タクードの使い方
本記事は一部にプロモーションを含みます
タクードを使用する場合の注意点が分かったところで、使い方についても解説していきます。
正しい使い方で安全に使用しましょう。
使用前に置台を固定する
まずは使用前に必ず置台を固定してください。
タンク底面にある脚3箇所をそれぞれの止め板に回して引っかけることで固定できます。
3箇所ある止め板のうち、いずれか1箇所には置台止めネジを取り付けましょう。
灯油を給油する
置台を固定できたら、灯油の給油を行います。
きちんと消火されていることやタクードの温度が下がっていることを確認したら、火の気がない場所で給油してください。
給油口のふたを左に回して開けて、油量計を見ながらホースが抜けないよう手で固定させながら「満」の位置まで給油します。
「危」の位置まで入れると溢れる可能性があるので、必ず油量計をチェックしながら給油しましょう。
ふたを右に回してしっかりと締めたら完了です。
つまみを「燃焼」方向へ回して点火
つまみを燃焼方向(時計回り)にゆっくりと完全に止まるまで回し、芯を出してください。
つまみを持ち上げ、芯に火をつけます。
たばこ用のライターだと手が近すぎて火傷する可能性もあるので、点火用ライターやマッチなどを使ってください。
燃焼筒がセットされているか確認する
火がついたことを確認できたら、つまみを左右に2、3回回して、燃焼筒が正しくセットされているか、芯の上に乗っていないかを確かめます。
正しく燃焼筒がセットできていないと異常燃焼で火災が発生する危険性もあるため、必ず確かめるようにしてください。
問題なく火がついたことを再度確認したら、点火した火が消えない程度につまみを消火方向へ回し、スムーズに芯が下げられるかを確認します。
その後もう1度芯を上げてから使用してください。
つまみを回して正常燃焼の状態に調整
燃焼筒のセットの確認が終わったら、炎の調整を行います。
炎の調整はつまみを回すことで行えますが、正常燃焼状態の時に使用するようにしてください。
正常燃焼の炎の長さは、拡炎板から0~2cmとなっています。
拡炎板から黄炎が大きく出ていたり、拡炎板から炎が出ていなかったりする場合には、異常燃焼で一酸化炭素やにおいが多く発生してしまうため危険です。
部分的に炎の伸びがある時には、つまみを左右に2、3回動かしてください。
タクードのメンテナンス方法
シーズンオフになったら灯油を抜き、芯の手入れをして保管しましょう。
具体的にオフシーズンのタクードをどうメンテナンスすれば良いのかご紹介します。
まずはタンクに灯油が残っていない状態にします。
点火して正常燃焼させたら、残っている灯油が燃焼しきるのを待ちましょう。
灯油を吸収させるための替え芯は、現在販売されていません。
そのため、交換が必要な場合はSnow Peakのアフターサービスを利用してみてください。
Snow Peak製品には永久保証がついているので、アフターサービスに出すと芯を交換してもらえます。
キャンプギア「タクード」の魅力と使い方まとめ
Snow Peakから販売されているタクードの魅力は、コンパクトで持ち運びがしやすいことや、調理だけでなくサブストーブとして使えることです。
燃焼時間が長く、灯油が満タンの状態で約15時間使用できることも魅力となっています。
タクードが1台あれば調理もできますしサブストーブにもなるので、冬の時期だけでなくオールシーズンのキャンプにもおすすめです。
いくつか使用上の注意点はあるものの正しく使用すれば問題ありません。
ぜひSnow Peakのシェルター・2ルームシェルター内でタクードを活用してみてください。
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