投稿日:2021年10月19日 | 最終更新日:2022年1月28日
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キャンプで焚き火やバーベキュー、様々なアクティビティーを楽しんだ後は、テントの中でゆっくりと休みたいですよね。
キャンプでは寝袋で寝るのが一般的ですが、寝袋だとぐっすり眠れないという人もいるでしょう。
中には、「布団を持っていきたい」と思う方もいるかもしれませんが、布団はかさばるため諦めている人もいるのではないでしょうか?
実はキャンプに布団を持っていき、快適に過ごす方法はあるのです!
今回は、布団のメリットやデメリット、選び方、持っていく方法などについて解説していきます。
キャンプに布団を持っていくメリットとは
はじめに、キャンプに布団を持っていくメリットからみていきましょう。
寝袋より快適に寝られる
1つ目のメリットは、寝袋より快適に寝られる点です。
春のキャンプでは、「昼間は暖かかったのに、夜になるとかなり冷える」ということが良く起こります。
冬になると寝袋や毛布を準備していても寒く感じることが多々あり、冷え込みが厳しくなると寝袋だけでは寒すぎて眠れないというケースもあるでしょう。
キャンプの夜に「寒くて眠れない…」と、羽毛布団が恋しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
また、布団とあわせて敷布団やマットレスも用意できれば、より快適な睡眠をとることができますよね。
お財布の負担が少ない
2つ目のメリットは、お財布の負担が少ない点です。
寝袋はコンパクトなのでキャンプのように荷物を少なくしたい場合には最適です。しかし、購入するためにはお金がかかってしまうので、布団を持って行った方が経済的です。
また、寝袋の場合、ソロキャンプなら1つだけで良いですが、家族で行く場合は人数分用意しなければいけません。
冬キャンプをする場合は、寝袋以外にもマットやコット、インナーシュラフなどの寝具も別途購入する必要があるので、お金がかかってしまいます。
「キャンプ用品の出費を抑えたい」という方は、自宅にある布団やマットレスを持っていくと良いですよ。
キャンプに布団を持っていくデメリットはある?
キャンプに布団を持っていくことには、様々なメリットがあると分かりました。
しかし、メリットだけでなく、デメリットについても理解しておく必要があります。
では、具体的にどのようなデメリットがあるのか解説していきます。
寝袋よりかさばる
1つ目のデメリットは寝袋よりかさばる点です。
普段使っている布団やマットレスは、寝袋と比べるとコンパクトに収納するのが難しいです。
布団がかさばってしまうと、積載スペースを圧迫してしまうため、荷物が多くなりがちなファミリーキャンパーにとっては大きなデメリットと言えます。
夏キャンプの場合は、どこでキャンプをするかによって気候の差が激しくなります。
夜の冷え込みが激しいところもあるので、行先に応じて持っていく量を調節する必要もあります。
寝袋より汚れやすい
2つ目のデメリットは、寝袋より汚れやすい点です。
キャンプをしていると急な雨や雪が降ることもあります。
雨が降れば地面が濡れるのでテント内も汚れやすくなります。
寝袋の表面は化繊素材でできていることがほとんどなので、多少の水や泥が付いても拭き取れば問題ありません。
しかし、布団はコットン素材などでできていることが多いので、水や泥を吸着しやすく、汚れが目立ちやすいです。
雪が降らない季節だったとしても、落ち葉や砂埃などで汚れてしまうものです。布団は簡単に洗うことができないので、汚れてしまうとお手入れが大変です。
ポイントは季節に合った布団を選ぶこと!
キャンプに布団を持って行って快適な睡眠を手に入れたいなら、季節にあった布団を選ぶ必要があります。布団選びのポイントを解説していきます!
夏のキャンプの布団は?
夏のキャンプに布団を持っていきたいなら、敷布団の代わりに使えるマットと掛布団を持参するのがおすすめです。
通気性の良いテントでないと、暑くて寝苦しく感じることが多いため、夏のキャンプに布団は不用だと感じる人もいるでしょう。
しかし、山の中や川の近くなどは夜になると想像以上に冷え込んでしまうこともあるので、布団を用意しておいて損はありません。
冬のキャンプの布団は?
冬のキャンプに布団を持っていきたいなら、防寒対策ができる暖かい布団を選びましょう。布団を持って行っても薄手だと寒さ対策に不十分なので、羽毛布団のような防寒性に優れた布団を選ぶのがおすすめです。
荷物を少しでも減らしたいと思っているなら、最低でも毛布と掛布団は持っていくようにしてください。
マットも持参すればより快適に!
布団だけではなく、マットも持参すればより快適に過ごすことができます。マットは、夏の暑さからも、冬の底冷えからも守ってくれる万能アイテムです。
マットを選ぶ時は、R値と呼ばれる断熱性能がどのくらいなのかチェックしてから決めると良いでしょう。
マット選びの関連記事はこちら!
