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投稿日:2019年5月25日 | 最終更新日:2021年8月17日
キャンプに行ったときに欠かせないのが焚き火。ただ火をおこして焚いているだけなのですが、そこには多くの魅力が詰まっています。なぜ、人々は焚き火を行うのでしょうか。
そもそも焚き火って何のためにする?焚き火の魅力とは
焚き火の一番のメリットは、何といってもその場の雰囲気が良くなることです。
焚き火を行うだけでその場のムードが高まり、心が落ち着いていくと共に、ワクワクするような気持になるもの。また焚き火を仲間と囲むことにより、人と人との距離がより親密に感じられ、話をしやすくなるという研究結果も発表されています。焚き火を囲んだ非日常空間で過ごすことで、テンションもあがりお酒や食事も普段以上に美味しく感じられ、普段しないような恋愛話や秘密の話もしてしまう、ということも多々あります。いつもと違うムードになり、好きな人への告白も成功する・・・ということだってあるかもしれません。
このように仲間とのコミュニケーションを上手にとるためにも、焚き火は必要なものと言えますね。また友達や仲間同士のキャンプだけでなく、家族でキャンプに出掛けた場合にも焚き火はおすすめ。普段見ない大きな火に、子供たちが喜ぶこと間違いなし!火を囲んで楽しい時間を過ごすことで、家族の絆だって深まります。普段子供となかなか遊んであげられないお父さんも、キャンプや焚き火で子供たちとの距離が縮まるかもしれません。キャンプに出掛けた夜は、ぜひ焚き火をして盛り上がることがオススメです。そして、そのために必要なアイテムが、「焚き火台」です。
焚き火台を使うことの必要性やメリットとは?
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そもそも、本来焚き火は「しなくても良いもの」です。火を起こすことの基本の目的は食事ですので、焚き火を目的として火を起こさなくてもキャンプは出来ます。しかし、その「本来しなくても良いもの」をすることで、普段得られない様々なものを得ることが出来るのです。
第一、キャンプ自体も本来「しなくて良いもの」です。火おこしなど面倒なことを行わなくても、コテージを借りてそこで食事をとれば良いのです。しかし、あえて面倒なことを仲間と行う、それがキャンプの醍醐味なのです。そして、行うからには、焚き火台などしっかりとしたアイテムを準備してはきちんと行うことで、よりキャンプの満足度が得られます。そのために、キャンプ好きにとって、焚き火台はぜひ持っておきたいアイテムです。
焚き火ができる場所
焚き火はキャンプの醍醐味ですが、基本的に国内のほとんどのキャンプ場では、直火で焚き火を行うことはマナー違反です。焚き火跡というのは自然の景観を損ねてしまう恐れがありますし、直火を許していたら、キャンプ場の芝生が真っ黒になってしまうからです。また、火事になる危険性も高まります。キャンプ施設を皆で気持ち良く利用するため、また環境保護のために、マナーはしっかり守りましょう。そのためにも、焚き火台は必ず必要です。
ただし、キャンプ場によっては焚き火台を貸し出ししているところもありますので、出かける前に確認しておくと良いでしょう。荷物を少なくして出発できます。また、貸し出しがない場合は、必ず持ち込んで安全に焚き火を行いましょう。
焚き火台とコンロの違いって?
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キャンプでバーベキューコンロは必須です。しかし、コンロと焚き火台を両方持っていくのは大変と思う人も少なくありません。そのため持ち物を軽くするためにも、コンロを焚き火台と併用出来ないか・・と考える人も多くいます。結論から言うと、同じような火を起こすためのアイテムなので、コンロを焚き火台の代わりにすることは可能です。ただしそれぞれ様々な特徴の違いがあるので、その違いをしっかりと理解しておき、本当に併用出来るかどうか吟味しておくことが大切です。
向き、不向きはありますが、最近では逆に、焚き火台にダッチオーブンなどが付いた調理が同時に出来るタイプのものも増えてきました。荷物をなるべく減らしたい!二つを併用したい!というような人は、そのようなアイテムを選ぶのがオススメです。
利用方法
まず、コンロは「綺麗な火を起こす」ということには向きません。少ない炭で、なるべく網から火がはみ出ず均等に食材に火を通すことを目的にして設計されているので、鑑賞用の火を起こすのにはあまり向いていないでしょう。ただし、「ほんの小さな火でも良いから火を起こしたい!」というような場合は簡単に使えるので、必ずしも向かないわけではありません。
形状
コンロは横方向に無駄な火が行かないよう、燃焼スペースがコンパクトに作られています。そのため、長時間火の勢いを維持することも難しくなっています。その反面、焚き火台は横方向が快適になっているので、長時間火を焚き続けることが可能です。
また、コンロは大人が立った状態で食材を焼くのに適した高さになっていますが、それを焚き火台に使用すると若干高く感じます。焚き火台は低く作られているので、その分大きな火でも危険性や威圧感がありません。
材料
火を起こす際の適した材料も違います。コンロでは基本的に炭を使いますが、焚き火では薪を使うのが一般的です。薪は大きなものが多く、大きすぎるとコンロからはみ出てしまいます。