投稿日:2020年3月28日 | 最終更新日:2022年11月30日
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※記事内容の情報に一部追加・変更しました。(2022年11月28日)
キャンプ始めたばかりの初心者だと、どんな服装が適しているのか悩んでしまうもの。
アウトドアとはいえ、機能性ばかりではなくファッション性も忘れたくないですよね。
そこで今回は、まだ初心者だけど服装も含めてキャンプを楽しみたいという方のために、おしゃれなコーディネートを季節別にご紹介します。
キャンプでもしっかりおしゃれしたい方は必見です!
キャンプに適した服装って?服装選びのポイント
最初に、キャンプの服装選びにおいて重要なポイントをご紹介します。
このポイントを忘れないでアイテムを選んでください。
まず大事なポイントとして、キャンプを楽しむ季節に合わせた服装であることが挙げられます。
そして、どんな雰囲気のキャンプ場に行くのかも大事です。
その場の雰囲気に合う服装の方が気分良く過ごせますからね。
また、アウトドアである以上、一年を通じて下記の対策は必須です。
紫外線対策
曇りの日でも夏以外でも、紫外線対策は一年を通じて必要です。
さらに、標高が高くなると紫外線は強くなるので、高原で気持ちいいからと薄着でいると簡単に日焼けしてしまいます。
昼間にうっかり日焼けをしてしまうとヒリヒリして痛くなり、キャンプが楽しめなくなってしまいます。
タープの中で過ごして直射日光を避けるだけではなく、可能な限り長袖を着てください。
白などの薄い色は紫外線を通しやすいので、黒系の濃い色の服を着るか日焼け止めを利用しましょう。
また、サングラスや帽子なども紫外線対策にはとても役立ちます。ぜひキャンプの際は持参してください。
雨対策
傘をさしながらテントの設営はできないので、カッパを持っていきましょう。
天気予報で晴れであったとしても山間などは天候が変わりやすいため、防雨アイテムは基本的に用意しておくと安心です。
長靴・防水スプレーも車に積んでおくといいですね。
雨に濡れたときのことを考えて、予備の着替えもあった方がいいでしょう。
防寒対策
冬はもちろんですが、秋・春も屋外は昼夜の気温差が大きく、夜になると気温がグンと冷え込みます。
真夏でも、標高が高い場所や天候次第では肌寒く感じることが多々あります。
そのため、朝晩の冷え込みと気候の変化に対応できるよう、重ね着できる服装を用意します。
出先でも簡単に羽織れるシャツやパーカー、夜間に備えて暖かいインナーも忘れずに用意しておくようにしてください。
レギンス・手袋・帽子・マフラーもうまく利用して快適に過ごしましょう。
虫対策
■スキンベープ 虫除けスプレー ミストタイプ
キャンプ場のように自然に囲まれた環境の中では、普段は目にしない虫もたくさんいます。
露出の多い服装をしていると虫に刺されてしまう可能性があります。
できればトップスは長袖、ボトムスは長ズボンがいいですね。
湿度が高い場所では、ヒルなどが潜んでいる可能性もあります。
キャンプ場の立地やアクテビティの内容に合わせ、虫さされを防ぐ服装を選びましょう。
服装に加え、虫除けスプレーを併用すれば効果倍増なのでおすすめです。
内容量:200ml
商品サイズ:幅73mm×奥行37mm×高さ220mm
適用害虫:蚊、ノミ、トコジラミ、イエダニ、サシバエ、マダニ、ブユ、アブ
焚き火・ベーベキュー対策
キャンプでは焚き火やバーベキューの煙で匂いが付きやすいので、洗濯しやすい服装を選びましょう。
また、風が強いと火の粉が舞って服に付くこともあるので、ポリエステルやナイロンといった化繊はなるべく避けるようにしてください。
火に強いウール素材や厚手コットンなどの難燃性素材の服なら安心です。
アクティビティ対策
アスレチックや川遊びなどを楽しむ予定なら、動きやすくて汚れても気にならない服にしておきましょう。
