テント用ペグの選び方、知ってる?おすすめのペグも併せてご紹介!

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テントはキャンプをする際には欠かせない存在です。

テントを購入するとペグも付いてきますが、付属しているペグだとサイトの状態によっては使いにくい場合があります。

しっかりとテントを固定する必要があるため、サイトに応じてペグも使い分けるのが重要です。
とは言え、どのようなペグを使えば良いのか分からない…という声も聞こえてきそうですね。

そこで今回はペグの特徴から選び方、おすすめのアイテムも併せてご紹介!
ぜひ参考にしてみてください。

テント用ペグの特徴

出典:PIXTA

ペグはテントやタープを設営する際には必要不可欠です。
まずは、ペグの特徴から解説していきましょう。

ペグとは?

出典:PIXTA

ペグとは、テントやタープを設営する際にハンマーで地面に打ち込んで固定するための杭のようなアイテムのことを指します。

テントを購入するとペグも付属していることが多いですが、キャンプサイトの地面によっては刺さりにくく使えない可能性も。

そのため、ペグは地面の状態に適したものを使い分ける必要があります。

ペグの形状は様々!

ペグは杭の役割を担っていますが、その形状は様々です。

まずはペグの形状や種類を紹介します。
地面に適したペグを使用することで、テント自体の安定性も高まり、設営もラクになります。

ピンペグ

ピンペグは数ある形状の中でも最もシンプルかつ用いられることの多い種類です。
テントの付属品に見られやすい種類でもあります。

ヘッド部分はフック型や円形などが一般的です。
材質は様々ですが、高い貫通性を求めるのであれば頑丈なスチール製がおすすめです。

打ち込みやすい特徴を持つピンペグですが、細いタイプが多いため、地面が柔らかい場所で使用すると抜けてしまう可能性があります。
さらに、石などが多く混じった場所での使用もおすすめできません。

河原など地面が固い場所での使用は曲がってしまう原因になるので不向きです。

ピンペグに適しているのは芝生や石の少ない乾いた地面です。

V字・U字ペグ

V字・U字ペグは、断面部分がV字やU字状になっているものを指します。

打ち込むと地面と接する面が大きくなるため、抜けにくいのが特徴です。

強度を重視するならスチール製がおすすめです。
ピンペグやネイルペグでは抜けやすい柔らかい地面に向いています。
特にU字ペグは砂浜サイトで効果を発揮します。

さらに、ペグ同士を重ねて収納できるため、コンパクトになりやすく持ち運びにも便利です。

X字・Y字ペグ

X字・Y字ペグは、V字・U字ペグよりも高い強度を誇ります。
V字・U字と同様に地面と接する面積が大きいことから抜けにくくなっています。

X字ペグは先端が「X」になっている

X字・Y字ペグは重ねて収納できませんが、様々なキャンプサイトに対応可能です。

ペグ選びに迷った時は X字・Y字ペグ を選ぶと良いでしょう。

デメリットでいうと、抜いた際に土がつきやすく、土汚れを落とす手間が増えてしまうことぐらいでしょうか。

ネイルペグ

ネイルペグとは釘状のペグを表します。
釘のように真っすぐ打ちやすいという特徴があります。

ピンペグと似ていますが、異なっているのはヘッドの形状です。ネイルはヘッド部分が平たくなっているので打ちやすく、先端へ力が伝わりやすいように作られています。

ピンペグよりも対応できる地面が多いのも特徴です。

スクリューペグ

スクリューペグはその名の通り、胴体部分がネジのようにスクリュー状になっているペグです。

打ち込む際にはハンマーは使用せず、手で回しながら地面にねじ込んでいきます。

棒状のペグだと抜けやすい、柔らかい地面にも最適です。一方で石などが多く混じっている場所には向きません。

選ぶ時に注目したいポイント

出典:PIXTA

ペグを選ぶなら形状以外にも素材や長さにも注目してみましょう。

それぞれどのような特徴の違いが見られるのか解説していきます。

素材による違い

ペグは形状ごとに様々な特徴を持ちますが、素材によっても変わります。

鍛造製

鍛造製は金属加工した頑丈なペグです。

頑丈なのでハンマーで強く打ち込むことができ、硬い地面にも対応しています。

柔らかい地面には向いていませんが、大抵のキャンプサイトであれば対応可能です。

他の素材に比べると比較的高価ではあるものの、長く使い続けられます。

ただ、鍛造製は1本でも重量があるため、軽量化を図りたいザックキャンプや登山などには不向きです。

プラスチック製

プラスチック製は、非常に軽量で安価という特徴があります。
軽いので扱いやすく、キャンプ初心者にもおすすめです。
しかし、プラスチックなので鍛造に比べると耐久性は低く、鉄製のハンマーなどで打ち込むと壊れやすいです。

プラスチック製のペグを使用するのであれば、ハンマーもプラスチック製のものを用意しておきましょう。

また、石の多い固い地面だとペグが破損してしまうので使うシーンには注意が必要です。

ステンレス、アルミなどの金属製

テントに付属しているペグの多くはステンレス、アルミなどの金属製です。
鍛造製に比べると軽量で持ち運びしやすくなりますが、頑丈性は劣ります。

また、ハンマーで強く打ち込んだ際やテントが強風に煽られた際に曲がってしまうことがあります。

それでも固定力と持ち運びのしやすさからバランスも良く、扱いやすい素材です。

長さで使い道も変わる

ペグの長さでも使い道が変わってきます。

長いペグであれば地面との接地面がそれだけ多くなるので抜けにくくなり、短いペグであれば打ち込みやすいので設営しやすくなります。

また、長いペグだとその分重量も重くなり、短いペグだと軽量で持ち運びにも便利です。

長さ別の使い道としては20cmほどの長さであればテント設営におすすめです。

30~40cmほどの長さであればタープ設営に、地面が柔らかい土や砂地の場合であれば50cmほどの長いペグが適しています。

次のページ:強度最強と謳われるペグやコスパの良いペグが登場!

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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