キャンプでは対策必須!おすすめの虫除け方法&便利アイテム

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アウトドアの中でも近年注目度が高まっているキャンプですが、良い思い出を作るためには事前の対策が重要となります。
特に、自然に囲まれているキャンプ場では虫への対策が必須です。

今回はキャンプ場に出現しやすい虫の種類や特徴から、虫の出にくいキャンプ場の選び方、虫除け対策と便利なアイテムまでを紹介していきます。
キャンプへ行く前に、本記事を読んで対策を万全にしていきましょう。

キャンプ場に出現!気を付けておきたい虫の種類

出典:PIXTA

キャンプ場は自然に囲まれている中に位置していることがほとんどなので、普段は見ないような虫がたくさん出現します。
虫除け対策を行う前に、まずはどのような虫がいるのか把握しておくことが大切です。

キャンプ場に出現しやすい虫としては、蚊やブヨ、ハチ、アブ、毛虫、ムカデ、ヒルなどが挙げられます。いずれもブンブンと周りを飛び交ったり、刺してきたりする虫なので注意しましょう。

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蚊は普段の生活でもよく見かけることのある虫です。
主に暖かい季節に多く見られ、蚊に刺される経験をしたことがある人がほとんどではないでしょうか?
刺された箇所は非常にかゆくなるので、あらかじめ対策をして刺されないようにしておきましょう。

蚊は流れのない水場に発生しやすいので、周辺にそのような場所がないか注意しておくことも大切です。
また、体温の高い人や赤ちゃん、子ども、汗をかきやすい人を好むので、汗をこまめに拭いて対策をしましょう。

ブヨ(ブユ・ブト)

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ブヨはキャンプ場などでよく見かける、非常に厄介な虫です。
蚊よりも大きくハエに似た見た目をしています。水場付近で発生しやすい点は蚊と同じですが、直射日光を避けた涼しい場所を好んでいる虫です。

蚊と同様に血を吸いますが、ブヨの場合は皮膚を噛み千切ってそこから血を吸います。
ブヨに嚙まれるとひどい腫れと痛み・かゆみが伴います。腫れが1週間以上続くこともあります。

ハチ

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キャンプ場に行くとハチを見かける機会が増えます。
ハチに刺されると腫れと痛みが伴います。ハチの種類によっては最悪の場合、命に関わるので十分に注意しておきましょう。

ハチに出くわしてしまった場合、騒がずに静かに逃げてください。
音に驚いて襲ってきてしまうことがあります。ハチがいてキャンプに支障が出るようであれば、管理人などに連絡して対策を取りましょう。

特に気を付けておきたいのがスズメバチです。非常に凶暴で人を襲うことも多くあります。動きが特に活発化するのが秋頃なので、キャンプをする時期にも気を付けておきましょう。

アブ

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見た目はハチに近いアブですが、ハエの仲間でブヨと同じく皮膚を噛み千切って血を吸う特徴があります。出現しやすい場所は川や沼などの湿地です。

また、車の排気ガスや黒などの濃い色に反応しやすいので、キャンプ場の駐車場や服装にも気を付けてください。
ブヨよりも大きく、羽音も聞こえやすいため、近づいてきたらすぐに分かります。距離を取るなどの対策をとりましょう。

毛虫

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毛虫は飛んで近づいてくるようなブヨやハチのような危険性はありませんが、毛に毒を持ち刺してくる毛虫もいるので注意は必要です。
毛虫を見つけたら、とにかく近づかないようにしましょう。また、毛虫の細かい毛が風に飛ばされて皮膚につくだけで炎症を起こしてしまうことがあります。

特に注意したいのがチャドクガという蛾の幼虫です。細かい毛がびっしりと生えているだけでなく毒性もあります。見るのが苦手でなければあらかじめ画像などを検索して、どんな毛虫かチェックしておくと良いでしょう。

ムカデ

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ムカデは基本的に臆病な性格をしているので、自ら噛んだりすることはありません。
知らずのうちに踏んでしまっていたり、靴や服に入っているのを払ったりする際に反撃されてしまうことがあります。
大きいムカデに噛まれてしまうと、酷い痛みや腫れが出てしまうので注意しておきましょう。

ヒル

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キャンプ場だけでなく自然に囲まれた場所に多く出現するのがヒルです。
知らないうちに落ちてきて噛まれていたということも多くあります。湿気を好んでいるので、湿地や雨上がりのキャンプ場などは特に注意してください。

虫の出現度が低いキャンプ場を選ぼう!

