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投稿日:2019年5月19日 | 最終更新日:2021年8月17日
テントやタープを設営する際、張るロープを地面に固定するために使用するのがペグです。実は一言でペグと言っても、そのなかに種類があるのはあまり知られていません。まず材質ですが、大きく分けて金属製のものとプラスティック製の2種類があります。そして、ペグを打ち込む地面の固さや土の質に応じて、さまざまなペグがあります。代表的なものをいくつか挙げると、一般的によく使われるタイプで地面に刺しやすいピンペグ、強度に優れていて河川敷など石が多い地面にも使えるスチールペグ、刺しやすい上に抜きやすいV字ペグ、テントを購入すると付属していることが多いプラペグ、砂浜などの柔らかい地面にも対応できるU字ペグなどがあります。
画像提供|PIXTA
意外と知らないペグの選び方
あなたは、正しいペグの選び方をご存知でしょうか。ペグに種類があるのは知っていても、正しいペグの選び方をしっている人は少ないかもしれません。前述の通り、ペグには種類があってそれぞれ異なる特長を持っています。テントやタープを設営するためのロープを安定して張るためには、場所や状況に応じて最適なペグを選ぶ必要があります。万一、地面に合っていないペグを使ってしまうと地面からペグが抜けてしまったり、設営したテントが崩れてしまったりすることもあるため危険です。そのような事態が起きないように、状況に応じて最適なペグを選べるようになっておきましょう。大抵の場合、テントを購入するとペグも付属していますが、テントを設営する場所に応じて、別売りのペグも購入しておくと良いでしょう。
ペグは何本買えば正解?
ペグは何本買うのが正解でしょうか。結論から言うと、何本以上持っていれば正解ということはありません。しかし、まず最低限、自分が持っているテントを設営するために必要な本数は持っておく必要があります。テントの規模や種類によって、必要なペグの本数は違うため、自分が持っているテントを設営する際にはペグが何本必要なのかは正確に把握しておきましょう。また、予備で数本は持っておくと良いです。特にプラスティック製のペグは地面が固かったり、使用期間が長くなったりすると折れてしまうことがあるため、予備のペグは必須とも言えます。さらに理想を言えば、場所や状況に応じて使い分けができるように、異なる種類のペグも買っておくと良いでしょう。
ペグの正しい使い方
ペグの正しい選び方と共に、ペグの正しい使い方をマスターしましょう。ペグを地面に打つときは、ペグに対してまっすぐ打ち込むのがコツです。まっすぐ打ち込まないとペグが曲がってしまうことがあるため注意しましょう。ペグと地面の角度は60〜90度が目安となります。さらに張るロープとペグの角度は90度になるようにすると、設営するテントが安定します。打ち込む際には、ペグの頭部分を完全に地面に打ち込まないように気をつけてください。頭部分は地面から3cm程度出しておくと良いです。せっかく、正しいペグを選べても、使い方が間違っていたら意味がありません。また、正しくペグを使えないとテントが崩れて怪我をする危険性もあります。安全性の面でも、正しくペグを使える必要があります。
おすすめのペグ
ここまで、ペグには種類があって正しく選ぶことが大切であるということがわかりました。ここからは、おすすめのペグをご紹介します。持っているテントや使用する場面に応じて、ぜひあなたに最適なペグを見つけましょう。
Snow Peak ソリッドステーク30
アウトドア総合メーカー「Snow Peak」の代表的なペグです。1997年の誕生以来、最強ペグの代名詞として数多くのキャンパーに愛されています。素材には、スチール鋼材を採用しています。ペグ1本の長さは30cm、重量は180gで、タープを張る際のサブなどに向いています。ヘッド部には穴が設けられていて、ペグを地面から抜く時にペグハンマー Proのフックが引っ掛かる設計です。ペグのヘッド部はハンマーで叩くことを想定した円柱形状となっています。この形状により、ハンマーが滑りにくく、打撃力を確実にペグに伝えて地面にしっかり打ち込みやすくしています。このペグにはフックも付いていて、地面に打ち込むとこのフックも地面に刺さるようになっていて、より安定させることが可能です
ELLISSE(エリッゼ)鍛造ペグ エリッゼステーク
ELLISSE(エリッゼ)のペグが8本セットになっている商品です。ペグの長さはどんなシーンにもオールマイティに使いやすい28cmとなっており、重量は1.6Kgです。ロープが触れる部分には、擦れてロープにダメージを与えたり切れたりすることがないようにトリミング処理が施されている他、地面に刺した後にペグ本体が回転しないように設計されているなど、細やかな気配りも行き届いている商品となっています。また、1,000時間以上の塩水噴霧にも耐えられるカチオン電着塗装が施されており、錆びにくいペグとなっています。さらにロープによって引っ張られる方向部分の材料は厚めになるように設計されており、より耐久性を高めています。