投稿日:2022年8月19日 | 最終更新日:2024年2月19日
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キャンプには様々な楽しみ方があります。その中でもツーリングとキャンプの両方を楽しむ方が増えてきました。ただし、バイクは積載量が限られてくるため載せられるキャンプギアもツーリングに合わせたものを選ぶ必要があります。
そこで今回は、ツーリングとキャンプを両方楽しみたい方におすすめしたいツーリングテントをご紹介します。また、ツーリングテントの選び方やテントと併せたい持っておきたいタープもご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
ツーリングテント選びで押さえておきたいポイント
ツーリングテントと一口に言っても現在様々なメーカーから発売されているため、どれを選べば良いか迷ってしまうものです。普通にキャンプへ行くこととは異なり、積載量が限られてくるためギアを選ぶ際にもいくつか注意しなくてはいけない部分もあります。まずはツーリングテントを選ぶ際に押さえておきたいポイントを5つご紹介しましょう。
軽さと携帯性(コンパクトさ)を確認する
ツーリングテントを選ぶ上で最も重要になってくるのは、軽さと携帯性です。テントはキャンプギアの中でも特に荷物として重量やサイズが大きくなります。キャンプの居住性を高めようとして大きいテントを持っていこうとすると、バイクの運転に影響してしまう可能性があります。
そのため、運転にあまり影響が出ないようテントは軽量でコンパクトなものを選ぶべきです。特に他のギアの重さも考慮して、テント単体の重さは3~5kg以内に収まるものを選んでみましょう。
簡単に設営ができるテントを選ぶ
ツーリングキャンプの場合、まずは運転を楽しんでからキャンプ場にたどり着くケースも多いため、夕方頃にテントを設営することもあります。しかし、設営に慣れていないと時間がかかってしまい、その後の予定が大きくズレてしまう可能性もあるのです。また、設営が大変なテントだと体力も削られてしまいます。
そうならないためにも、簡単に設営できる自立式のテントを選ぶのがおすすめです。できれば1人でも設営しやすいテントを選んでおくと安心です。
通気性の良いテントを選ぶ
せっかく気持ち良い風を受けてバイクで走ってきたのに、通気性の悪いテントで泊まったせいで風通しの悪さと結露に悩まされ、快適に過ごせない可能性もあります。そうならないためにはテントを選ぶ際に通気性や結露の起きにくさもチェックしておかなくてはなりません。
通気性を確保するためにはベンチレーション付きがおすすめです。もしくはインナーテントの窓が通気性の良いメッシュ仕様になっているなど、様々な工夫で通気性が確保されているアイテムを選びましょう。
防水性能を確認する
自然の中で行われるキャンプは、突然雨に降られてしまうこともあります。突然の雨が降っても問題なく楽しめるように、あらかじめ防水性能を確認した上でツーリングテントを選んでみましょう。
テントは製品ごとに耐水圧の表記がなされています。この数字が高ければ高いほど防水性も高くなります。1,500mm以上なら普通の雨は防げるのでこの耐水圧を目安にチェックしてみてください。
前室の必要性を考えて選ぶ
前室が広々としたテントだと荷物なども置きやすく、タープがなくても快適に過ごせます。ダブルウォール構造だと前室を広く取りやすくなるのですが、携帯性で見るとどうしてもシングルウォール構造に劣ってしまう部分があります。前室は本当に必要なのかよく考えた上で、ツーリングテントを選びましょう。
人数別おすすめのツーリングテント
現在、ツーリングテントにもソロ向けや2~3人用など、様々なサイズのアイテムが登場しています。ここからは使用する人数別におすすめのツーリングテントをご紹介しましょう。
ソロ向けおすすめツーリングテント
まずはソロ向けのアイテムからご紹介します。ツーリングを一人で気ままに楽しんでいる人や、ツーリング仲間たちと一緒にそれぞれのテントでキャンプを楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。
DOD(ディーオーディー) ライダーズワンポールテント
DODのライダーズワンポールテントは、バイクに積みやすいようワンポール構造にすることで収納サイズを直径14cm×50cmに収めた、コンパクトなアイテムです。重量も2.6kgと軽量になっているため、運転への影響もほとんどありません。
