投稿日:2022年5月30日 | 最終更新日:2025年2月27日
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テントには様々な形状や機能を持つものがたくさん登場しています。
中でも、テントの快適指数を図るうえで重要な「前室」に今回は注目してみましょう。
テントに前室があれば、荷物や靴置き場、リビングスペースとして活用できます。
前室があればタープを張る必要もなく、プライベートな空間を維持できるので快適にキャンプできますよ。
今回は、そんな前室付きテントを使用するメリットについて解説していきます。
よりキャンプを快適に過ごしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
前室付きテントを使うメリット
テントを選ぶ時、室内の広さや設営のしやすさ、機能性を重視する方がほとんどでしょう。
ただ実は、前室の有り無しでテント内の快適性が左右されるといっても過言ではありません。
前室が付いているかどうか?さらに、前室の広さもテントを使用する上で快適性に影響する要素なのです。
まずは前室付きテントを使うメリットを解説していきます。
タープを持ち込まなくても良い


テントに前室が付いていると、わざわざタープを持ち込まなくても良いのが1つ目のメリットです。
タープは意外と収納サイズも大きいため、持ち運びで不便になる場合があります。
前室付きテントであれば、荷物の量を減らすことができます。
ちょっとした雨風や日差しを防げる
テントの前室が広ければ、タープがなくてもちょっとした雨風や日差しが防げます。
キャンプ場は標高の高い場所にあることも多く、突然天候が崩れてしまうことも。
そんな時、テントに前室が付いていれば突然雨が降ってきても食事などが楽しめます。
靴の脱ぎ履きがしやすい


テントに前室があれば、それだけ靴を脱ぎ履きできるスペースも広くなります。
前室が広いことで靴の脱ぎ履きは格段にしやすくなるものです。
また、悪天候時はテントのへの出入りで室内に雨水が浸入してしまうこともあります。
前室があれば室内への出入りで雨水が浸入するリスクを減らせます。
荷物置き場にできる


キャンプでは着替えや寝袋、テーブルやチェアなど様々な荷物を持っていきます。
前室の付いたテントに荷物を収納できれば、野晒しになる心配もありませんし、ギアの盗難予防にもなります。
周りからの視線をシャットアウトできる
キャンプ場は多くの人で賑わう場所です。
天気が良く暖かい日には、テントの出入り口を開放して風通しを良くしたいと考える方も多いですが、出入り口を開放することで周りからも見えやすくなってしまいます。
どうしても周りからの視線が気になるという場合、前室付きのテントがあれば解決します。
前室があれば、周りからの視線をシャットアウトしてくれるプライべートな空間を確保できます。
人気の前室付きテント7選


テントに前室があることのメリットを知って興味が出てきた方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、ここでは人気の前室ありテントを紹介していきましょう。
DOD(ディーオーディー) ザ・ワンタッチテントM
DODのザ・ワンタッチテントMは、初心者でも簡単に設営できる前室付きのテントです。
広めの前室は2人分のチェアが置けるほどのスペースが確保されています。
また、別売りのキャノピーポールを使えば日陰面積を増やすことも可能です。
また、テント自体も快適に過ごせるよう広めに設計されています。
通常、テント内では屈んで移動することが多いですが、ザ・ワンタッチテントMならテント内の高さが180cmもあるため、普通に立って歩くことも可能です。
さらにインナーテントは夏場でも涼しく過ごせるよう、前後の大型ドアとサイド面の4つの窓で360°どの面からも風を取り込めます。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) サーカスTC DXサンド
tent-Mark DESIGNSのサーカスTC DXサンドは、2ヶ所の出入り口が設けられているワンポールテントです。
片方の入口にはサイドフラップが搭載されており、ファスナーで開放できます。
また、別売りのポールを使えば広い前室を作ることも可能です。
ワンポールテントは他のテントに比べてパーツが少なく、初心者の方でも比較的組み立てやすくなっている点も魅力。
ただし、サーカスTC DXサンドにはインナーテントなどが付いていないので、別途で用意する必要があります。
LOGOS(ロゴス) Tradcanvas ツーリングドゥーブル・DUO-BJ
LOGOSのTradcanvas ツーリングドゥーブル・DUO-BJは広い前室が付いたテントです。
テントから張り出すように作られた前室は、別売りのポールを使うことでさらに広々とした前室を作れるようになります。
リビングとして使えるのはもちろん、バイクや自転車を置くためのスペースにも使えます。
テントの上部にはベンチレーションが付いており、室内の空気が循環しやすく換気性にも優れています。
また、全面にマッドスカートが装備されていることで雨風をしっかりと防げるのも嬉しいポイントです。
Snow Peak(スノーピーク) アメニティドームS
Snow PeakのアメニティドームSは、キャンプ初心者におすすめのテントです。
地上高を最低限に留めていることで、高い耐久性が生まれるように設計されています。
アメニティドームSにも広い前室は設けられますが、リビングスペースが作れるほど広い前室が欲しい場合は別売の「アメニティドームアップライトポールセット」を活用してみましょう。
フライシートにはPUコーティングやテフロン撥水加工、UVカット加工が施されており、耐水圧は1,800mmミニマムです。この単位はSnow Peak独自のもので、どこを計測しても耐水圧が最低1,800mmであることを示しています。
ogawa(オガワ) ステイシーST-Ⅱ
ogawaのステイシーST-Ⅱは、総重量約3.9kgと比較的軽量で持ち運びにも優れたコンパクトモデルでありながら、広い前室が確保されているテントです。
多くのキャンパーからも高い人気を誇るテントは、3本のポールを使ったシンプルな構造で設営もしやすくなっています。
前後2ヶ所にベンチレーションが装備されており、結露対策もしっかりと行えます。
さらにサイドファスナーはゴムが付いているので雨が降っている中でパネルを開閉しても裾が大きく汚れてしまうこともありません。
BUNDOK(バンドック) ソロティピー1
BUNDOKのソロティピー1は、インナーテントが一体型になっているため設営もしやすいソロキャンパーにおすすめのテントです。
前室は居室と同じくらいのスペースで、簡単な作業も行えるほど。
フルクローズしてしまえば雨が降ったとしても前室部分で調理などをすることもできます。
フライシートの生地はリップストップが採用され、耐水圧は3,000mmとなっています。
また、インナーフロアは耐水圧5,000mmなので突然の雨でも安心してキャンプを楽しめます。
WAQ(ワック) Alpha T/C ソロ用ティピテント
WAQのAlpha T/C ソロ用ティピテントは、火の粉が当たっても燃えにくいポリコットンをフライシートに採用しているワンポールテントです。
サイドフラップを跳ね上げれば広い前室を作ることができ、なおかつ好みや用途に合わせて3パターンの前室アレンジも可能です。
設営は非常にシンプルなので1人でも簡単に行えます。
また、床下からの風を防ぐスカートが装備されていたり、インナーテント内にはコットも入れられるほどの大きさだったりするなど、使い勝手の良いテントです。
テントに前室があればキャンプがより快適に!


今回は、前室が広いテントを使用するメリットからおすすめのテントまで紹介してきました。
テントの室内環境も重視すべきポイントですが、前室もキャンプでの時間をより快適なものにするために重要な役割を果たしてくれます。
ぜひテントを選ぶ際に前室にも注目してみましょう。