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投稿日:2019年5月10日 | 最終更新日:2021年8月17日
なかなか火が起こせない?着火剤には100均の麻紐 がオススメ
杉の葉などの自然の着火剤は少しでも湿っているとなかなか燃えてくれません。そのようなときは100均の麻紐が安くておススメです。これがあると簡単に着火することができます。麻紐はそのまま使うのではなく、ほぐすとかなり細かい繊維に分かれますので格段に着火しやすく、燃えやすい状態になります。麻紐をほぐすにはナイフを使うと簡単にほぐすことができます。まず平らな台の上などに麻紐がまっすぐ伸びるようにして置きます。そしてナイフで手元から麻紐の先の方に向けて撫でるようにしていきます。このとき、ナイフの刃は寝かせず、立てたまま麻紐の表面を撫でるように削っていきますと、麻紐が繊維状にほぐれていきます。これで安くてどこでも買える簡単着火剤の誕生です。
画像提供|PIXTA
ファイヤースターターのストライカーの代用 になるものって?
ファイヤースターターのストライカーはマグネシウムのロッドとの摩擦によって火花が散り、それが発火しやすいものに引火することで着火します。逆に言いますと、金属であればストライカーの代わりになり得ます。ステンレス製のナイフやはさみをやすりで削って使いますと簡単なストライカーの誕生です。なぜやすりで削るのかと言いますと、平らでまっすぐな金属面より、凹凸のある金属面の方がより多くのマグネシウムが削り取れるため、火花がたくさん散るからです。また、他にもPETボトルの曲面部分を使ってなるべく黒い紙に太陽光の焦点を当て、虫眼鏡の要領で紙を燃やして着火する方法、乾電池の両極にガムやたばこの銀紙を当てて電気を流して着火する方法でもストライカーの代わりになります。
ファイヤースターターのストライカーを自作 してみよう
上で述べました理屈で言いますと、金属があればストライカーは自作することが可能です。ステンレスの板をやすりなどで削ったり、工具を加工したりして自分で作るのです。但し、金属加工は誰でもできるものではなく、少しハードルが高いということもあり得ます。そんなときは、やはり上で申し上げましたようにステンレス製のナイフやはさみをやすりで削って使います。更にせっかく自作するならやはり使いやすい方がよいです。使いやすいストライカーは持ちやすく(手に持つためのとっかかりがある。)力が入りやすいので摩擦熱をおこしやすく、火がつきやすいと言われています。またあまり短いストライカーは火がつきにくいと言われていますので、長さにも気を付けてください。
ファイヤースターターのどこで売ってるの?
ファイヤースターターはどこで売っているのでしょうか?簡単なのはまず、amazonなどのインターネット通販で購入することです。ファイヤースターターと検索すればたくさんのサイトがヒットします。また、好日山荘などの登山用具やアウトドアグッズ店にも間違いなく置いてありますし、最近はスーパーなどにも置いてあるところがあります。いわゆる防災グッズのひとつとしてそのような売り場で置いてあることが多いです。
まとめ
最近アウトドアブームや災害の多発による防災の観点から、ファイヤースターターが見直され、専門のプロショップ以外でも見かけるようになりました。確かに使い方にはちょっとしたコツがいりますが、ある程度練習して慣れてくると使えるようになります。ファイヤースターターのメリットは水や湿気に強いことです。マッチやライターは水にぬれると火がつきませんが、ファイヤースターターは拭き取れば着火できます。また、火種を作るマグネシウムの棒はライターのガスやマッチの先端のようにすぐには消耗しません。また、悪天候時や気温の低いとき、気圧の低い標高の高いところなどでも使えるのもメリットのひとつです。高価なものでもありませんのでご家庭にひとつ置いておかれてはいかがですか?
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