投稿日:2021年7月10日 | 最終更新日:2021年8月18日
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キャンプに行ったらお酒を楽しむ方は多いのではないでしょうか?
お酒を飲むのであれば、おつまみは必須ですね。調理器具と食材があれば、おつまみもその場でサッと作ってしまうことが可能です。
キャンプ初心者の場合、どんなおつまみを作ろうか迷ってしまうこともあるでしょう。また、そもそもキャンプでおつまみを作るためには、どんな調理器具を揃えればいいのか悩んでいる方も多いはずです。
そこで今回は揃えておきたい調理器具から簡単おつまみレシピをご紹介するので、キャンプでもお酒とおつまみを思いっきり楽しんでみてください。
おつまみを作る前に…キャンプで揃えておきたい調理器具まとめ
キャンプでおつまみを作るためには、食材だけではなく調理器具が必要です。
キャンプ用の調理器具はおつまみ作りだけではなく、メインディッシュやスイーツなどを作る際にも欠かせません。それでは、事前に揃えておきたい調理器具をご紹介しましょう。
ガスバーナー
ガスバーナーにはシングルバーナーとツーバーナーがあります。
※上の写真はツーバーナー
2つの調理を同時に行い時はツーバーナーが便利ですが、持ち運びやすさを重視する時はシングルバーナーがおすすめです。
※上の写真はセパレートタイプ(分離型)のバーナー
また、長い時間煮込む調理や大きい鍋を使う時は、ある程度の火力が求められます。そのため、燃料とバーナー本体が分離したセパレートタイプだと火力が大きいのでおすすめです。
※上の写真はシルパット
熱でテーブルが痛まないようにしたい時は耐熱性のあるシルパットがあると便利です。野外での調理は風で火が消えてしまうことも多いので、ガスバーナー用の風防も用意しておきましょう。
クッカー
クッカーとはバーナーで調理をする際に使う鍋のことです。
各ブランドではクッカーセットとして、鍋やフライパンなどをセット売りしています。スタッキングできるタイプが多いのでコンパクトに収納できる上に、1人用やファミリータイプと用途に合わせて選ぶことが可能です。
セットであれば必要な調理器具が一通り揃うのでとても便利です。
少しでも荷物を減らしたい時は、1台で様々な用途に対応できるクッカーを選ぶのも良いでしょう。素材はアルミやステンレス、チタンとあるので、素材ごとの熱伝導の良さや耐久性などもよく確認して選んでください。
スキレット
スキレットとは鋳鉄製のフライパンで、じっくりと熱を食材に伝える性質を持ちます。
ムラなく火を通すことができるので素材が持つ旨味を閉じ込め、誰でも簡単に美味しい料理が作れる調理器具です。
蓄熱性のあるフライパンなので、できたての料理を長く味わい時に適しています。見た目がオシャレなものが多く、調理後、そのままテーブルに出せるのでとても便利。
サイズのバリエーションは様々あります。1人用であれば6インチ、2~3人分なら8インチ、さらに大人数となると10インチ以上が目安です。
ダッチオーブン
ダッチオーブンは鋳鉄製の鍋で、サビやすい・傷付きやすい・重いというデメリットがあります。
しかし、最近はサビにくい黒皮鉄製やステンレス製の商品も登場しており、扱いやすいものも。
蓋の上に炭を置けばオーブン調理も可能で、煮込み料理以外にもローストチキンやパンといった調理も可能なので、バリエーションが広がるでしょう。
キャンプ用にダッチオーブンを選ぶ時は、鍋の上に炭が置きやすいように蓋に枠が付いたタイプがおすすめです。
サイズも少人数から大人数まであるので、用途に合わせて選んでみてください。4人ぐらいなら10インチが目安となります。
シェラカップ
持ち手のついた金属製のカップです。
直火にかけられるので調理器具としてはもちろん、食器やコップ、計量カップ、お玉など様々なものに代用できます。
主な素材やステンレスやチタン。
ステンレスは重量がありますが丈夫で価格もお手頃です。一方、チタンは軽量かつ錆びにくく、お湯を早く沸かすことができます。素材は好みで選んでも良いでしょう。
計量カップやドリンク用のカップとして使うのであれば、400ml以下が最適です。調理目的であれば、400ml以上のサイズを選びましょう。
ナイフ・カッティングボード
