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キャンプでの調理には便利グッズが揃っていると、その分時間もかからずスマートに進められます。便利グッズを活用しながらキャンプ料理を楽しみたいものの、何を揃えればいいのか分からない方も多いです。そんな方にまずおすすめしたいのが「トライポッド」です。
今回は、トライポッドがどんなアイテムなのか説明しつつ、あると便利な理由や選ぶ際の注意点、おすすめ商品までご紹介していきます。キャンプ料理に活用してみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
トライポッドとは?キャンプに持っていくメリット
トライポッドは三脚型もしくは四脚型のキャンプ料理に使用するアイテムになります。ダッチオーブンやケトルを吊るすことができ、野外で料理を行う際には欠かせないアイテムとして愛用している人も多いです。まずはトライポッドの魅力について解説しましょう。
トライポッドは焚き火料理に便利なアイテム
トライポッドは焚き火の上に設置し、本体にダッチオーブンやケトルを吊るすことで楽々調理できるアイテムです。フックに吊るした鍋はチェーンの長さを変えるだけで自在に火加減を調節でき、耐荷重内であれば重たい鍋を吊るしても傾かない安定性から誰でも扱うことができます。もちろん焚き火と鍋に隙間があるので、炭や薪の出し入れもしやすいです。
また、スタイリッシュな見た目も相まってキャンプでは人気のアイテムになっています。テーブル上で調理するのが大変という方にもおすすめで、トライポッドによる調理場をつくることで、スッキリとした空間で調理できるのも魅力的です。
焚き火料理以外での使い方も色々
トライポッドは焚き火調理が主体となりますが、焚き火をしていない場合にも様々な使い方ができます。ランタンや調理器具、小道具、メッシュかごなどを吊るすことも可能なトライポッドは、サイト周りをスッキリと見せたり、洗った食器・調理器具を乾燥させたりもできる優れものです。
他にもトライポッドを2つ用意し、間に木の棒を通すことで物干し竿のようにでき、濡れた服なども乾かせます。メッシュかごを活かせばスモーク作りの乾燥工程にも使えます。様々な場面に活用できるからこそ、多くのキャンパーに愛されているのです。
トライポッドの選び方
トライポッドはサイズや重さ、組み立てやすさなど製品によってそれぞれ違いがあります。初めて購入するという方はどのようなものを選ぶべきか悩んでしまう方も多いはずです。続いては失敗しないトライポッドの選び方についてご紹介します。
使用するギアのサイズに合わせる
既にキャンプ用の調理器具を持っている場合は、使用するギアのサイズに合わせて購入しましょう。トライポッドはすべての調理器具に対応しているわけではなく、一部は引っかけられない、もしくは吊るせないものもあります。
せっかくトライポッドを購入したのにサイズが合わないとなれば問題です。焚き火台に鍋が接触するという場合は特に注意が必要となります。トライポッドは使用するギアのサイズに合わせて、安全に使用できるかどうか確認しましょう。
耐荷重を確認する
トライポッドは耐荷重を確認して選ぶのが基本です。本来の使用目的は調理時に鍋の安定性を得ることですが、耐荷重に合っていない鍋を吊るしてしまうと傾いたり、重さに耐えきれず破損したりすることもあります。
ただし、耐荷重以下ならどんな鍋を吊るしてもいいというわけでもありません。鍋は調理時に食材を入れると重さが加わります。
例えば10インチ6kg、容量約5Lのダッチオーブンに食材を入れれば総重量は10kgオーバーになることもあります。この場合、10kg以上の重さにも耐えられるトライポッドでないと安全に使用できません。
また、耐荷重というのは静かにつるした場合に耐えられる重さを指します。勢いよく釣ることで壊れてしまう危険もあるため慎重に取り扱う必要があります。
組み立てやチェーンの長さ調整が簡単なものを選ぶ
トライポッドは組み立てやすさも重要です。キャンプでは準備にかかる時間をいかに短くするかも大切になってくるので、トライポッドもできるだけ組み立てやすいものを選ぶようにしましょう。
例えば、構造がシンプルなトライポッドは比較的組み立て手順も簡単です。片付けもスムーズにでき、キャンプを楽しめる時間も増やせます。
また、チェーンの長さ調節が簡単にできるものもおすすめです。調理のしやすさがアップし、簡単に火加減調節ができることで色んなキャンプ料理にもチャレンジしやすくなります。
持ち運びやすいものを選ぶ
ダッチオーブンなどの重たいものを吊るし、さらに高温の熱にも耐えられることから、多くのトライポッドはかなり頑丈に作られています。しかし、その反面で重量が重くなる傾向にあり、持ち運びに苦労するアイテムの1つです。
大型車で移動する場合には問題ありませんが、バックパックのみで行くキャンプやツーリングキャンプなどは大きいサイズのトライポッドは持っていけません。荷物をなるべく増やしたくないものの、できればトライポッドも持っていきたい方は小型を選びましょう。なお、小型を選ぶ時は収納時のサイズも確認しておくのがおすすめです。
素材を確認する
トライポッドは焚き火の上で使用する特性から、どれも耐熱性を持った素材でできています。ただし、持ち運ぶ際の負担を減らすためには材質にこだわることも重要です。
一般的にトライポッドはアルミ素材を採用しているものが軽量になります。しかしアルミは曲がりやすい一面があり、使い方によっては壊れて使用できなくなる場合もあるので注意が必要です。
スチール製だと丈夫ではあるものの重量は重くなります。どちらが良いかは決めづらく一長一短であるため、自身の使い方に合った素材を選んでみてください。
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