キャンプにおすすめのインフレーターマット15選!選び方も解説

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キャンプで問題となりやすいのが、寝心地の悪さです。
今回は「背中が痛い」「寒い」など、キャンプ時の睡眠環境にお悩みの方におすすめのインフレーターマットについてご紹介します。

寝心地の悪さを改善するインフレーターマットの魅力を解説しつつ、おすすめの商品もご紹介していきます。
「キャンプ時の睡眠環境をより良くしたい!」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

目次

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キャンプで使うインフレーターマットとは?

出典:PIXTA

キャンプで使用されるインフレーターマットは、キャンプ初心者だとどのようなアイテムなのか想像できない人も多いはずです。
まずはインフレーターマットがどういったアイテムなのか、詳しく解説していきます。

睡眠時に使うマットレス

インフレーターマットとは、空気を注入することによって厚みを増すマットレスです。就寝時に寝袋の下に敷いて使用します。

マット内部にはクッション材が入っているので、翌朝に背中や腰などの痛みが発生するのを防いでくれます。
翌日のキャンプの準備やアクティビティ、後片付けなどのパフォーマンスを向上させるためにも揃えておきたいアイテムです。

そんなインフレーターマットはクッション性の他に、優れた断熱性能を有していることも特徴的です。
分厚い空気の層が地面の冷気も遮断し、冬場のキャンプでも底冷えしにくく暖かく過ごせるようになっています。

膨張させる構造は自動と手動の2タイプがある

内部を膨張させて使用するインフレーターマットは、空気の入れ方で自動と手動の2種類に分けられます。
基本的には自動膨張のアイテムが主流にはなっていますが、中には手動で膨らませなければいけないタイプもあるので選ぶ際には注意しましょう。

自動タイプだとバルブを開けるだけで空気が入っていくため準備も楽です。
就寝時の準備が簡単に整えられるので、できるだけ手間を掛けたくない方にもおすすめです。

ただし、手動タイプの場合は自分で膨張具合を好きなように変えられるというメリットがあります。自分好みの使い方ができるほうを選んでみてください。

インフレーターマットを選ぶ時のポイント

出典:PIXTA

インフレーターマットを揃えていても、必ず満足な睡眠をもたらしてくれるわけではありません。
マットを選ぶ際に注意しておきたいポイントが複数あります
そのポイントを押さえながら選び、より自分に合うインフレーターマットを購入しましょう。

使う人のサイズに合わせて選ぶ

インフレーターマットはシングルサイズだけでなく、様々なサイズが各メーカーから販売されています。
もし家族やカップルでキャンプに行く場合には120~130cm程度のダブルサイズがおすすめです。シングルサイズを2つ並べるよりもコンパクトになり、1枚分を収納するだけで良いので手間も省けます。

ただし、体型によっては、1人の使用でダブルサイズがちょうど良かったりする場合もあります。
人数で考えるよりも使用する人の体型で選ぶようにしましょう。

アウトドアシーンに合わせて最適な厚みを選ぶ

出典:PIXTA

インフレーターマットの厚みは商品によって様々です。
地面の上で寝ていることを感じさせない分厚いものから、収納面を考えてコンパクトに設計された薄型のものまで、色んなアイテムがあります。

選ぶ際にはアウトドアシーンに合わせて選択するのがおすすめです。
例えば、オートキャンプ場を利用する際には厚くてクッション性のあるマットでも荷物になりにくいですが、登山やツーリングキャンプとなると荷物は最小限に抑えたいはずです。使用するシーンに適した厚みのものを選びましょう。

耐久性の高い素材を使ったものを選ぶ

インフレーターマットは耐久性を比べて選ぶことも大事です。
マットは基本的にテントの床に敷いて使用しますが、テントを立てる場所によっては石や硬い木がマットに刺さって穴が開いてしまう可能性もあります。

空気を入れ、膨張させて使うインフレーターマットは穴が開いてしまうと使い物になりません。そのため、耐久性も重視して選ぶことが大事になってきます。

特に注目すべき点は素材です。ビニール製は避け、ポリエステルやポリウレタンなどのスポンジ素材の方が耐久性も高く、長く使い続けられます。

断熱や滑り止め加工などの機能性から選ぶ

厚みのあるインフレーターマットなら「どんな寒さも安心」と思ってしまうかもしれませんが、単に厚いマットでも耐熱性の違いによって快適に使用できるかどうかは異なります。そのため、購入時には断熱性を表す「R値」に注目してみてください。

R値は高ければ高いほど断熱性に優れています。
冬キャンプでも雪のない場合にはR値3~4を目安に、0℃を下回る雪に囲まれたキャンプではR値4以上を目安にすると厳しい寒さの中でも安心できます。