ナイフとカッティングボードがセットになっているものであれば1度に揃えることができ、専用ケースもついてくるので収納も楽ちんです。
キャンプ用にナイフを買う際は、錆びにくいステンレス製がおすすめです。
切りやすいナイフを選びたい時は刃が薄い商品を選びましょう。他にも軽さや持ちやすさもチェックすると使い勝手の良いナイフが見つかります。
また、刃が出た状態だと危険なのでハンドルに収納できるフォールディングナイフだと持ち運び際にケガをする心配をなくせます。勝手に刃が出てこないように、ロック機能など安全性にも注目して選んでください。
メスティン
持ち手のついたスクエア型の飯盒がメスティンです。
バーナーで加熱調理ができ、炊飯だけではなく煮込み料理や焼き料理、蒸し料理までできます。それなりに大きさがあるので、バーナーヘッドなどちょっとした調理用具を収納することも可能です。
調理の後は食器として使えるので、ソロキャンプでは特に役立つ調理器具と言えます。1~2人用であれば、800ml前後の容量が目安です。
それ以上の人数分の調理では1000ml以上の容量を選びましょう。
キャンプで作るおすすめおつまみレシピ8選
調理器具が揃ったら、今度はどんなおつまみをキャンプで作ろうか悩むところでしょう。おつまみ選びに悩んでいる方は、おすすめレシピを参考にしてみてください。
ここからはキャンプでは定番のものを中心に、簡単に作れるおつまみレシピをご紹介していきます。
もはや定番!ベーカマ
カマンベール全体をベーコンで包み、スキレットを使い焼き色が付くまでカリッと焼くだけで作れてしまうおつまみです。
ベーコンを切ると出てくるトロトロに溶けたチーズがたまらず、ビールやワインのお供におすすめです。
粗挽きの黒コショウをかけて焼けば、ピリッとした辛さがアクセントになり、ベーコンやチーズとの塩っ気とも合います。
チーズを付けたベーコンをバゲットにのせても最高ですよ。一緒にアスパラやトマトなどの野菜を焼いて、溶けたチーズをかけて食べるのも贅沢でしょう。
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缶詰を使って簡単調理!コーンバター
コーンバターといえば居酒屋では定番のおつまみです。
缶詰のコーンであれば、わざわざ調理用具を使わなくてもコーンバターが作れます。
缶詰に入っているコーンの水気を切り、ラベルを剝がした缶詰に再び入れてください。食塩入りのバターをのせて、缶詰を網の上に乗せて直火にかけましょう。約30秒経つとバターが溶けてくるので、溶けきったら混ぜてバターを全体にからめて完成です。
塩っ気が足りない時は好みで塩を足しましょう。コーンだけでも美味しいのですが、焼いたベーコンやフライドオニオンなど加えても美味しいので、アレンジして食べるのもおすすめです。
ワインと合わせたくなるアヒージョ
キャンプでワインを飲むのであれば、オリーブオイルとニンニクで食材を煮込んで作るアヒージョがおすすめです。
スキレットやクッカーがあれば、オリーブオイルをたっぷり使うアヒージョも簡単に作れます。
アヒージョと言えばアサリやエビなど魚介類が定番ですが、キャンプだとなかなか用意できないこともあるでしょう。また、メインが肉料理というケースも多いので、そんな時は野菜中心のアヒージョがおすすめです。
例えばマッシュルームやマイタケ、ナス、ズッキーニ、ブロッコリー、カマンベールチーズなどがアヒージョに合います。余った野菜やお好みの食材でオリジナルのアヒージョを作ってみましょう。
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スキレットで作るハッセルバックポテト
ハッセルバックポテトとは、ジャガイモに細い切れ目を入れて焼いたスウェーデン料理です。
作り方は簡単で、皮ごと綺麗に洗ったジャガイモの水気を取り、薄切りにする感覚で全体に切れ目を入れます。
ジャガイモをオリーブオイルか水に5分ほど浸しておきましょう。スキレットやダッチオーブンにジャガイモを入れて、こんがり焼けば完成です。
シンプルな味を好む人は焼く際に塩コショウやハーブソルトを加えましょう。切り目の間にチーズを加えたり、バターと醤油、すりおろしにんにくを混ぜたタレを塗って焼いたりするなどのアレンジもおすすめです。
主役級料理はスペアリブで決まり!
