車中泊に必須のグッズとは?最低限準備したい&あると便利なアイテム15選

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アウトドア・レジャーやバンライフの人気が急上昇していることから、車中泊が注目されています。車中泊をするのであれば、快適に過ごせるように色々グッズを用意しておくことも大切です。しかし、具体的に何を持っていけばいいのか分からず困ってはいませんか?

今回は車中泊の必須グッズと便利グッズをご紹介します。快適な車中泊の実現のために準備をしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

車中泊で準備しておきたい必須のグッズ

出典:PIXTA

車中泊をするのであれば、持っていくべきグッズがいくつかあります。まずは車中泊に必須のグッズと、なぜ必要なのか理由を解説します。

カーテンやシェード

車の窓にカーテンやシェードを取り付けることで、外から入ってくる光や日差しを遮断できます。外からの光を気にせず、起床時間までゆっくり眠れます。また、カーテンやシェードの設置は、プライバシーの確保や寒さ対策においても重要です。

カーテンやシェードがあれば、外から人に覗き込まれても車内の状態ははっきりと見えない状態になります。防犯のためには目隠しは必要です。また、保温性のある素材であれば、窓から入り込む冷気を遮断し、快適に過ごせます。

カーテンやシェードは好きな素材や柄を選び、DIYで取り付ける人も多いです。しかし、フィッティングの精度や性能の高さを重視するなら、純正アクセサリーや社外品のものを購入しましょう。

マットレス

車中泊では、広いスペースが取られた荷室やリアシートをフラットな状態に倒した場所で就寝することになります。フラットな状態と言っても床が硬かったり、シード同士に隙間があって凹凸があったりすると寝づらいです。

寝づらさをカバーするためにも、車中泊用のマットレスを用意しましょう。クッション性のあるマットレスを用意しておけば、床の硬さや凹凸感を気にせず熟睡できます。

車種によっては純正アクセサリー・オプションとしてベッドキットやマットレスを用意しています。また、人気の車種は社外品でマットレスが販売されていることも多いので、チェックしてみてください。

タオルやブランケット

タオルやブランケットは車中泊の防寒対策だけではなく、様々な用途で活用できます。例えばシート同士の多少の隙間や段差はタオルやブランケットを敷くことで、カバーできることがあります。

カーテンやシェードを忘れてしまった場合は、タオルで代用可能です。カーテンやシェードの内側にフリース布を取り付けて二重にすれば保温性がアップし、防寒対策になります。他にもシーツや枕の代わり、フロアのゴツゴツとした感覚の解消などにも使えます。

色々な使い方ができるので、車中泊をする人数分よりも多めに持っていくと安心です。

寝袋やシュラフ

車内で寝る時は、寝袋やシュラフも持っていきましょう。冬や日中との寒暖差が激しい場所では、ブランケットだけで就寝中の寒さを凌ぐのは厳しいです。コンパクトに持ち込める寝袋・シュラフは保温性が高いので、寒い車内でも快適に眠れます。

寝袋・シュラフによって保温性や温度調整のしやすさは異なります。車中泊する場所や季節に合わせて、適したものを用意してください。

照明・ライト

車にはルームランプがありますが、全体を十分に明るくさせるほどの光量がありません。また、バッテリーが上がってしまう心配もあります。夜間は光がほとんどない場所で過ごすことになるので、車内で過ごしやすいように照明を持参しましょう。

ガスやガソリンを使うランタンは一酸化炭素中毒や火事のリスクがあるので、車内で使うものはLEDランタンにしてください。

LEDランタン以外に懐中電灯やヘッドライトもあると便利です。特にヘッドライトは頭に装着できるので、ベッドメイキングなど両手を使う作業がしやすくなります。夜間にトイレなど外に出る時も小型のライトがあると便利です。

あると便利!車中泊に持っていきたいグッズ

出典:PIXTA

ここまででご紹介したグッズは車中泊をするために最低限必要なものとなります。より快適な車中泊にしていきたい方は、以下の便利グッズも参考にしてみてください。

ポータブル電源

スマホやタブレットの充電、ちょっとした小型家電を使いたい時にポータブル電源があると便利です。走行中はシガーソケットからスマホなどの充電は可能です。しかし、ポータブル電源があれば走行中以外も充電ができ、AC付きならUSB非対応の小型扇風機や電気毛布などの家庭用家電が使えるようになります。

ポータブル電源によってバッテリー容量が異なります。持ち込む家電や使用頻度に合わせて、長時間利用できる容量を持つポータブル電源を選びましょう。

電気調理器

車での移動となるので、身近な場所に飲食店やコンビニなどがあれば飲食に困らないところが車中泊の良い点です。しかし、「ホットドリンクやスープを飲みたいのに、駐車している場所の近くに飲食店がない」といったこともあります。簡易的な調理をしたい時は調理器があると便利です。

