投稿日:2021年11月14日 | 最終更新日:2024年1月31日
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キャンプや登山などのアウトドアを楽しむなら、やはり泊まりがけで楽しみたいものです。しかし、テント泊となると必要なものも多く、荷物が増えてしまいます。
寝袋(シュラフ)は就寝時の必須アイテムではありますが、意外と大きさがあり荷物がかさばる要因にもなってしまいます。
そこで今回は、コンパクトさを重視したシュラフのメリットや選び方、おすすめシュラフをまとめてご紹介していきます。ぜひ、シュラフを購入する前にチェックしてみてください。
コンパクト重視の寝袋(シュラフ)を選ぶメリット
シュラフはテント泊に必須のアイテムです。
購入する際に「コンパクトさだけを重視しても良いのか」と疑問に感じる方もいますよね。まずは、コンパクト重視のシュラフを選ぶメリットについて解説していきましょう。
車に乗せた時、他の荷物を圧迫しない
キャンプ場や山へ車で向かう際に、荷物の積み込みが必要となります。テントなどのキャンプギアは意外とかさばりやすく、積み込みにくいものも多いです。
車に上手く収納していくためにも、コンパクトにできるアイテムがあると他の荷物を圧迫せずに済みます。
シュラフは様々なキャンプギアの中でもかさばりやすいアイテムなので、コンパクトさを重視することで車へ積み込みやすくなります。
ブランドや素材などによってコンパクトさは異なりますが、通常2Lのペットボトルほどの大きさになれば十分コンパクトなシュラフです。
登山やツーリングにも持っていきやすい
コンパクトさ重視のシュラフは、持ち運びも便利です。
登山やツーリングでは荷物の軽量さやコンパクトさが重視されます。
持ち運ぶ場合、2Lペットボトルほどの大きさで重さは1~2kgほどを基準としてみてください。
登山やツーリング時にはリュックやバックパック、バイクにも収まるサイズのシュラフを選びましょう。
コンパクトさ重視の寝袋(シュラフ)を選ぼう!
シュラフはブランドによって形状や使用している素材が異なっており、対応するシーズンなども様々です。続いて、コンパクトさを重視したシュラフの選び方について解説していきます。
封筒型・マミー型で選ぶなら?
シュラフの形状は、封筒型とマミー型から選べます。
封筒型は折りたたまれた布団のような形状なので、寝返りが打てるほどの余裕があります。
一方、マミー型は人間の体に合わせた形状となっているので、シュラフと体が隙間なく密着します。そのため、温かさを保ちながら眠ることができます。
ゆとりが欲しいなら封筒型、保温性を重視するならマミー型を選んでみてください。
また、マミー型の方がよりコンパクトになりやすいです。しかし、封筒型であっても使っている素材によっては小さく収納できるものもあるので、封筒型が良い方は素材を重視して探してみてください。
ダウン・化学繊維で選ぶなら?
シュラフの中綿は、ダウンか化学繊維の2種類となっています。
ダウンは保温性に優れているだけでなく、軽さ・コンパクトさにも優れています。ダウンの保温性能を表すFP(フィルパワー)が大きければ大きいほど温かいので、ダウンのシュラフを選ぶ際はチェックしてみてください。
化学繊維は水に強く、速乾性に優れているほか、ダウンよりも低価格で購入しやすいというメリットがあります。
価格が安いので、劣化したり損傷した場合でも買い替えやすいです。さらに、自宅で洗濯しやすいのでお手入れが比較的簡単で衛生的です。
どちらも魅力的ではありますが、コンパクトさを重視するならダウンがおすすめです。
化学繊維よりもコンパクトにしやすいダウンは、軽いので持ち運びにも適しています。保温性も高く暖かさを維持できることから、冷え込みやすいシーズンにも向いています。
コンパクトさ重視で選ぶならマミー型のダウン素材
持ち運びに便利なコンパクトさを重視してシュラフを選ぶのであれば、マミー型のダウンシュラフがおすすめです。
マミー型は封筒型よりコンパクトになりやすく、ダウンも化学繊維よりコンパクトになりやすいです。マミー型ダウンシュラフであれば軽量なので、登山やツーリングにも活躍してくれます。
コンパクトさ重視のおすすめ寝袋(シュラフ)9選
キャンプや登山、ツーリングにピッタリなコンパクトさ重視のおすすめシュラフを厳選してご紹介していきます。これからシュラフを購入するという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ISUKA(イスカ) アルファライト 500X
イスカのアルファライト 500Xは、重量が1,000g、中綿はMicro Lite™が500g詰まったマミー型のシュラフです。
3,000mクラスの夏山や春秋の中級山岳での利用を基準として作られているので、保温性にも優れています。独自の3D構造を採用しており、マミー型であっても圧迫感がなく程良いフィット感を実現しています。
ファスナーの内側には「ドライチューブ」が備わっているので、放熱を防ぎながら外気の侵入を防いでくれます。収納サイズはφ18×34cmと非常にコンパクトです。機能性に優れながらもコンパクトさを重視したい時におすすめのシュラフです。
NANGA(ナンガ) UDD BAG 280DX
ナンガのUDD BAG 280DXは、水に強い高機能ダウンとして知られています。