主役にもピッタリなおつまみを作りたい時は、キャンプ飯では定番のスペアリブがおすすめです。スペアリブにフォークで穴を開け、塩コショウとニンニクを刷り込んで1時間以上放置しましょう。
片栗粉を付けたら、スキレットやダッチオーブンにオリーブオイルをひいて全面に焼き色を付けます。水または炭酸水を浸る程度の高さまで注ぎ、火が通るまで煮ます。煮えたら火から離し、一度完全に冷ましましょう。
冷めたスペアリブをフライパンで再び焼き、タレで味付けをしていきます。タレは市販でも売っていますし、醤油やみりんを加えてオリジナルのタレを作るのも良いでしょう。少し手間はかかりますが、慣れれば簡単に作れるようになります。
おしゃれキャンプにはローストビーフ
ワインやビールと相性の良いローストビーフは、ダッチオーブンがあれば、キャンプ中も簡単に作れます。
塩コショウとニンニクを刷り込んだ牛モモ肉の全面をフライパンで焼いたらラップで二重に包み、さらにアルミホイルを巻きます。
ダッチオーブンにお肉全体が浸かるほどの水を入れて沸騰させ、お肉を入れたら5分程火にかけましょう。火を止めたら30分ほど、そのまま放置してください。お湯から取り出したら常温になるまで冷まし、冷蔵庫やクーラーボックスに入れて冷やせば完成です。
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さっぱりさせたい時は簡単ピクルス
さっぱりしたおつまみが欲しい時はピクルスがおすすめです。
ピクルスは漬け込みが必要なので、キャンプ当日よりも事前に家で仕込んでおくと良いでしょう。
500mlの容器であれば、お酢250ml・水75ml・砂糖小さじ3・塩小さじ2を鍋で沸騰させればピクルス液の完成です。
トマトやキュウリ、大根などお好みの野菜を適当なサイズに切り、熱湯消毒した保存便に入れてピクルス液を注ぎ、漬け込めば出来上がります。お好みで鷹の爪や塩コショウを入れても美味しいです。
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ダッチオーブンがあれば燻製もできちゃう!
ビールに燻製の組み合わせも最高です。ダッチオーブンなら色々な燻製を作ることができます。ダッチオーブンのアルミを敷き、その上にスモークチップと散らして網をセットすれば、燻製を作る準備は完了です。
網の上にチーズや生ハム、はんぺん、ナッツなど燻製したいものを乗せて中火にかけます。煙が出てきたら弱火にして、じっくり加熱していきましょう。調理している段階からスモーキーな香りを楽しめるところが燻製の魅力と言えます。
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キャンプで作るおつまみ&揃えておきたい調理器具まとめ
今回はキャンプでおすすめの簡単おつまみレシピと揃えておきたい調理器具をご紹介しました。
開放的な空間でのお酒はいつも以上に格別で、おつまみがあればよりお酒が美味しく感じるはずです。
ご紹介したレシピは料理があまり得意ではない人も気軽に、簡単に作れるものとなっています。
また、事前に揃えておきたい調理器具はおつまみ作り以外でも大活躍するギアなので、ぜひ揃えておきましょう。スキレットやダッチオーブン、シェラカップは日常的にも使えるので、料理好きな人は持っていて損はしませんよ。