キャンプにおすすめのインフレーターマット15選!選び方も解説
またマットには、発泡マットやエアマット、インフレーターマットといった種類があるのでどれにするか決める必要があります。
それぞれの特徴を踏まえた上で選んでみてください。
種類だけではなく、テントや体型に合うサイズを選ぶことも重要なので、サイズも忘れずに確認しておいてくださいね!
おすすめの持ち運び方!
キャンプに布団を持っていくことは可能ですが、かさばるためにどのように運べばいいか悩む人もいるでしょう。
続いて、おすすめの持ち運び方について解説していきます。
折りたたみ布団
折りたたみ布団はキャンプにも持っていきやすく、簡単に畳めるため片付けも簡単です。
2つ折りや4つ折りといったタイプだけではなく、丸めて収納するタイプもあります。
キャンプに行くときは、テントやキッチン用品、タープ、焚き火台など色々な道具を持っていかなければいけません。そのため、折りたたんでコンパクトに収納できる折り畳み布団は魅力的なアイテムです。
布団用収納袋
布団用収納袋を使うというのも1つの手段です。
布団用収納袋は大人が入れるくらいのサイズになっているので、布団を収納して運ぶ際に最適だと言えるでしょう。
種類によっては、布団以外にもキャンプ用品を収納できるタイプもあります。
しかし、圧縮するわけではないのでサイズはどうしても大きくなってしまいます。
中には、入れる布団の量によって車の中でかさばってしまうこともあるでしょう。
圧縮袋
圧縮袋を使ってキャンプに布団を持っていくキャンパーもいます。
キャンプはどうしても荷物が多くなってしまうので、少しでもコンパクトに持ち運びたいと思っている人におすすめです。
布団を入れてから空気を抜いてチャックを閉めるジッパー式、バルブから掃除機などを使って空気を抜くバルブ式の2種類があります。
圧縮袋を使うと、半分以下まで小さくすることができます。掛布団と敷布団をまとめて圧縮することもできるので、収納の際に持っておくと便利です。
コンプレッションバッグ
コンプレッションバッグは、寝袋を入れて圧縮するというのが本来の使い方です。
収納袋と圧縮袋の中間だと考えると分かりやすいでしょう。
コンプレッションバッグは撥水加工が施されているタイプもあります。
撥水加工が施されているタイプを選べば、雨や雪などで濡れてしまうのを防げます。サイズが大きいコンプレッションバッグを選べば、羽毛掛布団と敷布団をあわせて収納することも可能です。
布団で寝たいならこんな方法も!
「持っていくのは面倒だけど、できるなら布団で寝たい」と思っている人はたくさんいます。最後に、そんな人におすすめの方法をご紹介します!
キャンプ場でレンタル
1つ目は、キャンプ場でレンタルするという方法です。
キャンプ場によっては、布団の貸し出しを行っている所もあります。ホームページなどで貸し出しの有無を確認しておけば、布団を持っていく手間を省くことができます。
最近は、初心者向けに様々なキャンプ用品のレンタルも増えてきました。
そのため、わざわざ普段使っている布団を持っていくのが面倒だと感じるなら、レンタルが充実しているキャンプ場を選ぶのが良いでしょう。
グランピング
2つ目は、グランピングをする方法です。
グランピングは、キャンプと違ってテントや布団など必要な物が全て用意されています。アウトドアに興味があるけど本格的なキャンプをしたことがない人にもおすすめです。
初心者でも本格的なアウトドアを楽しめるだけではなく、布団で快適に睡眠を取ることもできます。少しでも寝心地の良さを求めたいと思っているなら、グランピングを選ぶのがおすすめです。
テントの設営や焚き火の火熾しもキャンプの醍醐味です。しかし、慣れていないとそれを負担に感じてしまいます。
「キャンプをいきなり始めるのが不安…」という場合は、グランピングでキャンプ感覚を味わってみるのと良いですよ。
「布団で寝ると超快適!キャンプに布団持参がおすすめのワケとは?」まとめ
キャンプでは、寝袋を使って寝るというイメージを持っている方が多いと思います。
寝袋は普段使っている布団と比べてみると微妙な温度調節が難しいため、快眠するのであれば布団がオススメです。
とはいえ、布団はどうしてもかさばってしまうので持ち運びが大変になりやすいです。そん時は、折りたたみ布団を持って行ったり、布団用収納袋や圧縮袋、コンプレッションバッグを使ったりすれば、コンパクトにまとめることができますよ。
コンプレッションバッグはサイズによって収納できる布団の量も変わってくるので、大きめのサイズを選んでおくと使い勝手が良いですよ。
また、キャンプ場でレンタルやグランピングを活用するのも、荷物を運ぶ手間を省けます。色々な方法があるので、自分のキャンプスタイルに合った方法を選び、より充実したキャンプを楽しみましょう。