設営は周りにペグを打ち込んだらテントの真ん中にポールを立てるだけで完了します。インナーテントも活用すれば寝室と前室も確保できます。ベンチレーションも付いているので、快適さも抜群です。
DOD(ディーオーディー)ライダーズワンタッチテント
DODのライダーズワンタッチテントは、ダブルウォール構造なのにバイクにも積載しやすいように設計された、直径20cm×62cmのワンタッチテントです。収納袋から取り出して紐を引くだけであっという間にテントが立ち上がり、あとはペグダウンやロープを張って固定するだけで設営できます。
最低耐水圧もアウターテントで3,000mm、フロアも5,000mmまで対応できるため大雨が降ってきても安心です。暑い時期のキャンプでも快適に過ごせるよう、テント背面には大きな窓も設置されています。窓にはカーテンのような生地も備わっていて、ロープを張れば雨を防ぎながら換気も行えるので便利です。
Coleman(コールマン)ツーリングドーム/ST
Colemanのツーリングドーム/STはツーリングに限らず、ソロキャンプでも人気の高いアイテムです。収納時は約直径19cm×49cmと小さく収まるのに、広げると横幅が210cmになるため大柄な男性でも足を伸ばして過ごせます。
インナー部分に「ポールポケット」と呼ばれるフックが備わっている仕様で、ここにポールを通すことで簡単に設営できます。さらにベンチレーションが備わっていたり、天井にはループが付いていてライトを吊るしたりできるなど、細かい部分にもこだわりが見られるツーリングテントです。
LOGOS(ロゴス)ROSY ツーリングドーム
LOGOSのROSY ツーリングテントは、その名の通りバイクでの持ち運びがしやすいように作られたアイテムです。収納時のサイズは幅52cm×奥行き12cm×高さ12cm、さらに重さは約2.4kgと、軽さ・携帯性が魅力のテントになっています。EZスリーブ構造によってリングピンを通す作業が要らなくなったことから、1人でも簡単に組み立てられます。
ベンチレーションは大きめに作られており、通気性も確保されています。また、フライシートは耐水圧1,000mm、インナーシートにはブリーザブル撥水加工が施され、なおかつ入口の下側に耐水性シートを取り付けることで雨の入り込みも防止できるという、雨の中でもキャンプを楽しめる機能が揃っています。
FIELDOOR(フィールドア)ツーリングテント120
FIELDOORのツーリングテント120は、フライシートとインナーテントを一体化させることで持ち運びしやすくなったアイテムです。収納すると直径約18cm×50cmになり、バイクに積載する際も邪魔になりにくいです。
また、クロスポールの他にもリッジポールが追加されたことでテント内の空間がより広く感じられるようになっています。荷物や靴置き場にちょうど良い前室や小物を収納できるポケットなど、便利な機能もたくさん搭載されています。
FIELDOOR(フィールドア)ワンポールテント TC 240
FIELDOORのワンポールテント TC 240は、前面や両サイドからも出入りできるようになっているワンポールテントです。フライシートにはT/C素材を採用し、遮光性や撥水性、難燃性にも優れた生地となっています。インナーテントは吊り下げ式で、正面・サイドにも装着できることからレイアウトも自分好みにすることが可能です。
設営も非常に簡単で、ペグダウンしてからテントポールを真ん中に立て、フライシートとインナーテントを連結させてロープを取り付ければ完成です。重量は約4kgとやや重いですが、収納サイズは約18cm×38cm×16cmとコンパクトに収められます。
NEMO(ニーモ) ホーネットストーム1P
NEMOのホーネットストーム1Pは、バックパッキング向けに作られたテントということもあって軽量化にとことんこだわったアイテムです。本体重量はたった760gしかなく、収納する際にも用途に合わせて2種類の方法を使い分けられるデュアルストレージスタッフサックが採用されています。
快適に過ごせるのか不安に感じるほどのコンパクトさですが、きちんと居住性も確保されており、インナーテントには冷気を防ぐブリーザブルナイロンが採用され、ドアはメッシュとの二重構造により換気にも優れています。
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