LEDランタンと同じく、車内では火気厳禁です。電気ケトルやIHコンロ・クッカーなどの電気調理器を持参しましょう。

クーラーボックス

クーラーボックスは保冷剤や氷を入れておくことで、飲料や食材を低温で保存できます。旅先で購入した要冷蔵の食品も安心して保管できます。特に夏場の車内は高温状態になるので、食材を持ち込むなら必須アイテムです。

保冷性を重視するとハードタイプがおすすめです。ただし、ソフトタイプと比べてかさばる点がデメリットです。しかし、強度の高いクーラーボックスならテーブルや椅子の代わりに使えるので、その分荷物を減らせます。使用していない時は細かいギアやグッズの収納スペースとして活用できます。

ネットや突っ張り棒

ネットや突っ張り棒があれば、車内の収納力をアップできます。例えば、天井横についているアシストグリップに固定する形でネットを取り付ければ、天井収納ができます。

突っ張り棒を2本取り付けて、その上にワイヤーネットや軽い板を置いて、天井収納を作ることも可能です。突っ張り棒はカーテンレールの代わりにも使えます。

走行中は揺れによりネットや突っ張り棒が外れてしまう恐れがあります。そのため、安全に考慮して走行中は外しておきましょう。

クッション

長時間の運転や乗車により腰や首が疲れてしまいます。その予防にシートクッションやネックパッドなどがあると便利です。ネックパッドであれば、車中泊の枕として兼用できるものもあります。

また、荷室や倒したシートの上で過ごす時もクッションがあると快適です。壁と体の間に挟んでおけば、硬い面が背中に当たらずに済みます。

サンダル

運転中や車の外に出る時以外は靴を脱いだ状態になります。その脱いだ靴を助手席などに収納し、外を出るたびに取り出すのは大変です。だからと言って外に出しっぱなしにするのは、盗難のリスクや雨や雪で濡れてしまう可能性があるのでおすすめできません。

そこで用意しておきたいのがサンダルです。着脱しやすいサンダルを出入り口あたりに置いておけば、毎回靴を取り出さなくても外へ気軽に出られます。雨や雪が降っている日は地面が滑りやすいので、滑りにくい素材のサンダルを持っていきましょう。

湯たんぽや電気毛布

冬や冷え込みやすい場所で車中泊をする際は、湯たんぽまたは電気毛布の持参がおすすめです。車の暖房の長期利用はバッテリーに負担がかかってしまいます。気温が氷点下にもなる場合は、保温性の高い寝袋やブランケットを使っても寒くて、なかなか寝付けない可能性もあるでしょう。

そんな時、湯たんぽや電気毛布があれば暖を取れるので、快適に眠れます。湯たんぽを使う場合はお湯を温めるために電気調理器が必要です。また、電気毛布を使う場合はポータブル電源の残容量に気を付けないと肝心な時に使えなくなるかもしれないので、電源は計画的に使っていきましょう。

アイマスクや耳栓

カーテンやシェードの隙間から光が差し込むことがあります。その光が気になる人は、アイマスクがあると安眠できます。移動中の休憩で、ちょっと仮眠を取りたい時にもアイマスクは便利です。

車中泊をする場所はオートキャンプ場や公共の駐車場などになり、24時間車が出入りする場所も多くあります。道路のそばだと夜間だとトラックが頻繁に通り過ぎる音が車内に響くことも珍しくありません。騒音がすると眠れない人は耳栓も用意しておきましょう。

レベラー

レベラーとは、自動車の車高を調整するために使う装置です。カースロープとも呼ばれています。傾斜のある場所に車を停める場合、車体が水平にならないので寝づらさを感じてしまいがちです。

車輪の下にレベラーを敷くことで、車体を水平に調整することができます。車中泊では水平にならない場所で一夜を過ごさなければならないケースは意外に多いので、もしもの時のために車に積んでおくと安心です。

カーサイドタープ

オートキャンプ場など日中は外で過ごす時はカーサイドタープがあると便利です。カーサウドタープは、車の側面などに張れるタープです。タープを付けることで、移住空間を広げられます。

タープ内はテーブルや椅子を置いてリビングのように使えるので、車内を汚さず飲食ができます。また、車内では使えなかった火気系の調理器具やランタンも外なら安心して使うことが可能です。タープが日差し除けになるので、椅子に座って風や自然を感じながらのんびり過ごすのもおすすめです。

便利なグッズも持って車中泊を快適なものにしよう!

出典:PIXTA

今回は車中泊に必須のグッズと便利グッズをご紹介しました。車内はテントよりも快適ですが、ホテルのような快適性は望めません。だからこそ、グッズを使って快適性をアップさせる工夫が求められます。

しかし、あまりに多くのグッズを持ち込みすぎると、ただでさえ狭い車内がますます狭くなり、居住の快適性が失われます。一度持っていきたいものをリストアップし、本当に必要かどうか判断していきましょう。

また、他の用途に兼用できるもの、コンパクトに収納できるグッズを選ぶことで、荷物の量を減らしたり省スペース化できたりします。便利グッズを持ち込んで、快適な車中泊を楽しんでください。

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