投稿日:2022年2月17日 | 最終更新日:2024年2月1日
本記事は一部にプロモーションを含みます
人間の体は「末端が冷えやすい」という特徴があり、足元も例外ではありません。
雪上を歩くことで地面からの冷気が伝わってしまい、対策をしていないとより寒さを感じてしまいます。
特に冬キャンプでは、足元の冷え対策も重要です。
今回は冬キャンプで足元の冷え対策をはじめ、様々な効果を発揮してくれるスノーブーツについてご紹介します。
失敗しない選び方やおすすめのアイテムもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
冬キャンプにスノーブーツを履いていくメリット
「冬キャンプにはスノーブーツが適している」と言われているのは、その理由は足元を暖かくする以外にも様々なメリットがあるからです。
冬に欠かせないスノーブーツの特徴をご紹介していきます。
地面からの冷気が伝わりにくくなる
冬キャンプは、地面から伝わる冷気によって身体が冷えてしまう恐れがあります。
特に気温の低いフィールドで過ごす場合には注意が必要です。
足首は皮膚も薄く、さらに皮膚のすぐ下に血管が通っているため、冷気の影響も受けやすいです。
足首が冷えてしまうと全身にも寒さが伝わってしまいます。
スノーブーツを履けば足元の寒さを防いでくれるため、冬キャンプだけでなく、雪遊びやワカサギ釣りなど屋外で長時間活動するアクティビティにもおすすめです。
普通の靴よりも防水性が高い
冬キャンプでは雪や霜などによってぬかるみが多く発生します。
ぬかるんだ地面の上を普通の靴で歩くと、濡れてしまう可能性が高いです。
濡れたことでより一層足元も冷えてしまいます。
そんな場面でも活躍してくれるのが、防水・撥水加工されたスノーブーツです。
普通の靴やブーツよりも高い防水・撥水性が備わっているため、内側まで濡れてしまうのも防いでくれます。
凍結していても滑りにくい
スノーブーツは、凍った地面や雪の上を歩いても滑りにくいソールが備わっています。
スノーブーツは元々雪山での使用を想定した造りで、ソールのグリップ力はどれも非常に高いのが特徴です。
滑りやすい路面でもグリップ機能によってしっかりと転倒を防いでくれるので安心ですし、低温でも硬化しにくい機能が備わっているものもあるため、長時間の使用でも滑りにくさを実感できます。
ハイグレードなスノーブーツになると、樹脂や金属製のスパイクがソールに埋め込まれている場合もあります。
スノーブーツの失敗しない選び方!確認すべきポイントは?
スノーブーツは多くのアウトドアブランドから販売されています。
防水性に特化したもの、保温性が良いものなど、その特徴も様々です。
どのような機能を有したものを選べばいいのかご紹介していきます。
保温素材が使われているか
スノーブーツを選ぶ際、重要となるのが「保温性」です。
冬キャンプでは基本的に屋外で活動するため体温も下がってしまいます。
足元からの冷えを防ぐにはスノーブーツの保温性も大切です。
履き口にボアやフリースが付いているタイプは、足を入れる際の冷たさを和らげることはできますが、履いている最中の指先の冷たさなどは和らぎません。
履き口だけではなくつま先までフリース素材を使用しているタイプがおすすめです。
また、内部の保温力をアップさせる中綿やライナーを備えたタイプだと、より暖かい履き心地を感じられます。
防水加工・撥水加工はされているか
スノーブーツの防水性はメーカーが採用する繊維や独自開発の素材による違いから、その特徴も異なってきます。
また、防水・撥水性が弱い素材だと長時間使用しているうちにブーツ内へ水が染み込んでしまう可能性もあるため注意が必要です。
詳しい防水・撥水加工は各スノーブーツの販売サイトから確認できます。
おすすめなのは、完全防水仕様のスノーブーツです。
完全防水は雪だけではなく、大雨の中を歩いても長時間濡れずに快適な状態をキープできるようなります。
防水性を高めるポイントは素材だけでなく構造にもあるので、しっかりとチェックしてみてください。
透湿性はあるか
ボアやフリース素材をブーツ内部にまで使用したタイプは、保温力に優れていますが、蒸れを感じやすくなっています。
ブーツ内が蒸れることで「汗戻り」と呼ばれる足の冷えを招く現象が起こります。
透湿性が低いと汗戻りが発生し、保温機能を感じられなくなってしまうのです。
透湿性が高いスノーブーツだと、汗などの水分を外に排出したり蒸散させたりできるので、内部をドライな状態に保ってくれます。
足に汗をかきやすい方は、保温性や防水性と併せて透湿性も重視して選ぶのがおすすめです。
グリップ力はあるか
スノーブーツのグリップ力はソールの素材で大きく変わってきます。
グリップ力を求めるならラバー素材が適しています。
滑りにくいことから安全な歩行をサポートしてくれます。
また、グリップ力を重視するなら、ソールにスパイクを搭載したモデルもおすすめです。
ただし、それらのブーツは重量が重いものも多く、重いスノーブーツで得られる高いグリップ力ばかりに注目してはいけません。
歩きにくかったり履いているだけでも疲れるようなスノーブーツでは、快適なキャンプ時間を楽しむことができません。
試し履きをして使い心地をしっかり確認するのがおすすめです。
丈の長さはどのくらいか
スノーブーツを選ぶ際は、丈の長さにも注目してみてください。
丈が足首上くらいまでのショートブーツは脱ぎ履きしやすく、シューズ感覚で楽しめる手軽さが売りですが、雪や水が内部に浸入しやすい欠点があります。
丈が少し長いミドルブーツはふくらはぎの半分程度が隠れる長さです。
悪天候な場合でも、ある程度はブーツ内部に雪や水が浸入するのを防いでくれます。
膝下までしっかり覆ってくれるロングブーツであれば、積もった雪上でも堂々と歩けます。
保温効果も高いものが多く、寒さが苦手な人にはうってつけです。
ただし、丈が長い分、脱ぎ履きしづらいのがデメリットとなっています。
サイズはどのくらいか
スノーブーツではサイズも重要なポイントです。
選ぶ際は足にちょうどフィットするサイズではなく、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。
サイズに余裕があると厚めの靴下を履いたり、足先用のカイロをつま先部分に入れられたりと、寒さ対策がしやすくなります。
- 1
- 2