汗によって濡れた衣服で体が冷えないよう、速乾性素材の洋服もいいですね。
以上のように注意点はありますが、キャンプの服装にルールはありませんし、アウトドア専門店のウェアが必要なわけでもありません。
キャンプのために一から揃えたら費用もかかりますので、普段着ているカジュアルタイプの服を上手にコーディネートするのがおすすめです。
もし何か買い足す必要があったら、アウトドアアイテムをプラスするくらいで充分です。
【初心者必見】春のキャンプに最適なおしゃれコーデ3選
春は軽装でカジュアルな爽やかファッションがいいですね。
しかし、昼間は暑くても朝晩は気温が急激に下がることもある季節です。
天候が変わりやすく雨が降るとぐっと冷え込みますので、防寒対策も考えてコーディネートしてください。
女性のコーデ 寒暖差に対応できるパーカー
防水加工のパーカーなら突然の雨にも対応できます。
パーカーにダウンベストを合わせれば、気温に合わせて調整しやすいです。
ネイビー・グレー・ベージュなど、ベースとなる基本色を決めてコーディネートするとセンス良く見えます。
バンダナや帽子・スニーカーといった小物で、赤などの差し色を入れるといいでしょう。
素材:NORTHTECH Cloth(ナイロン100%)
サイズ:
Sサイズ/着丈72cm、身幅43.5cm、肩幅34.5cm、袖丈58cm
Mサイズ/着丈74.5cm、身幅45.5cm、肩幅36cm、袖丈60cm
Lサイズ/着丈78cm、身幅47.5cm、肩幅38cm、袖丈62.5cm
女性のコーデ アームカバーにレギンスでおしゃれに寒暖対策
半袖Tシャツにアームカバー&レギンスにショートパンツというコーデなら、寒暖対策と同時に、虫対策と紫外線対策もできます。
服をまくり上げたり脱いだり、状況に合わせてアレンジできるのもいいですね。
レギンスとショートパンツの組み合わせは色や柄で遊べます。
素材:コットン95%
サイズ:
M/着丈89cm、股下65cm、ウエスト50cm、ヒップ66cm
L/着丈89cm、股下65cm、ウエスト54cm~、ヒップ70cm
XL/着丈89cm、股下65cm、ウエスト58cm~、ヒップ74cm
XXL/着丈90cm、股下65cm、ウエスト62cm~、ヒップ78cm
男性のコーデ 春らしさを色で取り入れて
春らしい明るい色のトップスとボトムスがいいですね。
こちらも寒暖差対応のためパーカーにダウンベストの組み合わせが良いでしょう。
ポケットの容量が大きいアイテムは、アウトドアで大変助かります。
素材:表地/15D Mechanical Stretch Breathable Nylon(ナイロン100%)、中わた/Ventrix Insulation(ポリエステル100%)
サイズ:
Sサイズ/着丈64.5cm、身幅49.5cm、肩幅35cm
Mサイズ/着丈66cm、身幅50.5cm、肩幅37cm
XLサイズ/着丈70cm、身幅54.5cm、肩幅40cm
【初心者必見】夏のキャンプに最適なおしゃれコーデ3選
夏のキャンプにおすすめのコーデを3つご紹介します。
夏は特に紫外線が強い季節です。日焼け止めを塗り、帽子やサングラスも利用しましょう。
同時に涼しげな見た目も意識したいですね。
山間部のキャンプ地であれば、夏でも夜間は冷えるので、ネルシャツなど長袖の羽織れるものやブランケットを用意してください。
女性のコーデ Tシャツ&短パンで遊び心満点
せっかくのアウトドアですから、遊び心のある柄のTシャツがいいですね。
紫外線対策・虫対策のために長袖の羽織りものを用意しておきましょう。
アウトドアではポケット付きが何かと便利ですのでポケット付きの短パンがおすすめです。
こちらもレギンス・防水スプレーなどを併用して紫外線や虫への対策は抜かりなく!
足元は、通気性を確保しながら足を保護してくれるスポーツサンダルがおすすめ!
