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テントやタープを買いそろえる際、ポールが付属していないこともしばしば。特にキャンプ初心者にとっては、別で購入するにも何を買っていいか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回はテントやタープの設営に利用するポールについて紹介します。
商品のスペック
セット内容
ポール(組立パーツ)×4本1組 2セット
設営用ロープ×4本
キャリーバッグ×1枚
サイズ
本体:直径3.2×高さ125cm~285cm、厚み1.7mm
(有効長:約120~280cm)
設営用ロープ:長さ 5m、直径5mm
重量:1.3kg
素材:アルミ製
生産国:中国
バリエーション
名称・価格 | 色 |
---|---|
28mm マットタイプ 5,180円 | マットブラック(シルバー) |
32mm マットタイプ 6,380円 | マットブラック(シルバー) マットブラック(ゴールド) ボルドー(シルバー) |
32mm ウッドタイプ 7,980円 | ナチュラルウッド ダークウッド |
ポールの必要性
キャンプグッズを用意する上でポールについて考えるのは、二の次になるケースが多いですが、居住空間の骨格となるポールが風や重量に耐えられるか不安だと、せっかくのキャンプも落ち着けません。特にキャンプ中に多くの時間を過ごすリビング(タープ下)の安定性・快適性は重要です。
タープを設営する際には最低2本のポールが必要となります。これをメインポールと呼びます。タープ下の居住空間を広くするならポールを追加しましょう。最大でタープの頂点の数(ヘキサタープなら6本)のポールを用意することで様々なアレンジを行うことができます。また、テントの一部を跳ね上げて屋根を作ったりすることもでき、使い道色々です。
ポールの種類
ポールにはいくつかの種類があり、組立方法や素材が異なるので、好みに合わせて選ぶと良いと思います。
その1 組立方法
組立タイプ(ジョイント式)
概ね4つ程度に分かれた短いポールを連結させて使用するのが、組立タイプです。今回紹介するポールもこのタイプです。中には、パーツがバラバラにならず、組立が簡単にできるように短いポール同士がショックコードで繋がっているタイプもあります。
ジョイント式はポールの買い足しが可能ですし、連結する本数を変えれば長さ調整ができるのがポイントで、多くのキャンパーが使用しています。
伸縮タイプ
その名の通り、1本のポールを伸縮させて使用するタイプです。長さを細かく調節できるのがポイント。1本のポールで細かく高さ調節が可能です。
その2 素材の違い
ポールの素材はアルミとスチールの2種類を中心に展開されています。それぞれの特徴は以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
アルミ | 軽くて扱いやすい | 強度はスチールには劣る 価格は高め |
スチール | 丈夫で安心できる 価格は安め | 錆びやすい 重い |
ポールの太さや厚みによって強度が変わりますが、迷ったらコスパが良くて頑丈なスチール製を使用するのがおすすめです。
ポールの選び方
実際にポールを購入する際は、どこで使用するかによって購入内容が変わってきます。大は小を兼ねる形になりますが、ポールが太ければ太いほど、荷物も多くなってしまいます。
ポールの強度はポールの直径で示されることが多く、メインポールは直径28mm以上、特に大型タープやコットン配合の重いタープであれば32mmが良いとされています。サブで使用するポールに関しては16mm程度で問題ないでしょう。
山の天気は変わりやすく、テントやタープが飛ばされそうになるほどの強風が吹くこともありますので、使用用途に合ったポールを選ぶ必要があります。
以前、推奨サイズより明らかに細いポールを使用したところ、強風時には今にも折れてしまいそうなほど曲がってしまった経験もあり、身を持ってポールの重要性を実感しました。幸いにも折れませんでしたが、不安で仕方なかったです(笑)
Viaggio+のポールをオススメする理由
あまり馴染みのないブランドかと思いますが、私もこのブランドは今回が初めての購入でした。Viaggio+(ヴィアッジオプラス)はユープラス株式会社が展開するアウトドアブランドです。(私はブランドではなくコスパ重視派なので、良品と感じた商品は購入しています。)
YOU+(ユープラス株式会社)ホームページ
Viaggio+(ヴィアッジオプラス)ブランドページ
今回紹介する主な理由は、
・高さがあること
・価格が安価であること
の2点が秀でているからです。
ポールは各メーカーから展開されていますが、280cmまで延長可能なポールは多くありません。
また、他社の製品だと例えば1本6,820円というような値段設定となっています。一方、Viaggio+のポールは2本で6,380円、かつロープと収納ケース付きで非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。
実際の使用感
収納ケースは他のキャンプギアを邪魔しない色・質感です。
約60cmのポール4本を結合して最大280cmまで延長可能です。写真上側(1本目)が先端側、下側(4本目)が地面設置部分です。
1本目は約10cm間隔にサイズ変更できるようにピン穴が5つ開いています。
2,3本目は同じ構造になっており、低めの高さで利用する場合はこの2,3本目を抜くことで調整可能。
4本目の地面設置部分はゴムキャップで補強されており、Viaggio+のロゴが入っています。
高さ280㎝のポール推奨のtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)「焚火タープTCコネクトヘキサ」に使用してみました。ポールの安定感は申し分なく、組み立ても問題ありませんでした。
DODのワンタッチテントと並べてみました。60cmのポールが袋に8本(4本×2セット)入っているので、それなりの大きさになりますが、メインポールとして一つは持っておきたいですね。
まとめ
「たかが棒」と思われるかもしれませんが、侮れないのがポールです。しっかりしたポールを一つ用意しておくことで安心感もバリエーションもアップします。
ブランドにこだわらずコスパを重視される方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。