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虫に刺されないための虫除け対策は重要ですが、それ以前に虫の出現度が低いキャンプ場を選ぶことも虫に刺されないための1つの手段となります。
ここからは快適なキャンプを満喫するために、虫の出現度が低いキャンプ場とはどのようなところなのかご紹介していきましょう。

標高1,000m以上の高地

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キャンプでの被害が一番多い蚊は、標高が1,000m以上だと生息しにくいと言われています。虫が苦手な方は高地のキャンプ場を選んでみてください。
ただし、「蚊が全くいない」というわけではないので、事前の虫除け対策は必須となります。

山よりも海の方が出にくい

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山より海のほうが虫は出現しにくいです。
そのため、海辺のキャンプ場などを選ぶのも良いでしょう。ただし、海の方が出現しにくいと言うだけで、いないわけではないので対策は必要です。

山にもいる蚊やブヨ以外にも、海の近くに生息するヌカカという虫にも気を付けてください。ヌカカに刺されると、その時は特に異常がなく気づきにくいのですが、時間が経つと腫れてきたりかゆみや痛みの症状が1週間以上出てきたりすることもあります。

林間より芝生がおすすめ

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林間にあるキャンプ場はその名の通り、木々の合間にある自然に囲まれた場所なので虫の出現率も高まります。
虫が少ないキャンプ場を選ぶのであれば、林間よりも開けている芝生がおすすめです。

水辺の近くは選ばない

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紹介した虫のほとんどは水辺で繁殖したり生息していることから、川や湖、池などの水辺が近くにあるキャンプ場は選ばない方が良いでしょう。
ただし、水辺がないからと言って虫がいないということにはならないので、対策は万全にしておいてください。

キャンプでやっておきたい虫除け対策

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虫に刺されてしまうとそれだけでかゆみや痛みが出てしまうので、楽しいキャンプどころではなくなってしまいます。
できるだけ快適に過ごせるように、キャンプでやっておきたい虫除け対策を4つご紹介していきます。

夏キャンプ自体を避ける

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夏はどうしても虫の出現率が高くなる季節なので、夏キャンプ自体を避けることも虫除け対策の1つとなります。
虫の少ない秋の終わり頃から春の初め頃であれば、虫も少なく比較的快適に過ごせるのでおすすめです。

木の真下や草むらには入らない

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木の真下にいると上から毛虫が落ちてくる場合があるので注意しましょう。
特に、毛虫のシーズンである夏頃(6月~8月)は気を付けてください。木の真下に入る場合は、帽子を被るなどの対策をすることで毛虫の直撃を避けられます。

草むらには想像している以上に虫がいます。大きな虫だけでなくマダニのような小さな虫もいるので、できる限り草むらには入らないようにしましょう。
入る場合には、長袖、長ズボンを着用して肌の露出を少なくするなどの対策が必要です。

黒っぽい服装は避ける

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ブヨやアブ、ハチは黒や濃い色味に反応して近づいてくる習性を持っているので、あらかじめキャンプでは黒っぽい服装を避けるようにしましょう。
また、黒や濃い色は熱を吸収しやすく、着ていると体温も上がりやすいので、蚊にも刺されやすくなります。

キャンプでは淡い色の服装や白系の服がおすすめです。赤や青などのはっきりとした色味だと、ブヨが反応しやすくなるので注意しましょう。

肌はなるべく露出させない

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暑い季節には難しいかもしれませんが、肌はなるべく露出させないようにしましょう。
肌が出ていればそれだけ虫に刺されてしまう確率も上昇します。
キャンプ場では、必ず虫除け対策として露出の少ない服装を選びましょう。

長袖・長ズボンが基本となりますが、暑い季節は熱中症にも気を付けなければなりません。暑くなってもすぐに着脱しやすいように、軽く羽織れるようなもので対策しても良いです。
最近では防虫機能を持つ繊維を使ったパーカーなども登場しているので、虫を近づけたくない方はチェックしてみてください。

