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投稿日:2019年6月5日 | 最終更新日:2021年8月17日
キャンプでの楽しみの一つといえば、食事ですよね。一口にアウトドアといっても最近ではさまざまなキャンプ飯が登場しています。料理を作る際には、包丁が必要不可欠となりますが、キャンプに最適な包丁というのは、家庭用包丁と同じものでいいのでしょうか?ここでは、正しいキャンプ用包丁の選び方や、オススメの包丁についてご紹介します。
キャンプ包丁の選び方
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ここでは、キャンプで使用する包丁を選ぶ際に抑えておくべきポイントについて、確認していきましょう。
普通の包丁となにが違うの?
キャンプ包丁は、一般の家庭用の包丁とは違い、料理だけを目的として使用するとは限りません。もちろん、料理専用の包丁を持ち運んでも構いませんが、また別途ナイフなどが必要となってしまうことでしょう。荷物をたくさん持っていくことができる環境でなければ、用途に合わせて包丁やナイフを持っていくことはできません。
では、どのようなケースが想定されるのかというと、料理以外にはキャンプ設営時にロープを切ったり、火を起こす際に木を削ったりする際に使用するケースがあります。用途としては限られていますし、洗えばきれいに使いまわせるので、いろいろ使える包丁やナイフを持っておくと便利でしょう。イメージとしては、少し大きめのものを用意しておくと汎用性が高いです。
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持ち運びに便利なものを選べ
キャンプ包丁であれば、持ち運びやすさを重視して選ぶことをオススメします。先にご紹介したように、キャンプというのは移動手段や人数によって変化しますが、持ち運べる荷物に制限があります。
また、宿泊日数が長くなればなるほど、さまざまなものが増えていきますので、よりコンパクトに荷物をまとめる必要があるでしょう。
キャンプ用包丁は、持ち運びを第一に考えられて作られているものも少なくありません。たとえば、刃と柄の部分で折りたたんで小さくできるものや、まな板などとセットで持ち運びできるようなものもあります。
通常の包丁と違って、このようなコンパクトなキャンプ包丁は、安全にも配慮されていることが多く、バッグの中で刃が飛び出てしまう恐れもないでしょう。
ナイフタイプ VS 包丁タイプ
キャンプ用包丁には、ナイフタイプと包丁タイプの2種類があり、どちらにもメリットやデメリットがあります。ナイフタイプの包丁の最大のメリットは、さまざまな用途に使うことができるということです。料理はもちろんのこと、木やツルを切ったり、ロープを切ったりすることができます。
また、洋風なデザインのものが多いので、キャンプギアとしておしゃれなものが多いようです。ただし、繊細な料理で求められる包丁さばきが、通常の包丁と同じようにできないので、ある程度の熟練が必要となるでしょう。包丁タイプのメリットは、普段の調理と同じように扱うことができるということです。
三徳包丁や出刃包丁をアウトドアで使いやすいように作っているので、料理に使いやすい包丁であるといえるでしょう。ただし、料理に特化した構造となっているので、料理以外での使用は適していません。
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食材や用途によって大きさや素材を使い分けよう
万能的に使えるナイフや包丁があるといっても、すべての食材に対応しているわけではありません。たとえば、パンを切りたい場合は専用のパン切り包丁でない場合、つぶれてしまう恐れがあります。また、魚を3枚におろしたい場合、ナイフタイプのキャンプ包丁ではなく、三徳包丁タイプや出刃包丁タイプの方が失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
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そして、キャンプ包丁の大きさ選びも重要です。一般的に、キャンプで使用するまな板は、家庭で使うものより小さいものが多くなっています。包丁が大きすぎると、非常に使いにくいでしょう。使用するまな板と合わせることが大切です。
なお、キャンプは時として海のそばで行うこともあります。また、濡れたままで長時間放置することもあるでしょう。できる限り錆びにくいステンレス包丁などがオススメです。また、堅い岩などにあたってしまうケースを考えて、刃こぼれしないものを選ぶとよいでしょう。