中綿に採用されているのは、超撥水加工を施している高品質・高機能の770FPダウンです。ダウンの弱点である水濡れをカバーしつつも、770FPという高い保温性を確保しています。
シングルキルト構造であることから総重量は550gと軽量さにも定評があります。マミー型のダウンシュラフなので、φ13×20cmまでコンパクトに収納できるアイテムです。
mont-bell(モンベル) ダウンハガー650 ♯3
モンベルのダウンハガー650 ♯3は、その商品名にもある通り650FPの高品質ダウンを用いたシュラフです。
ダウンハガー650 ♯3にはモンベル独自のスーパースパイラルストレッチ™システムを採用していることから、伸びる寝袋としても人気を誇ります。
高い保温性を保ちながらもボックス構造としていることから、重量はスタッフバッグを含んでも720gと軽量です。また、収納サイズとしてもφ15×30cmでコンパクトになります。汎用性にも優れていることから、オールシーズンで活躍するシュラフです。
PUROMONTE(プロモンテ) コンパクトダウンシュラフ600g
プロモンテのコンパクトダウンシュラフ600gは、日本国内でも高品質だとされている河田フェザーのホワイトダックダウンを採用しています。高品質ダウンを用いているので、適応温度は-12℃と非常に低い気温下でも使用可能です。
重量は羽毛量が約600g、総重量が約1kgとされています。収納サイズは17×32cmとコンパクトです。
高品質なダウンに加えて、軽量で開閉しやすいファスナーにもこだわって設計されています。足元もファスナーで開閉可能なので、少し足を出して寝たい時にもおすすめです。
高品質な国産モデルにこだわりたい方には最適なシュラフと言えます。
SEATOSUMMIT(シートゥサミット) トラベラーTrⅡ
SEATOSUMMITのトラベラーTrⅡは、中綿に高品質ダックダウンを350g入れた保温性に優れた1人用シュラフです。ジップを開けることでキルトにも使える便利仕様となっています。
15Dナイロンファブリックを採用していることで、より軽量なシュラフを実現しています。肩と足部分にあるドローコードを絞ることで、より保温性を高められます。総重量は645g、収納サイズは15×35cmと軽量かつコンパクトなシュラフです。
Snow Peak(スノーピーク) バクー550
スノーピークのバクー550は、ダウンでありながらも防水透湿ハイブリッド素材を用いていることから結露の心配がありません。
中綿に使用している550gのダックダウンはドライ感を維持できるようなオリジナル構造となっています。上部にジッパーを付けており、寝たままスムーズな開閉ができる仕様です。
800FPのダックダウンは保温性に優れているので、下限温度も-7℃と冬キャンプにも対応。重量は本体のみで1,120g、収納サイズは21×34cmとなります。保温性を高めるために、ショルダーウォーマーとドラフトチューブを内蔵していることから、寒い季節や登山にも最適な設計です。
Naturehike(ネイチャーハイク) Mini Ultralight Sleeping Bag LW180
ネイチャーハイクのMini Ultralight Sleeping Bag LW180は、12×29cmとコンパクトさに定評のあるシュラフです。収納ケースにコンプレッションベルトも付属しているので、ベルトで絞り込むことでよりコンパクトに収納・携帯できるよう設計されています。総重量も680gと軽量なので、登山やツーリングにも最適です。
春・夏・秋の3シーズン対応しているので、キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、肌寒くなりやすい花見や車中泊、オフィスなどでの使用にもおすすめです。
HUSKY(ハスキー) Husky Dinisグースダウン 700フィルパワー
ハスキーのHusky Dinisグースダウン 700フィルパワーは、その名の通り700FPで保温性の高いダウンシュラフです。重量は940g、収納サイズは16×30cmとバックパックにも十分収納できるよう設計されています。
右開きか左開きかを選択できるので、自分の利き手に応じて選んでみてください。700FPのダウンを採用していますが、価格が安いので買い替えや初めて購入する際にもおすすめできるシュラフです。
LOGOS(ロゴス) ウルトラコンパクトシュラフ・-2
ロゴスのウルトラコンパクトシュラフ・-2は、-2℃の環境にも対応できる保温性の高いシュラフです。高い保温性を保ちながらも、極薄生地のモイスポリウルトラライトと極細繊維0.7デニールのダイナファインファイバーを採用していることから、非常にコンパクトに収納できるこだわり設計となっています。
洗濯機で丸洗いも可能となっているため、いつでも清潔さを保てるメリットもあります。収納バッグはさらに圧縮できるようになっており、従来品に比べると約60%もサイズダウンしています。
コンパクトさ重視のおすすめ寝袋(シュラフ)まとめ
今回は、キャンプや登山でのテント泊に必須のコンパクトなシュラフについてご紹介しました。
コンパクトなシュラフは使い勝手が良いだけでなく、構造や素材にもこだわっているものが多いので、様々なシーンで活躍してくれる便利アイテムです。
コンパクトなシュラフでも寝心地にこだわっているものも多いです。快適な睡眠を確保したい時も、今回厳選してご紹介したシュラフから選んでみてください。