の大雪で一面が銀世界でした。
場所によっては少し傾斜があるところもありますが、ほとんどが平らです。
サイト下段の入り口付近は少し水はけが悪く、かなりぬかるんでいるところもありましたので、そのあたりの設営は避けた方がいいでしょう。
ペグの刺さり具合
サイトの上段と下段でペグの刺さり具合が異なります。
サイト下段は一般的な芝生の固さでした。
鍛造ペグであれば問題なく刺すことができます。
ただ、上段は少し地面が固く、鍛造ペグでも少し刺さりにくいなという印象でした。
アルミペグやプラスチックペグだとかなり難しいと思うので、鍛造ペグを持っていくことをおすすめします。
ちなみに、私は上段サイトで村の鍛冶屋のエリッゼステークを使用しましたが、問題なく設営できました。
今回宿泊したサイト
今回私は上段サイトの絶景ポイント②のエリアに設営しました。
テントはコールマンのカーサイドシェルター3025、車は三菱のミニキャブバンです。
このエリアの特徴は、最も富士山が大きく見えることと、テントのすぐ横を「牛さん」が歩いていることです。
テントからの眺めは最高!
富士山×雪原世界を楽しみました。
この上段サイトは柵でキャンプ場と牧場が区切られています。
柵の近くに設営すると「テントのすぐ脇を牛が通る」という不思議な光景を眺めることができます。
炊事場やトイレなど設備関係は若干遠くなりますが、貴重な体験ができました。
ハートランド朝霧の名物監督とは?
『ハートランド・朝霧』には富士山の絶景にも負けないパンチのある名物監督がいらっしゃいます。
「監督」の愛称で親しまれており、カートに乗って颯爽と現れます。
とても元気でユーモアのある方で、遭遇すれば「エンジョイしてるか~い?」と気さくに話しかけてもらえるはずです。
今回宿泊するために予約の電話をした際、一言目から「今から来ちゃいなよ~、誕生日だからタダにしてやるぜ~」とノリノリでした!
個人的に日本一気さくなオーナーがいるキャンプ場だと思います。
ちなみに、この施設のほとんどの設備は監督自らの手作りだそう!
個性的なロッジもたくさんありましたので、訪れる際はぜひそちらも見てみてください。
設備紹介
『ハートランド・朝霧』の設備紹介です。
必要な設備は十分揃っており、不自由はありませんでした。
トイレ
トイレはサイトの入口付近にありました。
一般的なキャンプ場のキレイさです。
便座は温座のウォシュレット付きでした。
炊事場
炊事場もサイト入口付近にありました。
たわしなどはついていましたが、お湯などは出ません。
ハートランド朝霧の魅力
『ハートランド・朝霧』は広々としたフィールドでダイナミックな富士山が拝めることも魅力ですが、牧場であることを活かした様々な体験も可能です。
「牛への餌やり体験」「乳しぼり体験」「バター作り」を楽しめるみたいです。
この3つを約1時間ほどで体験できるようで、しかも監督の解説付きです。
1,500円とお手頃料金なので、訪れた際はぜひ体験してみてください。
周辺の観光情報
ハートランド朝霧周辺の観光情報です。
この朝霧高原周辺には様々な観光スポットがありますが、その中でも2つご紹介します。
パラグライダー体験 スカイ朝霧
ハートランド朝霧から車で5分ほどのところに、『スカイ朝霧』というパラグライダーを体験できる施設があります。
キャンプ場を訪れる途中でパラグライダーが飛んでいる姿を見たので気になって調べると、かなり近いところにありましたね。
手軽にふわっと浮遊体験ができる体験コースや、インストラクターと二人乗りで高度300mを空中散歩できるタンデムコースなどがあります。
キャンプ場を訪れて時間があればふらっと遊びに行ってみるのもありですね。
詳細 | |
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営業期間 | 年中無休(木曜定休・悪天候休み) |
利⽤時間 | 9:00~17:00 |
料⾦ | 【体験コース】 10,000円 【タンデムコース】 10,000円(平日) 12,000円(土日祝) |
公式HP | スカイ朝霧 |
アクセス | 中央自動車道の河口湖インターから 富士国際花園・道の駅経由で35分 |
住所 | 〒418-0109 静岡県富士宮市麓499 |
白糸の滝
キャンプ場から車で約15分ほどのところに白糸の滝があります。
「白糸の滝」はその名のとおり、幾筋もの絹糸をたらしたかのような繊細で美しい滝です。
落差20m・幅150mの崖を、富士山の雪解け水が無数の白糸となって流れ落ちる様子は、絶景の一言に尽きます。
詳細 | |
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営業期間 | 年中無休 |
利⽤時間 | 8:30~16:30 |
駐車料⾦ | 500円(普通車) |
公式HP | 富士宮市役所 |
アクセス | 東名富士ICから西富士道路、国道139号を経由し、 上井出ICを下り約5分(東名富士ICから約40分) |
住所 | 〒418-0103 静岡県富士宮市上井出273-1 |
特記事項
『ハートランド・朝霧』の特記事項です。
富士山側から風が吹く
地形の特性上、富士山側から風が吹いてきます。
どうしても富士山を見たいので入口を富士山側に向けると思いますが、その際注意したいのは焚き火の位置です。
テント入り口前で焚き火をすると、火の粉が直接テントに飛んできますので、少しずらすかテントと距離を取るようにしましょう。
居酒屋はゆる~く営業?
トイレがある建物には居酒屋の暖簾がありました。
夜はここの店長の気分で営業されるみたいです。
キャンプ場でいろんな人と交流してみたい方は訪れてみてはいかがでしょうか。
直火エリア以外で直火は禁止
先ほど紹介した直火エリア以外での直火は禁止です。
牧場の芝生なのでダメージを与えないよう、焚火台だけでなく焚き火シートなどを使用しましょう。
薪は広葉樹の大盛
薪はその時の入荷状況によるみたいですが、私が訪れた際は広葉樹の大盛が1,500円で販売していました。
針葉樹は現在なしとのこと。
土嚢袋にパンパンに入っていたので、焚き火を長く楽しみたい方はお得ですよ。
名物監督と絶景富士山が魅力の『ハートランド・朝霧』
いかがでしたでしょうか。
絶景富士山にノリノリの名物監督とキャンパーを飽きさせない魅力がたくさん詰まった『ハートランド・朝霧』でした。
監督についてもっと知りたい方は公式サイトの日記をご覧ください。
「監督とはどんな方なのか?」よく伝わるかと思います。
キレイな富士山を見たい方、家族連れでアクティビティを楽しみたい方には特におすすめなキャンプ場でした。
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