女性のコーデ レギンスにラップスカート+バンダナ
レギンスにラップスカートなら、キャンプファッションでもスカートが楽しめます。バンダナをポケットに入れておけば、ハンカチの代わりになりますし、髪をまとめる際にも使え、とっても便利。
おしゃれ上級者なら、帽子の下にバンダナを巻いておくのもいいですね。
また、水で濡らして首に巻くと暑さ対策にもなります。
サイズ:55cm×55cm
素材:コットン100%
生産国:U.S.A.
男性のコーデ Tシャツ&サンダルにサコッシュで機能性も◎
男性ならオーソドックスにTシャツにジーンズのカジュアルスタイルがおすすめです。
サンダルには靴下を合わせて通気性を確保しながら足元を保護。
帽子やサングラスもうまく取り入れるとオシャレさがアップしますよ。
サコッシュにキャンプの必需品を入れておけば、頼りにされること間違いなし!
素材:防水性強化ナイロン
重量:69g(ショルダーベルト込み)
【初心者必見】秋のキャンプに最適なおしゃれコーデ3選
秋のキャンプにおすすめのコーデを3つご紹介します。
初秋なら日中は暑くても、夜はかなり冷え込みます。
パーカーやベストなど羽織れるもので調整してください。
10~11月とかなり秋が深まったタイミングなら、冬に近い防寒対策が必須です。
女性のコーデ 初秋ならTシャツにフリース
Tシャツに前がジッパータイプのフリースであれば、動き回って暑くなってもフリースを脱げばOK!
フリース素材は軽く、伸縮性もあるため、夜の冷え込みが厳しくない場所での活動におすすめです。
女性のコーデ ダウンベスト+マフラーで寒さに対抗
寒さ対策には、首元を温めることがポイント。
マフラーなら手軽に巻いたり外したりできます。
トップスやボトムスと色を合わせたり、逆に差し色を持ってきたりと、いろいろ遊べるアイテムです。
手頃な価格で手に入れられるのもいいですね。
素材: アクリル
サイズ:フリーサイズサイズ
男性のコーデ ネルシャツ+レインスニーカー
ネルシャツならカジュアルファッションとして街でも大活躍。アウトドアらしくレインスニーカーやトレッキングシューズと合わせてみては?
保温性に優れた撥水加工のウインドブレーカーをはおれば、おしゃれな上に秋の防寒対策もバッチリです。
【初心者必見】冬のキャンプに最適なおしゃれコーデ3選
冬のキャンプにおすすめのコーデを3つご紹介します。
冬キャンプは冷え込みが激しいので、保温性機能が重要です。
インナーから保温効果の高いものをチョイスし、多めに重ね着しましょう。
重ね着しても動きやすいようにコーディネートするのがポイントです。
また、寒さを感じたら、首・手首・足首を温めるのが大切です。
マフラー・手袋・靴下は必須アイテムになります。
女性のコーデ フリース+ダウンジャケット+インナー
軽くて暖かいフリースにダウンジャケットを合わせれば、十分な暖かさを確保できます。
さらにアウターだけでなく、保温性の高いインナーや靴下でしっかり体を温めてください。
素材構成:ポリエステル90%スパンデックス10%
※4方向ストレッチ
女性のコーデ 帽子+マフラー+手袋
帽子にマフラー・手袋で、防寒効果はかなり高くなります。
マフラーや手袋などの防寒アイテムは今愛用しているものをそのまま利用しても十分ですよ。
もし、キャンプ用の防寒アイテムを購入するなら、普段使いできるデザインにしておきましょう。
男性のコーデ 色と小物でダウンスタイルをおしゃれに
やはりダウンは必須アイテムです。マフラー・帽子・手袋も上手に利用してください。色使いでおしゃれに見せることは十分可能です。
全体を同系色で揃えたり、小物を差し色にしたりすれば、一気におしゃれ度がアップします。保温性の高いボトムスや靴下で、足元の防寒も忘れないで!靴下の柄で遊び心を出すのもお茶目でステキですよ。
まとめ
暖かい季節でも、屋外は朝晩の寒暖差があり、気候の変化の影響をダイレクトに受けます。キャンプのときは、重ね着のできるアイテムで環境の変化に合わせられるようにしましょう。
そして紫外線対策・虫対策も忘れずに!
