投稿日:2021年9月1日 | 最終更新日:2021年10月13日
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やんちゃまんけんたいです。
今回はLOGOS(ロゴス)定番のピラミッドTAKIBIシリーズのハイグレードモデル「LOGOS the ピラミッドマスター」をご紹介!
末長く使える一生モノの耐久性を備え、シンプルで美しいデザインが目を引く焚き火台とはいかなるものか?
ちょっと辛口、でも正直にその使用感をレビューしたいと思います。
ピラミッドTAKIBIシリーズ最高峰モデルのベールを紐解く!
ロゴズのピラミッドグリルには、
- ピラミッドグリル・コンパクト
- LOGOS the ピラミッド TAKIBI M
- LOGOS the ピラミッド TAKIBI L
- LOGOS the ピラミッド TAKIBI XL
- LOGOS the ピラミッド 篝火 L
- LOGOS the ピラミッド 篝火 XL
ピラミッドTAIKIBI関連のレビューはこちら!
【LOGOS】便利機能がモリモリ!キャンプ初心者の焚火台選びはコレで決まり!~LOGOS the ピラミッドTAKIBI L
があり、そのハイグレードモデルが「LOGOS the ピラミッドマスター」なります。
総重量:(約)9.6kg
サイズ:(約)幅51×奥行51×高さ31cm
火 床:(約)幅39×奥行38×高さ10.5cm
収納サイズ:(約)幅51×奥行51×高さ2cm
主素材:ステンレス
特筆すべきはその重厚さ。
厚みのあるステンレス鋼が使用され、耐久性が追及された作りとなっています。それでいて、焚き火台を構成するパーツはシンプルで洗練されたデザイン。
まずはその組み立て方からご紹介します。
組み立てはスリットに差し込むだけ!
焚き火台を構成するパーツはこれだけ。
パーツ1点1点を見ても、洗練されたデザインに精巧な加工が施されている事が伺えます。
まず、LOGOSのロゴが入った一番大きな板の四隅へ焚き火台を構成するパーツを差し込みます。
組み立て序盤から既に重厚感が…。この状態でもしっかり自立するので組み立て易いです。
次に、火床となるパーツを四隅のパーツから飛び出た部分へ差し込みます。
飛び出した部分は多段になっているので、一番奥まで差し込みましょう。
火床パーツのスリットへ焚き火台の壁となるパーツを組み立てます。
向かって前後方向のパーツにはロゴマークが入っているので組み立ての方向も分かり易いです。
最後にロストル(燃料を置く網)を重ねて完成です。
このロストルにより、焚き火台内の空気の通りが確保されて効率の良い燃焼状態が出来がります。
いざ、使ってみよう!
焚き火周りのギアを配置して、いざ着火します。
40cm程ある薪ストーブにも使える大きな薪を用意しましたが、焚き火台からはみ出すことなくしっかりと受け止めてくれました。
重さもあるので、安定感があります。
燃焼効率がとても良く、大きな薪でも直ぐに火がつきました。
様々な調理を試してみた!
ロストルや火床がフラットなので、火加減の調整がしやすく、ギアのレイアウトを変えて色々な用途に挑戦しました。
まずは、飯盒で炊飯。
飯盒全体を囲む様に薪を配置し、ムラなく飯盒が温められとても美味しくご飯が炊きあがりましたよ!
次は、お湯を沸かしてコーヒータイム。
小さなクッカーでしたが、薪を中央に寄せてピンポイントで火柱を立てる調整も可能なので、問題なく湯沸かしができました。
また、安全と自然保護の為に焚き火シートを下に敷いていたのですが、火床がしっかりしている為に、焚き火台の底板まで熱は伝わっていませんでした。
安全面や自然保護の点でも優秀な焚き火台だと感じました。
4面のパネル全て使って組み立てましたが、ロゴマークのある1面を外してパネル3面の状態でも使用可能です。
パネル3面の状態だと、薪をくべやすいので料理をする際にもおすすめですよ。
私はこの状態でピザオーブンを使用。
元々良い燃焼効率に加え、薪の調整もらくらく行えるので、とても調理しやすかったです。
「ここがちょっと…。」気になった点
かっこいいし、頑丈だし、使い勝手もいいけど「ここが気になる!」ポイントをご紹介します。
収納袋がついていない
収納袋がついておらず、持ち運びが少し大変です。
専用の収納袋が現段階だと販売されていないので、購入した際の箱にしまっておくか、大きいサイズのしっかりした袋が必要です。
パーツ自体は薄くまとめられますが、数が結構あるだけに「各々のパーツごとに束ねておける様な収納ができれば良かったのに…」と感じました。
後片付けが大変
重量のある焚き火台なので、スッと持ち上げて灰を捨てに行くことは難しいです。
そのため、灰を捨てる際は分解する必要がありますが、側面のパーツを外す際に灰がこぼれてしまいました。灰がこぼれても大丈夫なように、大きめの焚き火シートを使用しましょう。
焚き火に慣れたら「大アリ」な焚き火台!
組み立てや火熾しが簡単、薪がくべやすいなど、利便性が高く魅力的ですし、デザインもかっこいいです。
ただ、重量感がある点や炭の後処理が少し手間なところを考えると、焚き火に慣れた「中上級者向けの焚き火台」といったところでしょうか。
手軽に焚き火を楽しむというより、じっくり腰を据えて火の揺らめきを眺め、興じる…といった感じです。
ただ、燃焼効率はとてもよく、地面まで熱が伝わらない安全性や安定感、組み立ては差し込むだけのスマートな構造と、キャンプにおける焚き火の楽しさを存分に味わう事ができました。
耐久性に関しても間違いなく「一生モノ」の最高クラス。
「LOGOS the ピラミッドマスター」は真に焚き火を楽しみたいキャンパーにおすすめしたい逸品です。