また、滑り止め加工が施されているものもおすすめです。若干傾斜がある場所でも就寝中にズレにくく、落ちるリスクも防げます。

キャンプでの睡眠用におすすめのインフレーターマット15選

出典:PIXTA

各メーカーから多数販売されているインフレーターマットをご紹介します。
それぞれ特徴が異なるため、比較しながら自分にピッタリのインフレーターマットを探してみてください。

Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマットハイピーク

Colemanのキャンパーインフレーターマットハイピークは、厚さ10cmで内材にポリウレタンを使用した商品です。
10cmの極厚クッションは地面からの冷気をシャットダウンしつつ、フカフカな寝心地で良質な睡眠をもたらしてくれます。

また、自動膨張式なのでバルブを開くだけで簡単に空気が注入でき、キャンプ初心者にも扱いやすくなっています。
付属の収納ケースはエアポンプにもなるので、自身で好みの硬さに調節することも可能です。

Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ

前述と同じくColemanから発売されているキャンパーインフレーターマット/シングルⅢもおすすめのインフレーターマットです。
こちらはシングルサイズになりますが、約63×195cmと高身長の方でものびのび使える大きさになっています。
小柄な人にもおすすめで、キャンプサイトでゆったり寝たい方には非常におすすめです。

厚みは5cmで地面の凹凸も気にすることなく横になれます。
本体側面にはスナップボタンが付属しており、2つ以上購入して連結させることも可能です。大きさを自由自在に変えられるので、カップルや家族キャンプにもおすすめです。

DOD(ディーオーディー) ソトネノサソイ

シンプルで機能的なアウトドアグッズが揃うDODからもインフレーターマットが販売されています。
ソトネノサソイはその名の通り、寝付きにくい屋外でも眠りに誘われるようなインフレーターマットです。

密度の高い約4.5cmスポンジに加えて、シーツは肌触りの良いポリエステルとコットンの混紡素材を採用しています。
これにより作られる極上の寝心地にハマってしまう人も多いです。シーツは取り外して洗える便利な仕様になっているので、いつでも清潔な状態を保てます。

LOGOS(ロゴス) 55セルフインフレートマット

LOGOSの55セルフインフレートマットは、厚さ約5.5cm、約65×190cmのシングルサイズマットです。
こちらは初心者の方にもおすすめのモデルになっています。

バルブを開ければ自動で空気が入る便利な仕様で、さらに両サイドには連結用のボタンも付いています。
サイズ選びに失敗しても連結させればのびのびと使えることから、幅広い層のキャンパーに人気です。

また、表と裏でカラーが異なる点も魅力的です。
リバーシブルデザインで、キャンプサイトの雰囲気に合わせてお好みの面をチョイスできます。専用の収納バックも付属しているので持ち運びや保管時も便利です。

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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) インフレーティングマット

リーズナブルな価格で様々なアウトドア用品を取り揃えているCAPTAIN STAGからも、インフレーターマットは販売されています。
CAPTAIN STAGのインフレーティングマットはお手頃価格ですが、性能は申し分ありません。
肌触りの良いフロッキー加工が表面に施されており、厚さ5cmのウレタンフォームで快適な寝心地を届けてくれます。

バルブを開けるだけで簡単に空気を注入できますし、収納方法も空気を抜きながら丸めるだけなので初心者にも使いやすいアイテムです。
裏面はノンスリップ加工で滑りにくく、安心して寝られます。

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THERMAREST(サーマレスト) ネオエアートポリュクス

寝袋やマットレス、ブランケット、ピローなどアウトドアにおける寝具を主要アイテムとして販売しているのがTHERMARESTというメーカーです。多くのアウトドアユーザーの心を掴んでいる商品は多々ありますが、中でもインフレーターマットのネオエアートポリュクスは心地良い睡眠を届けてくれると話題です。

10cmの極厚マットと表面を三角形のチューブで互い違いに重ねることで、安定した温かさが保たれるようになっています。バルブは2ヶ所あるのですぐに膨らんでくれますし、専用のスタッフサックも付いているので収納にも困りません。

THERMAREST(サーマレスト) ラグジュアリーマップ

同じくTHERMARESTから出ているラグジュアリーマップには、「プレッシャーマッピング」が採用されています。プレッシャーマッピングの最大の特徴は、身体を適切にサポートするところにあります。

使用する際、特に圧力がかかる部分のフォーム密度を高めることで、抜群の寝心地を体感できます。また、表面は柔らかくも肌触りの良いストレッチニットを採用しています。
ラグジュアリーと名が付くだけあって贅沢な寝心地を堪能できるアイテムです。

FIELDOOR(フィールドア) 車中泊マット

アウトドアだけではなくインドアで使える商品も多数展開しているFIELDOORの車中泊マットは、キャンプでも大いに活躍してくれます。
高密度のウレタンフォームを採用しており、厚さ10cmのマットが浅い眠りになりやすいキャンプサイトでの睡眠の質を高めてくれています。

