投稿日:2021年8月17日 | 最終更新日:2021年8月18日
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何かと便利なアウトドアナイフ。森や川、湖や山といった自然で行う活動=ブッシュクラフトに向くナイフは総称して「ブッシュクラフトナイフ」とも呼ばれています。焚き火の火を作るために木を細かく裁断したり、切り込みを入れたり、また料理やちょっとした細工に使ったりとナイフ1つで活動の幅が広がるものです。
今回は、機能性も重視しつつ、無骨な印象のナイフを一新するようなデザインで、女性にもオススメしたい、フィンランド生まれのブッシュクラフトナイフ「Kauhavan Puukkopaja(カウハバンプーッコパヤ)Visa95#106」をご紹介します。
Kauhavan Puukkopaja(カウハバンプーッコパヤ)Visa95#106 商品概要
サイズ:全長22cm、刃幅2cm、刃厚3mm、刃渡り9.5cm
重量:90g
参考価格:9,500円(税込)
材質
ブレード材 炭素鋼(炭素0.8%含有)
ハンドル カーリーバーチ(樺)
付属品:革製専用ナイフケース
生産国:フィンランド
公式サイト:https://www.kauhavanpuukkopaja.fi/en/
デザイン性も満点!アウトドア大国・フィンランドが生んだ銘品
フィンランド語で「Puukkoプーッコ」は「ナイフ」を意味し、自然豊かなフィンランドでは古くから軍隊のほか、日常生活下でも使われてきました。
お隣スウェーデン発のモーラナイフと比べ、モーラナイフの刃はステンレスに対し、プーッコナイフは炭素を含む炭素鋼でできています。また、ナイフの持ち手もモーラナイフはプラスチック製に対し、プーッコナイフは伝統的には白樺で作られています。
今回ご紹介するカウハバンプーッコパヤは、「カウハバ(地名)にあるナイフの鍛冶場」を意味し、現在でも伝統工法に則り、職人たちが手作りしています。
付属品である専用ケースは牛の革でできていて、可愛らしいシンプルな装飾が施され、デザイン性に富んだものとなっています。
実用的でしっかりとしたナイフというよりも、スマートでごつくなく、個性を発揮するようなナイフです。
なお、色展開は2色。写真のナチュラルの他にはブラウンもあり、そちらはケースと持ち手が茶色となっています。
機能性も満足!焚き火の用意に最適でアウトドアの力強い味方に
ブッシュクラフトナイフには、刃の材質(ステンレスや炭素鋼)の他にも形状(折り畳みの可否)も含めて様々な種類があります。
カウハバンプーッコパヤのナイフは、そのほとんどが折り畳み式ではない「シースナイフ」です。そのため、強度に優れており力を加える作業も安心して行うことができます。刃渡りについては、ナイフを選ぶときには10cmまでのものを選んだ方が融通が効く印象です。
カウハバンプーッコパヤ(Visa95#106)は、刃渡りを含めて全体の大きさがそれほど大きくなく、持ち運びにも優れていますし、何より扱いやすいのが特徴です。
焚き火の際に薪木を小さく割るとき(バトニング)や、木で自然の着火剤(フェザースティック)を準備するのにも最適です。もちろん、料理で食材を切るといったことも可能です。
実際に利用してみました
筆者は、毎回キャンプをする際には、焚き火道具に入れて持ち歩いています。焚き火の薪木を用意する時に、斧である程度大きく割った薪木をバトニングして細かく割ったり、フェザースティックを作ったりする時に使用します。
なお、刃が炭素鋼なので水分をつけたまま放置しておくとすぐに赤錆が発生してしまうので注意が必要です。黒錆加工をするか、使用後には水分や汚れを必ず拭き取り、乾燥した場所でケースに入れて保管することをオススメします。また、切れ味を継続させるために定期的に研ぐようにしましょう。
まとめ
長らく使いたいナイフだからこそ、自分が気に入るデザインや機能面との両立を考えたナイフを選びたいですね。
自然豊かな北欧生まれのデザインと機能性を兼ね備えたカウハバンプーッコパヤのナイフ。お手入れをしながら、長持ちさせておしゃれにアウトドアライフを楽しみましょう。