投稿日:2022年1月2日 | 最終更新日:2024年7月17日
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徒歩や自転車・バイクでソロキャンプに行く場合、オートキャンプと違って持って行く荷物の量に限りがありますよね。
そのため、「荷物を少なくするためにタープを持ち込まない」という方も意外に多いのでは?
でも実は、タープを持ち込んだ方がよりソロキャンプを快適に過ごすことができるんです。
なぜ、ソロキャンプにタープを持ち込んだ方が良いのでしょうか。
今回は、ソロキャンプにタープを持ち込んだ方が良い理由とおすすめアイテムを紹介!
ソロキャンプのタープ選びでお悩みの方や、タープを持ち込んだ方が良い理由を知りたい方はぜひご参考ください。
ソロキャンプにもタープは持ち込むべき!
ソロキャンプにタープを持ち込んだ方が良い理由は、大きく分けて5つあります。
それぞれの理由を項目ごとに詳しく解説していきましょう。
日差しを防げる
ソロキャンプにタープを持ち込んだ方が良い理由の1つ目は、日差しを防げるためです。
夏のキャンプでは長時間日差しに当たってしまうと、暑さによって脱水症状や体調を崩したり、日焼けの原因にもなります。
また、炎天下でのキャンプは食材が傷む原因にもつながります。
しかし、タープがあれば日陰を作れるので、涼みながらキャンプを楽しむことが可能です。遮光性能に優れていれば、大きいタープを買わなくても、小さめのタープで十分日差しを防げます。
雨除けに使える
2つ目の理由は、雨除けに使えるためです。
キャンプでは天候が急変し、急に雨が降ることもあります。
しかし、タープがあれば雨が降ってきても天気を気にせずに料理を作ったり景色を眺めたりすることができます。
冬キャンプならテントの上に三角屋根のようにしてタープを張ることで、防寒を兼ねた雪対策にも。
周りの人の視線を防げる
3つ目の理由は、周りの人の視線を防げるためです。
せっかくのソロキャンプ、どうせならゆっくり一人で過ごしたいですよね。でも、周囲の視線が気になると、なんだか緊張してしまって楽しめない…なんてことも。
そんな時、タープがあれば周りからの視線を遮ってくれるので、よりプライベート感のあるキャンプを堪能できます。
タープの張り方によって視線のカバー率を変えられるので、調整して自分が「落ち着く、過ごしやすい」と感じるプライベート空間を作れます。
落下物を防げる
4つ目の理由は、落下物からテントや身を守れるためです。
木の下にテントを立てた場合、木の枝や葉っぱ、虫、鳥のフンなどが落ちてくる可能性があります。
遮るものが何もないと落下物を気にしながらキャンプをすることになるため、楽しさが半減する原因に。
しかし、タープを立てておけば落下物が落ちてきてもなんのその。
落下物のリスクをしっかり防いでくれるので、葉っぱや鳥のフンなどを気にせずに安心してソロキャンプを楽しむことができます。
リビングや荷物置きのスペースが作れる
5つ目の理由は、リビングや荷物置きのスペースが作れるためです。
キャンプでは、荷物を地面に直置きすると汚れてしまったり、雨が降ってきたら濡れてしまう可能性もあります。
雨除けとして使えるタープは、荷物置きシートとしても活用が可能。大事な荷物を雨から守ることが出来ます。
また、テントとタープを連結させることでテントを寝室に、タープをLDKとして広々とした空間を作ることができます。
タープを張ったエリアをリビングスペースにすれば、ゆったり寛ぐことができます。
リビングスペースを確保すれば料理も作れます。
ただし、タープのそばで焚き火をすると火の粉が舞ってしまうため、火を扱う場合は必ず難燃性のタープを使用しましょう。
タープの種類
タープにはどのような種類があるのか、詳しく解説していきます。
タープの違いを知りたい人や目的に合うタープを選びたい人はぜひ参考にしてみてください。
ウイングタープ
ウイングタープとは、設営すると両側に翼があるような形になる「ひし形のタープ」です。
ロープと2本のポールだけで設営ができるため、軽くて設営が非常に簡単なことがメリットです。
面積は小さめなので、ツーリングソロキャンプにもピッタリです。
レクタタープ
レクタタープとは、長方形のタープを指します。
2本のメインポールとサブポールを使って設営をするため慣れるまで試行錯誤が必要ですが、日陰の面積を広くとれるのが特徴的。
横からの雨には弱いので、風が弱い晴れの日の使用に向いています。
スクエアタープ
スクエアタープとは、正方形のタープを指します。
レクタタープ同様に2本のメインポールとサブポールを使って設営をします。タープ下のスペースを広くとれて様々な形状で設営できるのがメリットです。
ヘキサタープ
ヘキサタープとは、六角形のタープを指します。
ロープと2本のポールだけで設営ができるため、手間がかからないことがメリット。
軽くて設営しやすいので、多くのソロキャンパーがヘキサタープを使用しています。
スクリーンタープ
スクリーンタープとは、四角形の自立式のタープを指します。
部品が多いうえに重量もあり、設営に時間も手間もかかります。
積載スペース、重量の面から徒歩やツーリングでのキャンプに向きません。
しかし、他のタープにはないメッシュ付きのタイプもあるので、虫が苦手な人やファミリーにはおすすめです。
ソロキャンプ用タープの選び方
様々な種類のタープがある中で、ソロキャンプ用で購入するにはどのようなアイテムを選べば良いのか?が悩みの種…。
そこで、続いてはソロキャンプ用タープを選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説していきます。
設営がしやすい
選び方のポイント1つ目は、設営がしやすいことです。
