投稿日:2021年8月4日 | 最終更新日:2021年8月18日
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暑さが本格的になり、もうそろそろ夏本番。夏キャンプの醍醐味といえばビールが定番ですが、ワインもなかなか捨てがたいですね。冷やして飲むと美味しい白ワインやスパークリングは夏キャンプにぴったり。
秋・冬は体を冷やさないようにホットワインや日本酒、夏は体の火照りを抑えるために冷えた白ワインやビールを嗜むなど、季節に合わせてキャンプ場で楽しむお酒を変えてみるのもなかなか乙なものです。
今回は夏キャンプでビールやワインを楽しむギアやちょっとした工夫を紹介していきます。
キャンプならではのお酒の選び方
キャンプ場に行く時、近くのスーパーや道の駅でその土地の食材を購入して、地元の味を楽しむことがありますよね。地元の蔵で作られる地ビールやワインもその土地の風味を味わえる上に、ご当地食材との相性が良いので料理&地ビール・ワインでその土地の美味しいものを味わい尽くしちゃいましょう。
ニンニクの効いたガッツリした肉料理にはビール、魚介や鶏肉料理、果物やチーズにはスッキリした白ワイン、ローストビーフやシチューには赤ワイン、などなど。ビールを飲もうかワインを飲もうか迷った時は、キャンプ料理に合わせて選んでみるのも良さそうです。
迷った時はビールとワインを両方買って、夏キャンプで地元の味を贅沢に楽しんじゃいましょう。くれぐれも飲み過ぎには気をつけてください。
「キャンプ×焚き火×お酒」が生み出す至福のひと時
夏キャンプでも、標高が高かったり地域によっては陽が落ちるにつれて少し肌寒くなることも。そんな夜は仲間と焚き火を囲んで、お酒を片手にワイワイ会話を楽しむのもキャンプの醍醐味です。
チーズやソーセージを焚き火で炙ってビール&ワインのお供にするのも最高ですよね。自然の中で焚き火を囲んでお酒を嗜むと、普段できない話ができることも。飲み過ぎに注意して、こんな至福のひと時を過ごすのもまた、キャンプの楽しみの一つです。
ソロキャンプでは1人で星を眺めて焚き火の音や虫の音を肴に一杯楽しむのも乙なもの。
これから本格的な夏キャンプシーズンがくるので、自分の好みのスタイルでキャンプを楽しみましょう。
ビール&ワインを美味しく飲む工夫
「キャンプ場に到着し、設営前の駆けつけ一杯」「設営してから景色を眺めながらの一杯」「ご飯どきの一杯」というタイミングでビールやワインが冷えてない!なんてことは無いようにしたいですよね。ビールやワインはそれぞれ美味しく飲む温度があるのをご存知ですか?キャンプ場で乾杯する「その時」までにビールやワインを最適な温度にしておく必要があります。
美味しい温度はビールやワインによって異なります。例えば、ピルスナースタイルのビールはキンキンに冷やして、エールビールや白ワイン、スパークリングは程よく冷えた状態、赤ワインなどは常温、など。
事前に最適な温度を調べて、前日から冷蔵庫で冷やしてクーラーボックス、もしくは保冷バッグなどで温度を保ってキャンプに持っていきましょう。赤ワインは常温で美味しく飲めますが、ぬるくなりすぎたり傷まないように夏の暑い時期は保冷バッグなどに入れて持っていくのがお勧めです。
短時間でビールやワインを冷やす方法
キャンプ場に到着し、いざ乾杯しようと思ったらビールやワインが冷えていなかったり、売店で購入しようと思ったら常温しか置いてない…なんてことがあります。そんな時は、氷とボウル、塩を準備すれば短時間でビールやワインを冷やすことができます。氷はキャンプ場の売店や近くのスーパー、コンビニ、道の駅で調達できますよ。
まずはボウルに氷と塩を入れ、その上に缶ビールを横向きに置きます。ワインの場合は深め、もしくは大きめの容器に氷と塩を入れるといいでしょう。氷は解けるときに周りの温度を奪う性質があるので、塩を入れて氷が溶ける速度を速くすることでボウル内の温度を下げることができます。
缶ビールだと3分程度クルクルまわすだけで、キンキンに冷えたビールを飲むことができます。ワインは冷やしすぎないように、様子を見ながらクルクルまわしてみてください。
美味しい注ぎ方をマスターしよう
「ただ飲み物を注ぐだけ」では勿体ないです!より美味しく飲める注ぎ方を紹介します。
ワインの美味しい注ぎ方
ワインは味だけでなく、香りも重要な要素。なのでワイングラスはワインの香りを最後まで閉じ込めておけるよう、リム(開口部)が閉じているものが多いです。ワインの注ぎ方を工夫すれば風味を損ねずにワインを楽しむことができるので、以下のポイントを抑えて注いでみてください。
・ワインによっては澱(おり)と呼ばれる沈殿物が出ていることもあります。そのため、勢いよく注いでしまうと澱が舞い上がってしまうので注意しましょう。優しく注ぐことでワインの香りを損ねず、澱も舞い上がりにくくなります。また、ワインがグラスの中で暴れてしまうと風味が損なわれることもあるので、ワインは勢いよく注がずにゆっくり丁寧に注ぎましょう。