長袖アイテム・レギンス・フード付きアイテムなどは使い勝手抜群です。
夏場も半袖やショートパンツと上手に併用しましょう。
また、保温効果に優れた機能性アイテムや防水加工のものもいいですね。
キャンプだからといって、アウトドアブランドで上から下まで固める必要はありません。普段使っているアイテムを、キャンプ用に上手にアレンジしましょう。
グランピングに行く際の服装についても下記記事で紹介しているので是非チェックしてみてください!
グランピングは何を着ていけばいいの?おすすめの服装を男女別にご紹介!
半数以上が「アウトドアウェアのレンタルサービスがあれば利用したい」と回答!~アウトドアウェアに関する調査~
<<TAKIBI編集部 追記>>
TAKIBI編集部でアウトドアウェアにまつわるアンケートも実施しました。
もしもアウトドアウェアのレンタルサービスがあったら、利用者はどう捉えるのでしょうか?
「スキーウェアのレンタルがあるなら、キャンプ時の服のレンタルはどうだろう」と思い、調べてみました。
【調査概要】
対象者:18歳~65歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年11月22日
【質問:アウトドアウェアのレンタルサービスがあれば利用したいですか?】
質問に対しての回答選択肢は以下
(※複数回答可 ただし「いいえ」のいずれかを選択した場合は単一回答)
1.はい(購入すると高いから)
2.はい(アウトドアをする機会が少ないから)
3.はい(いろんな服が着られるから)
4.はい(その他)
5.いいえ(衛生面が気になるから)
6.いいえ(返却が面倒だから)
7.いいえ(その他)
全国の10代~60代の男女を対象とした「アウトドアウェアのレンタルサービスがあれば利用したいですか?」というアンケートを行ったところ、「はい」と回答された方が51.2%という結果になりました。その理由として一番多かった回答が「購入すると高いから」で、28.6%となっております。次いで、「アウトドアをする機会が少ないから」が27.4%、「いろんな服が着られるから」が15.6%となりました。
一方、「いいえ」と回答された方の理由として、「衛生面が気になるから」が18.6%、「返却が面倒だから」が17.8%という結果になっております。
■男女別
次に男女別で見ると、
男性では、
「はい」が50.6%
「いいえ」が49.4%
女性では、
「はい」が52.0%
「いいえ」が48.0%
と、女性がややレンタルサービスに対して肯定的という結果になりました。
「はい」と「いいえ」の回答率に男女で大差はなかったものの、その”理由”で差が表れる結果となりました。
「はい」と回答した男性で最も多かった理由が「購入すると高いから」で31.0%、一方女性で最も多かった回答は「アウトドアをする機会が少ないから」で29.7%という結果になりました。
また、もう1つの理由の「いろんな服が着られるから」に関しては、男性18.2%、女性12.3%と、男性の回答率が約6%上回る結果となっております。
「いいえ」の理由についても男女で差が出ており、男性で多かった回答が「返却が面倒だから」で19.9%、女性で多かった回答が「衛生面が気になるから」で21.0%となりました。
男女ともに、今回の調査で「はい」と回答された方は半数以上いることから、衛生面に対するマイナスイメージや返却のわずらわしさを解消できれば、アウトドアウェアのレンタルサービスの可能性は十分にあると言えそうです。
■年代別
年代別で見ると、「はい」の回答率は年代が下がるにつれ増加しており、50~60代以上では約4割、30~40代では約5割、10~20代では約6割が肯定的な考えであるという結果になりました。
「はい」と回答された方の理由について、10~20代では「アウトドアをする機会が少ないから」が1番多い回答となり、34.2%になりました。30~40代、50~60代以上では「購入すると高いから」で、それぞれ30.1%と25.1%となりました。
『オートキャンプ白書2022』(2022年7月発行/一般社団法人日本オートキャンプ協会)によると、キャンパーの平均年齢は43.6歳となっている為、「アウトドアをする機会が少ないから」の回答率が、キャンパー人口の少ない10~20代で多くなったからではないかと推測されます。