初心者がソロキャンプで設営しやすいタープの形状は、ヘキサタープもしくはウイングタープになります。
この2つのタープは軽くて扱いやすい形状なので、設営も比較的しやすいです。
軽量・コンパクト
2つ目のポイントは、軽量・コンパクトなことです。
ソロキャンプでは、持ち運びやすさを意識してタープを選ぶことも大切です。
3kg以内のタープを選ぶことで、ツーリングキャンプでも持ち運びがしやすくなるので確認しましょう。
機能性が高い
3つ目のポイントは、機能性が高いことです。
特に遮光性、耐水圧に注目しましょう。雨が降っても安心なのは耐水圧1,000~1,500mm以上です。
コットンもしくはポリコットン素材なら難燃性が高いので、万が一火の粉が飛んでしまっても火は広がりにくいです。
難燃性・遮光性・耐水性の3つの機能をチェックしてタープを選びましょう。
ソロキャンプにおすすめのタープ7選
ソロキャンプにおすすめのタープを7つピックアップしました。
商品の特徴を参考にしながらアイテムを比較し、自分に合うものを選んでみてください。
tent-Mark DESIGN(テンマクデザイン) ムササビウイング13ft. TC“焚き火”バージョン
tent-Mark DESIGNのムササビウイング13ft. TC“焚き火”バージョンは、堀田貴之氏がプロデュースしてtent-Mark DESIGNとコラボした商品です。
ソロ~少人数向けのウイングタープで、火の粉で穴あきしにくいようにTC素材を使用しています。
耐久性が高いので、焚き火をしながらキャンプを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
ムササビウイングは特殊な糸を使用しているため、PUコーティングをしていなくても水が滴ることはありません。
PUコーティングをしてしまうと経年劣化がありますが、ムササビウイングはコーティングをしなくても良いので経年劣化のスピードも遅くなります。焚き火を楽しみたい人や長く愛用できるタープが欲しい人におすすめです。
Bergans(ベルガンス) タープ
Bergansのタープは、長方形3.5m×2.9mもしくは正方形4.4m×4.4mの大きさから選べる製品です。
正方形は10本、長方形は12本のガイライン・アジャスターが付属しており、臨機応変に設営できます。
丈夫な生地で比較的軽いタープなので、軽量で丈夫なものをお探しの方におすすめです。
重量は長方形が900g、正方形が1.5kgとなっています。
KELTY(ケルティ) ノアズ・タープ9
KELTYのノアズ・タープ9は、軽量ながらも雨風や日差しから身を守ってくれるタープです。
ロールトップのキャリーバッグが付いているため、持ち運びしやすく、すぐに設営ができます。
繋ぎ目はすべてシームレスとなっており、ストレージポケットにコーナーガイラインが付いています。
耐水圧は800mmで、ポールは別売り。
軽量で持ち運びしやすいタープをお探しの方におすすめです。
Snow Peak(スノーピーク) ライトタープ ペンタ シールド
Snow Peakのライトタープ ペンタ シールドは、設置した時の形状が美しい変形五角形の小型タープです。
ソロキャンプにピッタリなワンポールタープで、センタートップにポールを1本立てるだけで自立します。
ポールを使用せずに、パドルやトレッキングポールを使用しても設営することが可能です。
リビング環境を快適にするためのシールド加工が施されているため、遮光性が高く、加工されていないタープよりも体感温度が2~4度低くなります。
そのため、夏場のソロキャンプでの使用におすすめのタープです。
ogawa(オガワ) システムタープペンタ3×3
Ogawaのシステムタープペンタ3×3は、わずか560gと非常に軽量の五角形タープです。
単体で使うこともできますが、同社のテント「グロッケ」の前室として使うのもおすすめです。
耐水圧1,800mmなので、雨風に強くて軽いタープが欲しい方にピッタリなアイテムです。
DOD(ディーオーディー) ライダーズコンフォートタープ
DODのライダーズコンフォートタープは、軽量かつ広い面積をとれるタープです。
グラスファイバーポールを1本横に挿しこむ新しい構造。設営がとても簡単になっています。
また、タープの間口が広くなっているため、バイクを入れやすくなっているのも特徴的。
収納時に幅を取らないよう、5本継のアルマイトポールを使用。バイクに積載しやすくなっています。
ソロキャンプやツーリングキャンプを楽しみたい方におすすめです。
UNIFLAME(ユニフレーム) REVOタープ<solo>TAN
UNIFLAMEのREVOタープ<solo>TANは、コンパクトな張り面積のソロキャンプに適したタープです。
別売のREVOウォール<solo>TANと組み合わせれば、シェルター仕様でキャンプを楽しむことができます。
耐水圧1,800mm以上でUV-CUTコーティング、PUコート、テフロン撥水処理がされているため、雨に強いタープが欲しい方におすすめです。
ポール、ペグ、ハンマーは付属していないので、ポールを使用する時にはREVO ポール 180×2~5本を使うことを推奨します。
ソロキャンプにタープを持ち込むべき理由&おすすめアイテムまとめ
今回はソロキャンプにタープを持ち込むべき理由と、おすすめアイテムをご紹介してきました。
タープを持ち込んだ方が良いのは、日除けや雨除け、虫除けとして使えて、なおかつ荷物置きやリビングスペースが作れるためです。
また、ソロキャンプならではの悩みである周りからの視線を防ぐ役割もあります。
ソロキャンプ用のタープを選ぶ時は、設営がしやすく軽量・コンパクトで機能性があるものを選びましょう。タープを用意してぜひ快適なキャンプを楽しんでみてください。