投稿日:2021年8月12日 | 最終更新日:2022年2月3日
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日本でも有数の美しい山々が連なる山梨県ですが、奥秩父の名峰で日本百名山の一つでもある瑞牆山(みずかき山)の絶景を眺めながら高原キャンプが楽しめるキャンプ場があります。
それが「みずがき山自然公園キャンプ場」です。
みずがき山自然公園内からも瑞牆山への登山道が始まっており、山頂への道のりは、3~5m級の巨大な岩が点在しているため、登山者のみならずロッククライマーにも人気がある山となっています。
みずがき山自然公園キャンプ場はそうしたアウトドア好きの拠点ともなっているのです。
一般的なキャンプ場と比べて、キャンプ施設は最低限ではありますが、やはり一番の魅力である瑞牆山の絶景を楽しみたい山好きに特にお勧めしたいキャンプ場です。
みずかき山自然公園キャンプ場 概要
営業期間:4月下旬~12月上旬(毎週水曜日は休み)
チェックイン・アウト:フリー
利用料金
1人 1,500円
2~4人 3,000円
5人以上 4,000円
タープ 1,000円(滞在期間中)
デイキャンプ 大人300円(中学生以下無料)
駐車料金:無料(収容可能数 普通車100台)
予約有無:予約不要
公式サイト:https://www.hokuto-kanko.jp/guide/4757
電話番号:0551-45-0277
アクセス:須玉ICより約27km
住所:山梨県北杜市須玉町小尾8862-1
管理棟・受付
キャンプ場敷地内のほぼ中央にあるのが管理棟です。
まずは管理棟内にある受付でチェックインを済ませましょう。
受付では、利用用紙に必要事項を記載して提出し、人数に応じた利用料金を支払います。
また、支払いを済ませた印である滞在日付の書かれたタグを渡されるので、テントを設営したら外から見える位置につけておきましょう。
その他に、管理棟受付前には、地元の農産物や加工品、工芸品などを販売する売店の他、奥にはトイレや食堂もあります。
キャンプサイト概要
みずがき山自然公園は、2001年に開催された全国植樹祭の主会場跡地となっており、約1.1ヘクタール以上の広大な土地となっています。
フリーサイトとなっているので、1キャンプサイトごとに区画されておらず、広々とした芝生の高原の敷地の中で、好きなところにテントを張ることができます。
相当な混雑時を除き、たいていの場合はキャンプ場内に車を入れてオートキャンプが可能です。
キャンプサイトは主に2つのエリアに分かれており、管理棟・トイレ・炊事場のある利便性の高いエリアと、小道を挟んで向かい側の設備のないエリアです。
キャンプサイトでは、ほぼどこからでも瑞牆山を見ることができますが、絶景重視キャンパーにおすすめなのは、トイレや炊事場からは少々離れるものの、設備のないエリアの方です。
こちらは、より静かで、エリアのほぼ全域に芝が行き渡っており、何と言っても瑞牆山の裾野も含めてダイナミックな景色を楽しむことができます。
微妙に異なる瑞牆山のお気に入りの角度を見つけてぜひテントを張りたいものですね。
今回宿泊したサイト
今回は、梅雨明けすぐ7月中旬に1泊滞在しました。
施設の設備からは少々離れるものの絶景を重視してサイトを選び、テント内で寝転んでも瑞牆山がどん!と目の前に見える角度の場所にテントを張りました。
地面は芝生で非常に柔らかく、アルミのペグも刺さりやすく、手持ちのゴムハンマーでも楽に設営できました。
キャンプ場内にはひさしとなる大きな木や日陰がないので、太陽が照る時には暑さを感じましたが、風が吹けば標高1,500mだけあって涼しく快適な滞在となりました。
日没後になると、次第に気温が下がり始め、夜中にはかなり寒くなります。
日中との寒暖差に驚きましたが、しっかりと防寒をして寝ました。
テント内と外気温の温度差が発生するので、結露防止に網戸を少し開けたり、起床時にしっかりとテントの内側を乾かしたりすることも忘れずに。
また、夜には満天の星空を眺めることもでき、星が空を埋め尽くす光景は圧巻です。
周りに街灯がなく、360度空を見上げながらうっすらと暗闇に浮かぶ山の稜線と月、そして星のコラボレーションが最高のキャンプ場となっています。
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