投稿日:2022年5月21日 | 最終更新日:2022年8月18日
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キャンプが好きになると、オールシーズン行くという方も多いのではないでしょうか?
そうなると必然的にテントを使用する回数が増えてきますよね。
テントやタープは使用するにつれ、徐々に防水性能が失われていきます。
長くテントやタープを愛用するには、定期的なメンテナンスが必要なんです。
今回は、メンテナンスの際に使えるおすすめの防水スプレーをご紹介!
また、どのような防水スプレーがテントに適しているのかも解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
テントの防水性は使用する度に低下する
前途しましたが、何度もキャンプをしているとテントやタープの防水性能は次第に低下していきます。
基本的に防水性を持つテントの生地は、表地と裏地(防水コーティング)から構成されている場合が多いです。
生地の汚れを落とすためにゴシゴシと擦ったり、干さずに濡れた状態のまま保管したりすると、生地や防水コーティングの劣化を早めてしまいます。
そのため、テントやタープの防水性能を劣化させないためにも、丁寧な取り扱いが重要です。
防水性と撥水性の違いも理解しておこう!
テントの機能として防水性と撥水性がありますが、それぞれ同じように見えて実は異なります。
防水性は水を浸透させないための機能であり、撥水性は水を弾くための機能です。
防水性と撥水性を備えるにはそれぞれ異なる加工を施さなくてはなりません。
防水スプレーの種類
次に、防水スプレーの種類をご紹介します。
種類によってどのような特徴があるのか、テントやタープにおすすめなのはどんな種類なのかを解説していきます。
シリコン系
シリコン系は生地の表面にコーティングを施し、撥水性を高めるのが特徴です。
傘や雨具にもシリコン系の防水スプレーが使われています。
防水効果が長持ちすることやお手入れが比較的簡単なことがメリットですが、通気性が悪くなってしまうのがデメリットです。
ただし、最近ではシリコン系の中には通気性を損なわずに防水できるものも販売されています。
フッ素系
フッ素系は繊維1本1本にしっかりと成分が付着するため、シリコン系よりも撥水効果を発揮しやすいという特徴を持ちます。
防汚・防油効果もあるため、雨だけでなく汚れからも守ってくれるのが嬉しいポイント。
優れた機能性が備わっているものの、その分値段も高めに設定されています。
防水効果を長持ちさせたい方や、テント・タープへの汚れを極力防ぎたいという方におすすめです。
テント専用の防水スプレーがおすすめ!
テントに防水効果を持たせたい場合は、テント専用の防水スプレーを使用するのが一番です。
テント専用であれば、テントの生地に合わせた成分になっているため、安心して使えますし、防水効果を充分発揮してくれます。
また、テントだけでなくタープやウェアに利用できるものもあります。
防水スプレーの使い方
続いて防水スプレーの使い方を詳しく解説していきます。
使用するタイミングや使う時の注意点などを事前にチェックしておきましょう。
どのタイミングで使うべき?
防水スプレーを使うタイミングは、機能低下が見られた時はもちろん、洗濯をして乾いた後などです。
新品のアイテムに使用する場合、防水・撥水加工がされていない物に限って防水スプレーを使うようにしましょう。
使用する際に注意すべきポイント
防水スプレーを使用する際に注意すべきポイントは、素材の染料が色落ちしたり、シミになったりする可能性があることです。
色落ちやシミを回避するためにも、まずは目立たないところにスプレーを吹きかけ、テストして問題がなければ使用するようにしましょう。また、スプレーをする時はテントから20~30cmほど離れて吹きかけてください。
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