夏場は暑いので、足元だけでも涼しくしようとサンダルを履いてキャンプをする方も少なくありません。
しかし、虫対策をするのであれば靴下と靴は必須です。特に蚊は足の臭いを好む習性を持っているので、気づかないうちに刺されてしまっていることも多くあります。
また、足に近い地面には毛虫やムカデなども生息しているので、刺されない・噛まれないためにはサンダルを避けてください。

虫除け対策におすすめ!便利アイテム6選

いくら虫の少ないキャンプ場を選んでいたり、虫に刺されにくい服装を心がけていたりしても虫除け対策としては万全ではありません。
虫除けグッズを活用することで、より虫からの被害も抑えられます。虫除け対策におすすめの便利アイテムを6つ厳選してご紹介しましょう。

キンチョー お肌の虫よけ プレシャワーDF PRO 80ml

キンチョーから発売されている「お肌の虫よけ プレシャワーDF PRO 80ml」は、蚊やブヨ、マダニ、アブに効果的です。
イカリジンを配合しているので、虫除けスプレー特有の年齢制限や利用回数制限をなくし、子どもから大人まで使える虫除けアイテムとなっています。
効果持続時間は約8時間。衣類にも使える成分なので、虫が気になる時は服の上からスプレーできます。

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アース製薬 おすだけノーマット スプレータイプ プロプレミアム 120日分

「おすだけノーマット スプレータイプ プロプレミアム 120日分」は、アース製薬から登場している「おすだけノーマット」シリーズの中で最も駆除効果の高いアイテムです。
その名の通り、1回押すだけで薬剤が広範囲に散布され、効果的に蚊やハエを駆除できます。

周囲に散布するタイプですが、屋内だけでなく屋外でも使用可能でキャンプでもその効果に期待できます。屋外で使用する場合の効果持続時間は約8時間です。

富士錦 パワー森林香

富士錦から発売されている「パワー森林香」は、農業や森林作業時にも用いられるほど人気の高い虫除けアイテムです。
見た目は赤い蚊取り線香のようですが、防虫線香なので殺虫効果はありません。安全性の高い成分でできているため、小さな子どもがいても安心して使えるでしょう。

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モスキートキラーランタン

「モスキートキラーランタン」は、LEDライトに殺虫ライトが付いている画期的なアイテムです。
置いておけばランタンの光に虫が集まってきますが、そのまま殺虫ライトで駆除できます。

バッテリー稼働なのでキャンプなどのアウトドアに最適と言えます。水に強い防水加工も施されており、水辺に近いキャンプ場や雨が降った時にも安心です。

キャプテンスタッグ M-3150 CS ヘキサメッシュタープUV

キャプテンスタッグのタープは、キャンプ初心者にもおすすめの虫除けタープです。
メッシュ素材のネットが付属していて、虫が入ってこない仕組みになっています。キャリーバッグ付きなので、持ち運びもしやすいアイテムです。

5人~6人用の大きめサイズでタープの中でも高い耐風性を持ち、さらにUVカット機能も付いている優れものです。

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スノーピーク メッシュシェルター

スノーピークのメッシュシェルターは、暑い季節のキャンプにおすすめのテントです。
メッシュなので通気性が良く、虫を通さないので寝ている間に刺される心配もありません。開け閉めする際に虫が入ってこないように、入り口に虫除けスプレーを散布したり、防虫効果のある線香を用いたりすると良いでしょう。

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キャンプでの虫除け対策&便利アイテムまとめ

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キャンプを思い切り楽しむためには、事前の虫除け対策が重要です。
特に、暑い季節は虫が多く発生しやすいうえに、刺されやすい服装(半袖半ズボンなど)で過ごしている人も多いので気を付けてください。

蚊はかゆみの症状で済みますが、ブヨやアブ、ハチなどは刺されてしまうと痛みや腫れなどの症状が出てしまい、最悪の場合命に関わる危険性もあります。最悪の場合命に関わります。
どのような虫がキャンプ場に出やすいのか、しっかりと理解しておくことで適切な対策がとれるようになります。虫が苦手でも、対策のために習性をあらかじめ知ることから始めましょう。

最近では様々なタイプの虫除けアイテムが登場しています。お子さんがいる場合は、肌に優しい虫よけスプレーを選ぶなど、自分のスタイルにあった虫除けアイテムを効果的に用いるようにしましょう。虫除け対策を万全にしてキャンプを楽しんでみてください。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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