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投稿日:2019年5月27日 | 最終更新日:2021年8月17日
風が強い日は焚き火をしない
キャンプや焚き火は、自然の変化や状況に応じた判断と対応が重要です。風が強い日は、焚き火の火の粉が普段よりもさらに飛ぶ可能性があります。火の粉だけなら、と思うかもしれませんが、火の粉がテントに付着して燃えてしまう可能性もゼロではありません。自分のテントが燃えても大変ですが、周囲の人達のテントを燃やしてしまったら取り返しのつかない大変なことになってしまいます。弁償などの話も出てくることでしょう。また、焚き火が風に煽られることによって、炎が大きくなったり、暴れたりする可能性があって、そういう意味でも危険です。最悪、焚き火している人が火傷してしまう危険性もあるため、風が強かったら、焚き火をするのは止めておきましょう。
終了時間を意識する
焚き火をする際には、終了時間も考えながら行うようにしましょう。撤収時間が迫ってもまだ火が燃え続けているような状況になってしまうと、撤収時間に間に合わず、キャンプ場や、他の利用者に迷惑をかけてしまいます。薪が燃え残らないように、焚き火が終了する2時間くらい前になったら、新しい薪は入れないようにすると良いです。また、キャンプ場での焚き火は、撤収時間までに終了して片付けまで完了させるのがマナーだということを意識して行いましょう。
焚き火を水で消火しようとしない
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たまに焚き火の終了時間が迫ってきていて、消火を焦るあまり水をかけて消火しようとする人がいますが、この行為は大変危険です。焚き火の熱によって、水が急激に熱せられ、瞬間的に水蒸気に変わって一気に上がります。この水蒸気に触れて火傷してしまう可能性があります。人間へのダメージ以外にも、火台があるようなキャンプ場でこの行為をすると、水によって急激に冷やされて変形してしまうこともあります。焚き火は、薪を燃やし尽くして終わらせるようにするのがマナーであり、安全な方法です。
片付けもしっかり行う
焚き火を終了する際には、完全に火を消しきることも重要です。一見、完全消火できているように見えても、一部分だけ微妙に赤くなっている場合があります。このような場合は完全に消火できているとは言えません。この状態からまた燃え上がる可能性もあるため、この状態で放置するのは大変危険です。そのため、焚き火を片付ける際には、必ず完全に消火しましょう。焚き火が終わって消火もできたら、速やかに片付けをしてください。焚き火だけではなく、アウトドア全般に言えることですが、片付けは、基本的に自分が使う前よりもキレイな状態にするくらいの意識を持って行うと良いです。