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キャンプを始めてみたいけれど、キャンプ道具は高額で、どうにも始めにくい。
始めたとしても、必要な道具を全て揃えるのはお金も時間もかかる。
そこで、ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円均一ショップで販売されている「キャンプブランドが販売している商品と似たキャンプ用品」を使ってみたい!
でも、本当に使える物なのか不安…
そんな方は多いのではないでしょうか?
今回は100円均一ショップSeria(セリア)のキャンプ用品を実際に使用してみて、「これは使える!」と思ったものだけを厳選してお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
前提として「安くても長く使用できる事」が大事なので、今回紹介する道具は以下の3点を満たしているかを基準に考えていきます。
・機能性が良い
・長く使用できる
・キャンプ専門との価格を比較したコスパが高い
少ないお金でキャンプが少し快適になりますよ!
愛用!Seria(セリア)の100円キャンプギア
100円均一ショップ・セリアで買えて、しっかり使える道具を解説します。
バックルBOX
言わずと知れたトランクカーゴがそのまま小さくなったような可愛らしい見た目と、キャンプだけでなく日常での汎用性の高さと使い勝手の良さから大人気の商品です。
商品詳細
外寸サイズ
幅11.7cm×奥行き17.6cm×高さ11.5cm
内寸サイズ
幅7.8cm × 奥行き13.7cm × 高さ10.3cm
カラー:カーキ・ネイビー・ベージュ
素材:ポリプロピレン
生産国:日本製
まずは見た目からですが、無印良品の頑丈BOXにそっくりですよね。
今では各社からたくさんの似たような収納BOXがでていますが、これほど小さなサイズ展開をされているのは見たことがありません。100円均一のクオリティはすごいですね。
頑丈BOXは見た目でなく、その収納力や使い勝手の良さで人気になりました。
バックルBOXもその形とそっくりなので、機能もそっくり。
見た目が良いというだけでなく、実際に使用してみると実用性も素晴らしいです。
収納力
蓋の部分が盛り上がっていて隙間を作ってくれるので、「本体から少しはみ出しても蓋の部分まで合わせると収納できる」というところが良いです。
蓋を開けた時に何がどこにあるかも見やすいというのもメリットですね。
頑丈さ
材質がポリプロピレンなので壊れにくくガシガシ使えます。それどころか傷もほぼ入っていません。
試しに体重60kgの大人が乗ってみましたが、全く壊れる気配もなく、非常に頑丈なのがわかります。(座るのはメーカー推奨の使い方ではないので、あくまで自己責任でお願いします)
無駄がない
独特の形は、使用しない際に重ねておけるようにするためのデザインです。
また、無印良品の頑丈BOXは本来キャンプ用ではなく、日用使いを想定して作られているため、キャンプで使用しなくても日用品の収納アイテムとしても優秀です。
ということは、バックルBOXも同様に、キッチン周りや日用品などの小物入れとしても使用できて無駄がありません。
「あと一歩」の部分
本家頑丈BOXの蓋はフラットな部分が広いので、テーブルとしても使えるという利点がありますが、バックルBOXは上部が狭すぎて物を置くには少し足りません。
収納的にももうワンサイズ大きめのラインナップがあると、蓋の部分がローテーブルの代わりに使えるので、より使い勝手が良くなるように感じます。
あと、これは当たり外れもあると思いますが、バックルの部分が壊れていたことがあったり、蓋の噛み合わせが少し悪かったり、不良品に当たることもあるので、店頭で良く見て購入をするのをおすすめします。
カトラリー
キャンプといえばご飯。ご飯といえば食器です。
特にフォークやスプーンなどのカトラリーは、経済的にも何度も使える物を揃えておきたいです。
写真に写っているものはケースも合わせてすべて100円均一でそろえました。
これだけあれば、デュオキャンプならしっかり対応できます。
「コンパクトになって重くないアイテムが欲しいけど、キャンプブランドのアイテムは高いかなぁ…」という葛藤を、100円均一の商品は見事に解消してくれます。
コンパクト
カトラリーケースに入れると幅は大きくなってしまいますが、それでも普段使い用で収納を想定して作られていないおたま、フライ返し、調理器具、フォークやスプーンなどと比べるとコンパクトに収まります。
それぞれ単体で使用すると折り畳むことができるので、スタッキングすると更にコンパクトに持ち運びできます。
軽い
キャンプブランドと100円均一との大きな違いは材質。
プラスチック、アルミやスチール、チタンなどで重さが変わります。
ただ、この大きさであれば重さは誤差の範囲です。
紹介しているカトラリーはプラスチック製ですが、スプーン、フォーク合わせても35gなので、ウルトラライトキャンプスタイルでもない限りは許容できるのではないでしょうか。
「あと一歩」の部分
やはりデザインのディティールはキャンプブランドに優位性があり、おしゃれなデザインが各ブランドから発売されていて、その分の付加価値は確かにあります。
機能面では、フォークの「刺す」、スプーンの「すくう」は十分に機能を果たしますが、プラスチック製だと耐熱性に乏しく、簡単な調理などにも向きません。
また、ナイフだけは肉を切る際に切れにくさを感じたため、オピネルのナイフを使用しています。
子供には本格的なナイフを使わせるのが怖いので、100円均一のナイフが丁度良い切れ味かもしれません。
レジャーシート
意外と万能なのがこのレジャーシートです。
地面に敷いて座れるのはもちろんのこと、レジャーシートが一枚あればキャンプ場に着いてテントを張るまでの間、一時的にすぐに荷物を置いて広げられるので、荷物の視認性がよくなり設営の効率も良くなります。
突然の雨や雪にも便利
外に荷物を置いている際に急に雨が降ってきても、一時的な雨凌ぎとして使えますし、テント下に敷いてグラウンドシートとしても使えます。
写真は、雪の日にアメニティードームの下部に、レジャーシートを切ってスカートとして利用したときのものです。
これでかなり寒さを凌ぐことができました。
一枚で多機能
他にも薪を持ち運ぶために風呂敷のように使えたり、車のラゲッジスペースに敷いておけば、車内を擦れや傷みから守ってくれますし、雨天の撤収時にも雨水を留めてくれます。
100円なので、ボロボロになったり濡れて乾かすのが面倒だったりする場合は、思い切って取り替えられるのも嬉しいです。
スペースも取らないので、2〜3枚は常備しています。
100円ギア、是非お試しあれ
100円均一はアウトドア用品がかなり充実してきて、新商品もたくさん発売されています。
今回はセリアの商品に絞った紹介になりましたが、他の100円均一ショップでも便利なアイテムは沢山あります。
その中で、すでに定番商品といえるような物も増えてきていて、今回のバックルBOX、カトラリー、レジャーシートはまさにそんな地位を確立したヒット商品と言えます。
入れ替わりの激しい100円均一商品のなかでも残り続ける商品ですね。
100円均一ギアの良さ
・低価格で揃えることが出来る
・価格が安いので思い切って使える
・100円均一ならではの工夫がある
100円均一ギアの「もう一歩」な点
・丈夫さが不明
・所有欲は満たされない
・他のキャンパーさんと被る
今回紹介した物は、実際に使用してみて長く使用出来ていますので、コスパも高いです。
少しの金額でキャンプがちょっと快適になるので、もし「良い」と思うものがあれば是非試してみてくださいね!