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キャンプの際に使用するタープは小雨や日除けなどに使えるキャンプギアです。テントと併せて使用したいものの、どうしてもタープを張る手間が増えてしまいます。
最近キャンパーの間で話題を集めている「ニンジャタープ」は、これまで登場してきたタープとは異なる特徴を持っています。そこで今回は、ニンジャタープについて特徴から人気の理由、おすすめの張り方までご紹介します。
ニンジャタープとは?
これまでのタープは用途が限定的で、利用しにくい一面もありました。しかし、ニンジャタープは様々な設営バリエーションから幅広いシーンで活躍できます。そんなニンジャタープの特徴から解説していきましょう。
ニンジャタープの特徴
ニンジャタープの特徴は、手裏剣のようなシルエットであることが挙げられます。設営が簡単に行えるような設計となっており、シートの真ん中部分が手裏剣のように凹んでいます。この独自のシルエットのおかげで、中央部分に張り縄をしなくても立てやすくなったのです。
また、ニンジャタープは30種類以上もの設営方法があることでも知られています。設営方法は販売元であるPaaGoWORKSから、アレンジについて細かい説明はされていません。これは、使う人に自分なりの張り方・アレンジ方法などを発見する楽しみを見つけてほしいという想いから来ています。
他にも、約500gと軽量でコンパクトに収納できる点も魅力です。さらにジョイントポイントが21ヶ所もあること、前後2辺に絞れるスリーブがあることなど、使用する際に便利な機能を兼ね備えています。
ニンジャタープを生み出したPaaGoWORKS(パーゴワークス)
様々ンシーンで活躍するニンジャタープを生み出したのは、PaaGoWORKSという日本のアウトドアブランドです。
2011年に創業し、2013年の夏にニンジャタープの開発がスタートしました。
独自の手裏剣型シルエットを採用してから、これまでのタープとは順序を逆にして設営できるようになったため、1人での設営も可能にしています。
また、用途に応じた張り替えも可能として、ただのタープではなく使い勝手の良い製品の開発に成功したのです。
PaaGoWORKSの中でニンジャタープが最も有名なキャンプギアではありますが、最近では様々なギアを取り扱うようになっていることからタープ以外も注目され始めています。
ニンジャタープが話題を集めている理由
現在ニンジャタープは入荷すればすぐに完売してしまうほどの高い人気を誇ります。
ここからは、ニンジャタープがここまで人気となり話題を集めている理由について紐解いていきます。
簡単に設営ができる
通常のタープとは逆の順序での設営が可能となっていることから、より簡単に設営できるようになりました。
張りやすいアイテムにするために、何度も試作・テストを繰り返し行って現在の手裏剣型に行き着いています。
ポールを立てる前に四隅をペグダウンするので、悪天候時でも簡単かつ素早く設営することが可能です。
設営のバリエーションが豊富
ニンジャタープは、数あるタープの中でも設営のバリエーションが非常に豊富なことも人気を集めている理由です。そのバリエーションは30以上にも上るとされています。
豊富なバリエーションを実現しているのが、「ジョイントポイント」と「テンションスリーブ」です。
ジョイントポイントは外周に21ヶ所付いているので、色々な位置から張り縄を張れるようになっています。
さらにジョイントポイント同士を連結させたり、他のタープと連結させたり、ポールを通すことも可能としています。
また、2辺にはテンションスリーブがあります。テンションスリーブを絞ることでタープを好きな形に変形させられるのです。
コンパクトサイズで持ち運びにも便利
ニンジャタープは280cm×280cmほどで、生地は軽量で耐久性の高い30Dナイロンシリコンコーティングを用いているので、コンパクトかつ軽量です。そのため、持ち運びに便利です。
ニンジャタープ本体とガイライン6本、スタッフバッグを併せても総重量は約500gとなっています。
500mlのペットボトルと同じくらいの重量感で、バッグパックなどに入れてもかさばりにくいです。
ニンジャタープでアレンジ!おすすめの張り方
ニンジャタープは他の商品と比べて色んな張り方ができるタープです。ここからは、おすすめの張り方についてご紹介していきます。
どんな張り方をしたらいいのか分からない方はぜひ参考にしてみてください。
定番で使い勝手バツグン!レクタタープ型
定番で使い勝手の良いレクタタープ型は、ペグ4本とトレッキングポール2本で簡単に設営できます。日除けや雨除けをしたい場合にもおすすめの張り方です。
ソロキャンプにおすすめのハーフシェルター型
ソロキャンプ時におすすめのハーフシェルター型は、ある程度のプライベート空間は確保しつつも目の前が開けているので景色を望みたい時にもピッタリです。
パラコード3本とトレッキングポール2本で設営できます。
手軽に設営できるティピー型
手軽にサッと設営したい時におすすめなのが、ティピー型です。
四隅をペグダウンしてからタープ下へ行き真ん中部分にトレッキングポールを立てるだけで完成します。出入口は狭くなりますが、急な悪天候時に使える張り方です。
開放的なマンタ型
マンタ型はその名の通り、マンタのような見た目をしていることから名付けられました。
広々した空間ができるので、日除けしつつもしっかりとした居住性も確保されています。ただし、開放感のある張り方なので、後ろ側からしかプライバシーは守られません。
風通しも良いウイングタープ型
風通しの良いウイングタープ型は、非常に開放的な空間が実現できます。かなりオープンな空間となっているので、プライバシー確保には向きません。
ニンジャタープを広く張っているので、280cm×280cmものスペースが確保できてタープ下に荷物やテーブルなどを広げられます。
周りを覆ってくれるオクタ型
周りをある程度覆ってくれるオクタ型は、居住性が高く安心感を求めたい時におすすめです。
周りからも中が見えにくくなっているだけでなく、チェアなどに座っていれば目の前の景色をシャットアウトできるようになっています。それでも寝転がれば周りの景色を望めるので、絶妙な空間が実現できます。
居住性に優れたトレイルスター型
居住性に優れたトレイルスター型は、オクタ型にトレッキングポールを1本追加するだけで簡単に設営できます。
テントのような形となるので、夏場のキャンプであれば眠れるほどの空間となります。覆われている安心感と十分な広さが特徴的な張り方です。
シュラフも置けるツェルト型
ツェルト型はシュラフも置けるように後方の幕体を折り返しています。ジョイントポイントを併せれば簡単に設営できます。
折り返し部分を広めにとっておけば、1人用の就寝スペースにすることも可能です。
張り方無限!ニンジャタープは利便性が高い
今回は、ニンジャタープの魅力からおすすめの張り方までまとめてご紹介してきました。ニンジャタープは、タープの中でもこれまでにないほど汎用性の高いアイテムで様々な用途に利用できます。
自由度を高めるために、あえてメーカー側からアレンジ方法の詳細は出していません。
キャンパーのアレンジ次第で張り方は無限大です。
是非、自分の張り方を探してみてください。