・グラスに注いだワインをクルクルと回すことで、香りの引き出したり味わいの変化を楽しむことができます。(スワリングと言います)
スワリングでワインの奥深さを楽しめるよう、ワイングラスの1/3程度まで注ぐようにしてください。
・ワイングラスを置いてボトルがグラスにつかないように注ぐ。これにより、ワインの雫がグラスに垂れるのを防げます。
片手でボトルの底を持って注ぐ、ちょっとこなれたワインソムリエのような注ぎ方は慣れていないと滑ってボトルを落としてしまうので、最初は両手でボトルを持って注ぐのが良いみたいです。慣れてきてソムリエのようにスタイリッシュに注げるようになると、いつものキャンプの雰囲気が変わるかもしれませんね。
ビールの美味しい注ぎ方
缶や瓶のまま飲むのも美味しいですが、グラスに注ぐことで余計な炭酸ガスを減らして雑味を減らし、きめの細かい泡立ちや風味を楽しむことができます。ここでは、ビールを美味しく飲むためにチェコのビール会社が勧める「三度注ぎ」と呼ばれる注ぎ方を紹介します。
1.グラスを置き、高い位置から泡を立てるように勢いよくビールを注いでグラスを泡で一杯にする。
2.少し待って泡が落ち着いたら、グラスのフチから丁寧に注ぐ。フチからビールの泡が1cmほど盛り上がったら、泡が落ち着くまで待機。
3.泡がグラスのフチより下がる前にゆっくり注いで、泡がフチから2cmほど盛り上がればOK!
キャンプでビール&ワインを楽しむオススメギア10選
3つの用途ごとにご紹介します。
ビールやワインを注ぐ
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ビアジョッキ
夏キャンプでビールを最後まで美味しく飲むには、缶や瓶からグラスに注いで冷たさをキープして飲むこと。中空二重構造で放熱を防ぎ、豪快にビールを飲めるアイテムです。
THERMOS(サーモス) 真空断熱タンブラー
こちらも同じく真空構造で放熱を防ぐビール用タンブラー。結露しにくいので快適に最後の一滴まで美味しく飲めます。
RIVERET(リヴェレット) 竹製ビアヴェッセル
竹製のビアヴェッセル。竹の繊維が空気を含んでいるので、美味しい温度を飲み終わるまでキープしてくれます。丸いフォルムと質感が自然の中で馴染むデザインの竹製ワイングラス。自然素材だけで作られているので、環境にも優しい製品です。
RIVERET(リヴェレット) 竹製ワイングラス
ワイングラスも作っているRIVERET。ガラス製グラスに比べて破損する心配なく持ち運べるので、キャンプで使い勝手が良さそうです。
ビールやワインを保冷する
YETI(イエティ) クーラーボックス
保冷力と耐久力はもちろん、キャンプでの景観を崩さないデザインのクーラーボックス。キャンプサイトに飾ることで、サイトの雰囲気もグッと良くなります。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 保冷缶ホルダー
350mlのビール缶がジャストフィットする保冷缶ホルダー。缶のままぐいっとキンキンに冷えたビールを飲むのに最適なギアです。
Snow Peak(スノーピーク) ソフトクーラーボックス
未使用時には折りたたんでコンパクトに収納できるソフトクーラーボックス。軽くて持ち運びやすく、保冷力も満足な一品です。
ビールやワインを適温にする
Mayshion アイスキューブ
ビールやワインをさらに冷やしたい場合、氷を入れてしまうと味が薄くなります。あらかじめ冷やしておくと、氷のように扱えて、味を薄めずにビール&ワインを楽しめる優れもの。キャンプで使用する際は、一晩冷凍庫に入れておき、クーラーボックスで持ち運べば保冷力を損なわずに使用することができます。
高敏LEBEN 電動カンキューレ
前述した「短時間でビールを冷やす方法」を電動でやってくれるお役立ちギア。クルクル冷やしている間に設営など他の作業ができるので便利ですよ。
Vacu Vin(バキュバン) ラピッドアイスワインクーラー
「Rapid(=速い)」の名の通り、事前に6時間冷凍庫に入れておけばワインボトルを10分程度で適温に冷やしてくれるギア。キキャンプ前日に冷凍庫で冷やしておき、当日はクーラーボックスで持ち運びすればOK。現地で買った地ワインを素早く冷やすことができます。
まとめ
自然の中で、その土地のグルメを味わい尽くすのもキャンプの醍醐味。キャンプ料理、地ビール、ご当地ワインの種類はとても多いので、その組み合わせは無限大。自分好みの味と組み合わせを探すのもなかなか楽しそうですね。
キャンプには自然の中で馴染むデザインで、持ち運びやすく、それでいて機能抜群なギアを使いたいところ。今回紹介したギアと楽しむためのひと工夫を、ぜひ試してみてください。
今年の夏はいつものキャンプ料理にビールやワインを合わせてみるのはいかがでしょうか?美味しくて楽しい時間をきっと楽しめるはずですよ。