マットの生地はポリエステルで汚れてもサッと拭き取れる仕様のため、とてもお手入れしやすいです。
また、大型タイプの2重バルブによって自動的に空気が入るため、就寝の準備・片付けも楽にできます。

FIELDOOR(フィールドア) 枕付き車中泊マット

FIELDOORでは枕付き車中泊マットも展開しています。
こちらは先ほど紹介したものと同じく、内材に高密度のウレタンフォームを使用しているのが特徴です。車中泊に最適なシングルサイズではありますが、連結スナップ付きで家族キャンプでも活躍してくれます。

さらに特徴的なのは、枕が備わっているという点です。
枕は専用のバルブがあるので空気量を調節できるので、わざわざ枕を用意する必要がありません。

Hilander(ハイランダー) スエードインフレーターマット(枕付きタイプ)

デザイン性に優れたキャンプグッズを手掛けるHilanderのスエードインフレーターマット(枕付きタイプ)は、スエード生地でできた触り心地の良いマットになっています。
厚さは5cmで枕も備わったインフレーターマットです。

ノンスリップ加工も施されているので睡眠中に落ちる心配もありません。高級感あふれる素敵なデザインと相まって、何度も使用したくなるアイテムです。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) キャンプマットS.I

キャンプグッズの細かい部分にこだわりが見えるSEA TO SUMMITからは、キャンプマットS.Iというインフレーターマットがおすすめです。
このアイテムはキャンプ以外の場面でも使えるオールラウンドマットになっており、特に耐久性とコストパフォーマンスに秀でています。

軽量化を実現するためにマット下部の方は肉抜きを行っているため、非常にコンパクトな設計です。
薄型のバルブで、収納した際に邪魔になることもありませんし、クッション具合をバルブ中央に付いているボタンから行えます。

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NEMO(ニーモ) テンサーレギュラーワイド レクタングラー

NEMOは厳しい冒険にも果敢にチャレンジする人に向けた商品が多数販売されています。今回ご紹介するテンサーレギュラーワイド レクタングラーも優れた機能性によって、厳しい環境でも安心の就寝タイムを過ごせるようになっています。

軽量かつコンパクトなサイズになっており、内部の隔壁にはトラス構造を採用することで伸縮性を抑え、エアマット特有のフワフワしすぎた寝心地を解消しています。
しっかりとした硬さのマットは寝心地が悪いわけではなく、安定感があればうつ伏せになっても肘や膝が地面に底付きすることもありません。

mont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム キャンプパッド

世界で愛される登山グッズメーカーのmont-bellからは、U.L. コンフォートシステム キャンプパッドというインフレーターマットがおすすめです。
こちらは厚さ3.8cmとやや薄めではあるものの、優れたクッション性と保温性を実現したモデルになります。

地面の凹凸や石・木などの突き上げを吸収し、キャンプでありがちの寝心地の悪さを解消してくれます。
また、冷気も遮られやすくなるため、寒いキャンプでも暖かく過ごせます。幅60cmで体格の良い人にも使いやすい点も評価されています。

BIG AGNES(ビッグアグネス) インシュレーテッド AXL エアー マミー

山の近くにオフィスを構えるBIG AGNESでは、どの商品も多数のテストを繰り返した上で商品を完成させます。
テストをクリアし商品化されたインシュレーテッド AXL エアー マミーは、春・夏・秋に適した3シーズン対応の高品質のインフレーターマットです。

快適な睡眠をもたらす8cm厚のエアマットに加え、軽量でコンパクトなインサレーションで持ち運びのしやすさも抜群です。
また、バルブにこだわっていることも特徴で、逆止弁付の大型バブルにより一瞬で空気を抜くことができます。面倒な片付けに時間を割かれることもなく、キャンプ時間を存分に楽しめます。

BIG AGNES(ビッグアグネス) インシュレーテッドエアコアウルトラ レギュラー

同じくBIG AGNESからインシュレーテッドエアコアウルトラ レギュラーもキャンパーから支持を得ています。
厚さ8cmで軽量・コンパクトなインサレーション入りですが、冬でも満足に使えるよう、R値4.5の機能を有したモデルとなっています。

高強度リップストップナイロンを素材に使用し、万が一破れてしまった時のためにリペアパッチが付属されているのも安心できる点です。
最新のバルブテクノロジーで素早く空気抜きができることも含めて、満足のいく使用感が得られます。

キャンプにおすすめのインフレーターマットまとめ

今回はインフレーターマットの機能や役割、さらにキャンプにおすすめの商品を15個ご紹介してきました。インフレーターマットの有無で寝やすさに大きな差が生まれるものです。1回使用してみると驚くほどの寝心地の良さを体験できます。

今回ご紹介してきたインフレーターマットはどれもキャンプで満足に使えるものばかりです。軽量で収納面にこだわるのか、それとも寝心地や耐熱性にこだわるのかなど、自身のキャンプに合わせて選んでみましょう。

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この記事を書いた人 TAKIBI編集部

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