焚き火の歴史から薪の組み方まで解説していくよ

焚き火の豆知識を知ろう

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焚き火は料理を作ったり暖を取ったりするだけではなく、夜の焚き火でぼんやり眺めてゆったりとした時間を演出してくれます。焚き火は一見簡単そうに見えますが、コツを知らないとなかなか上手くいきません。ここでは、焚き火に関する豆知識を紹介していきます。

上手な焚き火の手順

焚き火は小さな炎から大きな炎へというのが基本です。これは直火でも焚き火台を使った焚き火でも同じです。

１.中心に着火材を置きます。着火材はチャコールブリケットやジェル状のもの、固形剤などいろいろありますが、どのようなものでも構いません。また、着火材がない場合にはティッシュや新聞紙、マツやスギの枯れ葉、ススキの穂などを着火材として利用すると良いでしょう。

２ .着火材の上に空気が通りやすいように少し間隔をあけながら細い薪を並べていきます。このとき燃えやすいようによく乾燥した薪を使うようにしましょう。着火材に火を付け、細い薪に火が付いたら次は中ぐらいの薪を、その次はもっと太い薪に火を付けていきます。
小さな炎からはじめて徐々に火を大きくしていき、火床の温度をあげてゆくと次第に大きな木に燃え移って行き、大きな炎へと変化していきます。

３.一度火が安定してしまえばあとは薪をくべていくだけです。太い薪しかなければ、鉈のこぎりで細い薪を作ったり、太い薪を途中まで裂いて、新聞紙などを挟んだりするとよく燃えます。一度試してみてください。

焚き火の臭いを消す方法

焚き火は楽しいですが、中には煙による臭いが気になるという方もいらっしゃいます。そこで豆知識として焚き火の臭いを消す方法をご紹介します。まず、焚き火の臭いはファブリーズではあまり消えてくれません。
ファブリーズは基本的に除菌や殺菌をすることで臭いを抑えるものですので、菌の臭いではない焚き火の臭いをけすことはファブリーズでは難しいのです。

ファブリーズが効かない！？じゃあどうすれば…

出典：Amazon

それではいったいどうすればよいのでしょうか？答えは重曹を使うことです。重曹を入れた袋に臭いの付いた服を一緒に入れておきますと数時間で臭いが軽減されます。
車の中に焚き火の臭いがついてしまったときも夜中に重曹を捲いておけば朝にはかなり臭いが軽減されています。あとは掃除機で吸い取ればよいのです。（コップ一杯にスプーン２杯ぐらいの重曹を溶かしたスプレーを用意するのもよいです。）

洗濯すればだいたい落ちるよ

洗濯をすることでほとんどの服についた焚き火の臭いは消すことができます。なかなか臭いが取れない場合は漂白剤を使えばほぼばっちり消臭することができるでしょう。
他にも、そもそも風下に行かない（風下に行くと煙による臭いがつきやすくなります。）、髪の毛に直接煙がかからないよう帽子をかぶる、焚き火では火を消した時にくすぶって煙がよく出ますのでいきなり水で火を消さず、砂をかけて酸素を減らすことによって火を消すとくすぶらずに焚き火を消すことができます。
そうするとそもそも臭いもつきにくくなります。

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